滝
轟の滝 (とどろきのたき)
場所:海部郡海陽町平井
別名で、王余魚滝(かれいだき)と呼び、多くの滝を総称して轟99滝と言う。
垂直にそそり立つ岩壁の間を豪快に水が流れ落ち、直下約58メートルで、
水量は多く滝壺も大きい。写真に収めるには水飛沫を多少あびます。
身近に破壊力を体験できるので、この滝はかなりのお薦めの滝です。
轟の滝は上流に登ると、他にも素晴らしい滝を見る事ができます。
その中で個人的にお勧めな滝は、
二重滝・鳥返し滝・横見滝・鍋割滝 です。
日本の滝100選に選ばれている滝です。
大釜の滝 (おおがまのたき)
場所:那賀郡那賀町沢谷
落差20メートルから、一気に流れ落ちる滝は豪快そのもの。
釜と名がつくだけあり、滝壷は釜の形をしている事がすぐに分かる。
滝壺には大蛇が住むと言う伝説が有名である。百選に選ばれるだけあり、
滝の多い木沢村の滝の中でも別格である。小釜の滝も存在するが、
小釜の滝は道沿いから、全体を見るのは不可能です。
日本の滝100選に選ばれている滝です。
雨乞いの滝 (あまごいのたき)
場所:名西郡神山町神領根
滝は雌雄2つに分かれていて、滝壺に流れ込んでいる。
別名が「夫婦滝」で、写真は雌の滝で百選に選ばれている方である。
昔、雨が降らない時に、この滝で雨乞いをした事から、この名がついた。
この滝にに辿り着くまでに、600メートルの遊歩道を登らなければならない。
途中にうぐいす滝・不動滝・地獄滝・観音滝等があります。
水量こそ少ないものの、神秘的な雰囲気を感じる滝である。
日本の滝100選に選ばれている滝です。雄の滝は
こちらに掲載。
大轟の滝 (おおとどろきのたき)
場所:那賀郡那賀町沢谷井元
木沢村には多くの滝が存在しているが大釜の滝と張る程の
滝と言えば、この大轟の滝である。国道193号線のすぐ横にあり、
私が滝を好きになるきっかけになった滝です。
白い石灰石の高さ三十メートルの絶壁から白い軌跡を描きながら、
三段に分かれて、四条になって、優雅に流れ落ちている。
土釜 (どがま)
場所:三好市三野町太刀野山土釜
貞光川の激しい流れによって、緑泥片岩が長い年月をかけて
侵食されて出来上がった大きな釜(滝壷)である。幅2メートル程
の岩間を滝が落下し、約7メートルで、3段に分かれている。
3つの釜は、どれも深い淵である。一度沈んでしまうと二度と、
浮き上がってこれないと言う噂もあります。
土々呂の滝 (どとろのたき)
場所:美馬郡つるぎ町半田字中熊
落差30メートルの滝で、県下でも屈指の名瀑と知られている。
5月から10月にかけて滝がライトアップされている。
夜の幻想的な光景を見る為に夕方から訪れる人も多い。
ライトアップについては、夕方から夜8時、夏は夜10時まで。
神通の滝 (じんつうのたき)
場所:名西郡神山町上分江田
日本の滝100選の滝「雨乞いの滝」と同じ神山町に存在する、こちらも
神秘的な雰囲気を持つ滝。落差、約二十メートルから一直線に流れている。
滝を囲んでいる地形も、神通の滝と言う名前にふさわしい雰囲気をもっている。
冬期に凍結する事で有名なので、冬に訪れてみたが、凍結時の滝を見る事は、
できませんでした。近年は、地球温暖化のあおりを受け、全面凍結時の
神通の滝を見る事は難しいらしいです。( 神通の滝の写真 [
@])
鳴滝 (なるたき)
場所:美馬郡つるぎ町貞光猿飼
三段になって流れ落ちる、県内最大級の長さを誇る落差85メートルの滝。
さらに細かく七段になっているとも言われ、七滝(ななたき)が転訛して、
現在の鳴滝(なるたき)になったとも言われています。
江戸時代からの阿波の名所でもあり、藩主がよく見に来ていた事や、
剣山に登る者が身を清めていたとも言われています。
八枚なべら
場所:三好市三野町太刀野山
河内谷の激流に長年もまれ続けた巨大な岩石が、座敷状で表面が滑らかな
一枚岩に仕上がった。その広さ二十畳ぐらいの厚いなべら石が八枚並んだ
奇観は珍しい存在である。この岩が谷水をさえぎり、水がよどみ淵を
形作ったがいつしか雌雄二匹の大蛇が住み着くようになり、満濃池や
龍頭の滝、雨乞山の頂上付近まで徘徊するのでお山の守り神、
龍神さんの化身と崇められた。(案内板の内容より抜粋)
三枚とべ
場所:三好郡東みよし町東山滝久保
