駄目なら駄目で構わない、但し決して許しもしない
想いが届くこともなく、ただ、そばにいるだけの、友人と。
想いを届ける自信すらない、僕。
「…どうかした?タカ」
「……ううん」
グラスの中でゆれる、氷とアルコール。
僕らはまだ、このおもいを伝えたい人に、伝えられない。
「…伝えたいよね」
「……当たり前だろ?」
でも、届かなくても、きっと自分が許せない。
駄目なら駄目で、それでいい。
ただ、自分のこの気持ちが許せなくなるだけ。
この気持ちを許していた自分が、許せなくなる、だけ。
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エンディングスターっていう詰まってるネタ<以後エンスタ。