シィルちゃん物語りたーんず

幸運の坩堝P

GGS3補完企画。テーマはいつもの『ラブ&お馬鹿』で細切れ文と絵。

お口で2

非或論散(媚薬)使用でシィル攻っぽい◇2009/07/23  えち 右ランス

非或論散は効果のある媚薬としては安価なので、たまーにシィルに飲ませたりしている。 おやつや食事にこっそり混ぜて、非或論散を飲まされた事に気づかないまま欲情するシィルを言葉攻め、 というのも楽しいが、飲ませる時に嫌がるシィルを見るのも面白い。 何をやらせてもちゃんと反応するシィルをからかうのは、何年経っても飽きない遊びだ ……うむ、だから別にシィルを愛しているわけではないと、何度言えば。
そして今夜も、非或論散をシィルに飲ませたわけだ。

いつもより感度の良いシィルと一戦楽しんだ後、とりあえず一休み。 いきまくり過ぎてちょっとうとうとしているシィルの横で、俺様もごろりと寝ころんで目を閉じる。 さっきまで荒かったシィルの息がおとなしくなったようなので、そろそろ二回戦を始めようかと思った時。
つんつん。
なんだなんだ?脇腹がこそばゆいぞ。どうやら、もっそりと体を起こしたシィルが、俺様をつついてるらしい。
つんつんつん。
「ランスさまぁ」
指先で脇腹をつつきながら、シィルは鼻にかかった甘い声で俺様を呼んでいる。
「ねちゃったのかなあ?」
つんつんとくすぐったい刺激が、脇腹から腹部へと移動している。 胸の上に頭を乗せ、柔らかい唇を押しつけてきたりもする。俺様が寝ていると思ってるのか、なんだかやりたい放題だ。 もうちょっと寝たふり続けた方が良さそうだな。
「ラ、ン、ス、さま?」
つ、つ、つ、つー。
つんつん運動を止めた指先が、今度は俺様の鍛え上げて割れた腹筋をなぞっている。何をしたいんだ、シィル。
「いたずら、しちゃうぞ?」
ほほう、非或論散が効いてるシィルちゃんは、俺様にどんないたずらをするのかなあ? 興味津々でさらに寝たふり続行。

指だけでなく掌も使って、シィルが俺様の腹を撫でている。たまにおへそに指を突っ込んでくりくりと刺激してみたり、 脚の付け根を強めにマッサージするようになぞったりもする。あ、ちょっと気持ちいい……のに、 肝心のハイパー兵器に全く触らないのは、わざとか?わざとなのか!? それでいて、先っぽにふっと息だけ吹きかけてみたり、どこでそんな事覚えてきたんだよ、シィル。
「ランスさま、きもちいい?……って、おやすみだからわかんないよねえ」
くすくすと笑いながら、シィルは相変わらず甘ったるい声で囁いている。
「こおゆーのはどーかなあ?」
シィルはよいしょと俺様に跨ってきた。上下逆、つまり69の体勢なわけだが。
「っ!?」
いきなりハイパー兵器をくすぐられた。指とか舌じゃない、ふさふさもこもこの髪でだ。 目を開けてみてもでっかいお尻で下半身の様子は見えないが、 一房つまんだ自分の髪で、俺様のハイパー兵器をくすぐってるんだろう、たぶん、そんな感じ。 柔らかい巻き毛がふわふわとナニにまとわりつく感触。時折毛先が尿道口にちくちくと刺さったりして、 わざとか偶然かは知らんが緩急のある刺激に思わず声が出そうになるが、我慢我慢。
「んんーなんかべたべたしてきましたよ、ランスさま、どうしたのかなあ?」
気持ちいいからだよ、と答える事もできず、唇を噛んで我慢する俺様。 だって、シィルに喘がされるなんて、なんとなく悔しいじゃないか。

「なんかすごいなあ、そうだ、シィルがきれいにしてあげるね?」
なんなのこの子、解っててやってるの?機嫌良さそうに鼻歌を歌いながら、シィルはハイパー兵器をむんずと握る。 ぺろり。いつものフェラチオとは違う。先端、それも鈴口だけをちろちろと舌先で舐めている。 もうちょっと全体的に舐めたり扱いたりして欲しいなあ、その方が気持ちいいんだけどなあ。 しかし、シィルは我慢汁を舐め取る事しか考えていないようだ。うう、これはちょっともどかしい。
「もう、なめてもなめても、またあふれてくるよ……」
そりゃあもどかしいとはいえ、気持ちいい事には変わりないからな。少し考えるような仕草をして、 シィルは先端に唇をつけ、ちゅっと尿道口を吸い上げた。
うはあ!?
ちゅうちゅうと断続的に吸われて一気に射精感がこみ上げてくる。 このままシィルの顔にぶちまけてやろうか、と思ったところで、はっと気づいた。 シィルめ、根本をしっかり握ってやがる。出したいのに出せないゆ~れるま~わるふ~れる切ないこの気持ち、 そろそろ寝たふりを止めようかと顔を上げると、目の前にシィルのあそこがあった。 ふうん、さんざん俺様の事べたべただとか言ってたけど、シィルだってもうべたべたのとろとろじゃないか。 触ってもいないのにひくひくと小さく痙攣する襞から、つつーっと蜜が溢れる。
あーもうたまらん!
「ん、ひゃっ、ランスさまっ?」
尻っぺたを両手でがっちりと掴んで、中心にむしゃぶりつく。
「シィルのここもべたべただからな、俺様が綺麗にしてやるぞ」
感謝しろよ、と言いながら、ぺろぺろぴちゃぴちゃと舐め回す。さっきのシィルよりもしつこくねちっこく。 どっちが主導権を握っているのかはっきりさせてやらんといかんからな、がははははは! 俺様の髪の長さではくすぐる事はできないが、ちゃあんと中心に口を付けて強く吸ってやったりもする。
「や、あ、あん、ランスさまぁ」
突然の激しい攻撃に、しばらくはされるがままに喘いでいたシィルだったが。
「うっ、ふ、にゃ……ま、まけませんよ……ん、はむっ」
喘ぎ声混じりにそういうと、シィルはぱくりとハイパー兵器をくわえた。俺様だって負ける気はないぞ。