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『お』

音階は狂い、光は歪められる、それでもいいと言うのなら

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彼女の美しい音階が狂っていく。



狂わされた音階は




きれいだった光をゆがめていく。





僕らは必死に止めた。




かえっておいで。



かえっておいで




君の行くところはそっちじゃないよ!




光も何もかも、その声さえも失うよ!




きみはそれでもいいというのか!




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『さ』

再三の警告を完全無視

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何がわかるの?



何があったってあたしは、ただ。



あそこに行きたいの



「いってはいけない!」



…そんなの、わかってるの。




でもあなたには、関係ないわ。
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