シィルちゃん物語りたーんず

幸運の坩堝P

GGS3補完企画。テーマはいつもの『ラブ&お馬鹿』で細切れ文と絵。

黒マジスコドリンク

媚薬でランス自爆系◇2009/02/19  えち

ここ三日ほど外食続きだったので、今夜はたっぷりおうちごはんを堪能しようと思う。 きっとシィルも期待しているはずだ、いや、期待しているに違いない。 そんなシィルちゃんの期待に応えるために、密かに買い求めておいたアイテムがある。
「黒マジスコドリンク……ですか?」
冷蔵庫から出した俺様のひみつアイテム『黒マジスコドリンク』を、シィルが不思議そうに見ている。
「おう、三日ぶりだし、お前にサービスしてやらんといかんからな」
黒マジスコドリンクは、黒マジスコ(実際に見た事はない)をシンボルキャラクターにした栄養ドリンク、 というかむしろ強精剤だ。からっからに枯れたじじいでも、一晩十連射可能になると謳われている。 ヘルマンのシベリア付近では、これを箱買いするじじいがいるとかいないとか。すげえじじいもいたもんだ。
「ランス様には必要ない、というかむしろ危険なのでは……」
なんだシィル、その反抗的な目は。わざわざおまえのために買ってきてやったというのに。
む、お前のために用意してやったのに、なぜ不安そうな顔を。ははーん、わかったぞ。 本当は踊りたくなるほど嬉しいのに、はしたないと思われたくなくて、わざとイヤそうな顔をしているんだな。 シィルとは数え切れないほどやりまくっているが、そーゆー初々しさは感心感心。
「いえ、本当に不安なんです……」
シィルのつぶやきは聞こえないふりをして、俺様は黒マジスコドリンクを一気にあおった。

「おおおおおお、きたきた来たー!」
あらかじめ服を脱いでおいたのは大正解。ベッドに行くのももどかしく、食堂のテーブルの上にシィルを押し倒す。
「きゃあ、ランス様!?」
ワンピースをぺらりとめくり、素早くぱんつを脱がせる。
「や、ちょっとランス様、待っ……きゃうっ!」
「おいこら、暴れるとテーブルから落ちるぞ」
全然濡れてないアソコに発射0カウントに近いハイパー兵器が収まるはずもなく、 仕方ないので、挿れずに擦りつける。おお、これはこれでまたええ感じに……とっとっと、まだ出さないぞ。 いくら十連射可能でも、無駄弾は打ちたくないからな。 強弱を付けて擦りつけてやると、じんわりと花弁は熱くなりぬめってくるのが解る。
「ほほう、シィルちゃんは気持ちよさそうだな?」
「んっ、そ、そんなこと」
「それじゃあこの、裏スジあたりにこりこり当たってるのは何かなあ?」
ちょっぴりハイパー兵器をずらし、ぷくりと充血しているクリトリスを指で軽く弾くと、 嬌声と共にびくんとシィルの身体が跳ねる。とろりと粘度の高い蜜を溢れさせる花弁に、素早くハイパー兵器を収納。
「さて、続きはベッドでじっくり楽しもうか」
「続……き……って、ああっ」
そのままシィルを抱え上げ、寝室に移動。腕と脚とアソコの中で、しっかりとしがみついているシィルを、 たまに揺さぶったりすると、そのたびに、何とも言えない甘い喘ぎ声が漏れる。
「あーあ廊下がべたべただなあ、シィル後で掃除しておけよ、何たってお前が汚してるんだからな」
何たって俺様はまだ出してないからなあ。この、廊下にてんてんと垂れている液体は、ぜーんぶシィルのものだ。 まあ、俺様がこぼしたとしても、掃除はシィルの仕事だけどな。

ベッドに投げ出したシィルの腰を掴んで、超高速ピストン開始。硬いテーブルの上では、 俺様の動きがダイレクトに刺激を与えるが、スプリングの効いたふかふかベッドの上だと、 微妙に予想外の動きが加わって面白い。というか、ちょっとそろそろやばい。
シィルも息が上がってるし、とりあえず一度出しておこう。
「とー!」
黒マジスコドリンクの効果か、シィルの中にたっぷり出してもハイパー兵器はハイパーなまま。 いった直後でシィルはぼんやりしているが、 シィルの内は既に次なる刺激を求めてぴくぴくとハイパー兵器に絡みついてくる。 貪欲だな、シィルちゃん。だが、今夜は心ゆくまで付き合ってやるぜ!
「ん、ランス、様」
ふにゃふにゃしているシィルにばんざいをさせて、ワンピースをすっぽり脱がせる。 うっすらと汗をかいて上気した肌を、掌で撫でくりまわす。 俺様の手が性感帯に触れるたび、シィルの内側がきゅうきゅうと締め付けてくる。相変わらず本人はぼーっとしてるが。
今度はゆっくりと、シィルが喜ぶポイントを探りながら腰を振る。その間も、愛撫の手は止めない。 本来シィルは奴隷で俺様がご主人様なのだが、たまにはシィルに奉仕してやってもいいだろう。
「ランス様、ランス様……」
おおっと、シィルちゃん、感じすぎ。たまに優しくしてやると、これだから面白い。
「どうした、キスでもして欲しいのか」
シィルは何も言わずに目を閉じ、軽く顎を上げた。シィルの細い指が俺様の腕を這い上り、肩から首をなぞっていく。 積極的にキスをねだるシィルが、ちょっと新鮮。ご褒美に、唇を重ね、舌を絡ませてやる。 いつもより熱い舌を味わいながら、腰の動きを心持ち緩める。すると、焦れたシィルが、自ら腰を使って……


気が付くと、窓の外は明るくなっていた。
十五回めまでは覚えているのだが、その後はひどく記憶が曖昧だ。 シィルは寝ているはずなのに、無意識なのかゆるゆると腰は動き、更なる射精を促してくる。
…………ごめんなさい。
無理、もうほんとに無理だからっ!
「おちまい?」
らめぇっ、赤玉出ひゃうぅぅ!!

「……だから、ランス様には必要ない、って言ったのに……」