名称 | 米子大瀑布(よなこだいばくふ) |
住所 | 長野県須坂市米子町米子山 |
難易度 | ★★ |
難易度(滝壺) | 権現滝不明/不動滝★★ |
形態 | 直瀑 |
規模 | 権現滝(落差75m)、不動滝(落差85m) |
行程 | 駐車場から展望台コース往復1時間30分 |
規制 | 冬季通行止・紅葉時期の土日祝はマイカー通行止め 「湯っ蔵んど」からシャトル便が運行。 |
問合せ | 須坂市観光協会 026-215-2225 |
訪問日 | 2008年05月09日 |
正確には落差85mの不動滝、落差75mの権現滝の二条の滝があり、両滝とも弓なりの弧を描いて
落下している。また、二つの滝に挟まれるようにして不動寺の奥の院が建ち、鎌倉時代作と
伝えられる不動明王像を安置する。滝の水源である四阿山には、日本武尊と白山姫命を祀る
祠もあり、この地域一帯が山岳信仰の聖地となっている。
四阿山北麓の垂直に断ち割られた断崖絶壁から不動滝と権現滝の双瀑が
流れ落ちている。これだけの落差の滝が二つ並ぶというのは日本国内に
おいては珍しい。また、位置的に不動滝の右側には、水が枯れてほとんど
見ることができない落差90mの黒滝があります。これらの滝を総称して、
米子大瀑布と呼びます。
遊歩道入口。滝付近までは片道約30分。
遊歩道は歩きやすいように整備され、適度なアップダウンがある。
有名観光地なので道案内の標識が各所に見られ分かりやすい。
積み石が至る所にあり、山岳信仰の霊場を感じさせる。米子大瀑布には
日本三大不動尊(諸説あり)のひとつに数えれる米子不動寺の奥之院があり、
信仰の聖地として古くから修験者の滝行の場であった。現在も夏になると、
白装束に身を包み、滝に打たれる行者の姿が見られるという。
権現滝は別名「白龍の滝」、不動滝は別名「黒龍の滝」とも呼ばれ、双瀑を総称して
「双龍の滝」の名もある。不動滝は修験者の行場なので、滝直下まで行けます。
米子大瀑布には、権現滝と不動滝と黒滝が一望できる米子鉱山跡地の展望台までの
遊歩道コースが整備されていますが、今回は日が暮れかけていたので断念しました。
再び訪れる機会があれば、紅葉の時期に訪れてみたいです。
また、米子大瀑布の展望台から10分ほどで落差60mの分岐瀑の奇妙滝があります。