名称 | 震動の滝(しんどうのたき) |
住所 | 大分県玖珠郡九重町 |
難易度 | ★ |
難易度(滝壺) | 立入禁止 |
形態 | 直瀑 |
規模 | 雄滝(落差83m)、雌滝(落差93m) |
行事 | 毎年7月第1日曜日「滝開き」/毎年11月3日「紅葉祭り」 |
行程 | 駐車場から徒歩5分 |
通行料 | 中学生以上500円、小学生200円 |
定休日 | 12月31日・1月1日 |
営業時間 | 8:30-17:00(4月1日-5月31日、10月1日-11月30日) 8:30-18:00(6月1日-9月30日) 9:00-16:00(12月1日-3月31日) |
問合せ | 九重町役場 0973-76-2111 |
訪問日 | 2008年06月30日 |
紅葉の名所として有名な大分県・九酔渓、別名「十三曲がり」。その下、奇岩の絶壁が切り立つ
鳴子川大渓谷に、震動の滝は威容を見せている。落差約83mは九州一の規模という。滝壺に竜神が
棲むという伝説があり、毎年夏の渓谷開きに餅をつき、「竜神餅」と称して観光客に無料で配る
行事も行われている。また、近くの筌の口温泉は、静かな湯冶場として知られるところ。
2006年10月に開通した歩行者専用橋「九重"夢"大吊橋」は、長さ390m、高さ173m、
日本一高く長い歩行者専用橋で、橋からは九酔渓(鳴子川渓谷)や震動の滝を
望むことができる。
この九重夢大吊橋は、この地を有名観光地に押し上げた町おこしの大きな成功例で、
開通から約2年で入場者数が400万人を突破し、私が訪れた日も平日だったが
大型観光バスが何台も来ていた。橋の幅員は1.5mで、大人1,800人の荷重に
耐えるように設計されているので、ほんの少し揺れる程度だ。
川底まで約173mあるので、高所恐怖症の人は相当怖いかと思う。
九重大吊橋ゲート内から山道に入ることができ、少し下れば雄滝の展望台に着く。
ここから先は通行止めになっていて滝壷までは行くことができなかった。
滝壺の面積は1600uと大きく、滝壺周辺には温泉が湧き出しているという。
九重夢大吊橋から見た震動の滝・雄滝。この滝に関しては関係者への評価が凄く高い。
というのも、日本全国津々浦々と観光してきた私の意見ですが、名所という恩恵を受けて
特に努力せずに駐車料金やら管理費やらを取れるだけ取ろうと考える利権者が
意外と多いと感じる中で、この町は大きな予算をかけて橋を造り、観光客誘致に
成功し、そして震動の滝の雄滝・雌滝の両方を綺麗に見せることに成功している。
これらのことから、個人的には震動の滝は好きな滝の一つです。