吉野川の支流、小川谷川のさらに支流の滝久保谷川にかかる滝。
板のように表面の滑らかな3つの岩盤の上を滑り落ちるように流れる
3段の滝である。落差は上から順に約8m、3m、10mほどで、
水量はやや少な目であるがそれぞれの段に小さな滝壺がある。
滝の2段目の3段目の間に遊歩道が横切っており滝を間近に見ることが
できる。阿讃サーキットに行く途中にあります。
龍頭の滝 (りゅうとうのたき)
場所:三好市三野町加茂野宮
香川県と徳島県の県境にある阿讃山地は滝が少ないのであるが、
その中でも最大級の滝である。水量はやや多めで滝壺も浅い。
岩を背景に水が横向きに放物線を描く姿はなかなか美しい。
この滝の500m下流に弘法大師が開基したと伝えられる名刹滝寺がある。
龍頭の滝も信仰に深く関わる滝なのであろう。滝の前には注連縄が
張られており、滝の神々しい雰囲気を高めている。
また滝寺の近くには紅葉温泉やふれあい広場があり、訪れる人も多い。
金剛の滝 (こんごうのたき)
場所:三好市三野町加茂野宮
龍頭の滝から遊歩道を200mほど登るとこの滝に着く。落差は
こちらの方があり、水量はやや多めで滝壺も浅い。
龍頭の滝を1の滝、この金剛の滝を2の滝と呼ぶこともある。
滝のすぐ脇には屋根のある滝見台があり、座ってこの滝を鑑賞できる。
また滝の周りはモミジが多く、秋の紅葉の頃はより一層美しい。
裏見の滝 (うらみのたき)
場所:勝浦郡勝浦町星谷
滝の裏側が空洞になっており、落下する滝を裏側から眺められる珍しい滝。写真左の空洞から見れて、右の様な感じになります。
四国霊場19番地である立江寺の奥の院である、星の岩屋(弘法大使空海が、法力で悪星を封じ込め込めた事から、星の岩屋と名付けられた)
場所に存在する滝である。この岩屈の裏から滝と伴に、修行僧が修行をしていたようです。
閑定の滝 (かんじょうのたき)
場所:美馬市穴吹町口山左手
落差は約30m程で、水流は糸を引くように幾条にも別れて岩盤を流れ落ち、涼やかな水音を奏でています。
水量はさほど多くないのですが、それがこの滝に風雅な趣を与える結果となっているように思えます。
冬の渇水期に訪れた写真なので、普段より水量が少ない写真となっています。
八多五滝 (はたごたき)
場所:徳島県徳島市八多町
八多川の上流部、中津峰山足下にあり、雌鴨の滝・
雄鴨の滝・御来迎の滝・布引きの滝・蔵王の滝の
五つの滝からなる。
母衣暮露滝 (ぼろぼろたき)
場所:吉野川市美郷西畠
蛍と清流の里で知られる三郷の奥地にある落差30mの母衣暮露滝。
滝名のボロボロ滝に驚くが、滝名の由来は、かの昔、この滝は
修行の場で、日が暮れるのも忘れ、衣服がボロボロになりならがも
修行をしていたからと言われています。
とどろの滝
場所:海部郡牟岐町大字橘
牟岐川の支流、橘川の上流にある滝。斜めになった岩盤の上を緩やかに
流れる滝である。水量は少な目で滝壺も小さい。この滝の上で2つの沢が
合流しており、それぞれの沢の入り口に小さな滝がある。
琵琶の滝
場所:三好市西祖谷山村閑定
琵琶の滝の名の由来は、源平の戦いに屋島で敗れた平家の落人が
祖谷に逃れ、昔日の京の生活をしのびながら、滝の下で琵琶を奏で
つれづれを慰め合った事によると伝えられている。
七釜 (なながま)
場所:徳島市飯谷町
勝浦川に注ぐ無名の小支流にあり、直径4m内外の半球状に浸蝕された滝壺で、
2〜5mの小滝が一条か二条落下し、これが段々をなし、高さ15mほどの間に
5釜連続してある。昔は7釜あったと言われている。
鳴滝 (なるたき)
場所:徳島市飯谷町
勝浦川の支流に懸かる滝で、不動信仰を強く残す滝。
徳島市街地から近い割には落差(20m)がある滝である。
名称不明
場所:那賀郡那賀町
滝王国と謳う木沢村にあった滝。詳細は不明ですが、
滝の流れ落ちる威力に岩が削り取られているのに感銘を受け、
この場に掲載してみました。まるで竜の姿に見えます。
灌頂ヶ滝
場所:勝浦郡上勝町正木
四国八十八箇所霊場第二十番札所奥の院の慈眼寺に向かう途中にある
落差約60メートルの直瀑。中腹まで階段で登れ、お不動様が祀られている。
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