ムーンクリスタルパワーがしちめんどくさい話をするコーーナーー
2005年頃のはてなブログで書いてた日記のエントリです。
普段ならバックヤードに書くのですが、少しは表へ出てみようということで。
ゼムスの話の続き。
予想しうる意見に関して色々と返答を想定していたのですが、やっぱり私は、えーと、狂犬だったので君子危うきに近寄らないみたい。いいんですが(いじけ虫)
私やっぱりどっかに書いた気がするのですが、多分それはバックヤードでしょうかね…。従って、表で書くのは初めてだろう(希望的観測)えーと、青き星への移民に関してなんですが。
私どうしても、”進化を待つ”って考えが不思議で不思議でならんのですよね。だって不思議に思いません?
うーん、巧く言えないんですが…”進化を待つ”のが”良い選択”ってのは、”青き星の民側”から見た意見ではないですか?
何故その”青き星の民側”から見た”良い意見”で、”月の民”が納得するのか。
よーく考えてみてくださいよ。”月の民”って、祖国(母星)を失い流浪するいわば”難民”じゃないですか? 相手方の事情を考慮して、住めるようになるまで待とう~って、えらい余裕のある難民だなオイ、と思ってしまうんですがどうなんでしょう。や、同意いただけなかった場合はこの先の文章無駄なんですが(爆)
ここで私考えたんですが、”難民”が何故”待つ”なんて悠長な事を考えられたのかを。
1)余力がめちゃくちゃあったから
だったら他の惑星を探したら如何かね。
2)月の民は究極のお人好しだったから
ここでは論外。
3)航空技術すら持たないような野蛮人と一緒に住みたくなかったから
4)実は住む(永住する)気なんか無いから
……上記で「論外」とした2番なんですけども、”月の民は、相手方の不都合を起こしてまで住む気は無いっていう高尚な考えの持ち主だったから”と言い換えることも出来ます。そして実を申せば、私宅のごみ設定ではこれを採用していたりもするんですが(爆) ただ……、この高尚な考え方が、本当に、”月の民の総意”であった場合。多分に月の民はものすごく冷酷か、ものすごく高慢な人間ばっかだと思います。何故なら、”難民”の内訳ってどうなってるんでしょう? 女性や子どもは全く含まれていないんですかね? 或いは、待てば必ず移住可能な環境となるに至らしめる、確実な算段を持っていたんでしょうかね?
前後逆になりましたが、次いで1番。余力があるなら何故他の惑星を探さないのか。他に居住可能な惑星が無いのだとすれば、青き星に対するこの一種冷めた態度は尚更理解出来ません。ここしかない、と分かっているのに何故”待てる”のか。待った末に必ず共存出来る未来が来ると信じているから? 何故そこまで信じられるのでしょう? 異なった惑星(環境)に暮らし、異なった文明を持つ、全く異なった種族の未来を、何故彼らが予言出来るのか。
次に3番。揃いも揃って嫌な奴だな月の民! もしこういった蔑視が月の民の根底にあるのだとしたら、私月の民創作やりたくないんですが(←お前がいなくなっても誰も困らん)
次に4番。腰掛け移住して、ゆくゆくはもっと条件の良い惑星に住み直す予定なのだとすれば、やっぱり待たなくても良いんじゃないでしょうか。それとも、青き星側の文明が成熟するのを待たなければいけない理由があるんでしょうか…即ち、月の民のための、”青き星”生産工場化、とか。
無論、上記に挙げていない候補も結構あります。具体的に、成立する前提を2つ以上必要とするものは省きました。
うーむ。何と言うか、劇中に出て来た”月の民”は三人、フースーヤとクルーヤとゼムスなんですが、彼らはその背中にたくさんの月の民を背負ってるわけなんだと思うんですよ、特にフースーヤとゼムスは。繰り返して言いますが、彼らは故国を失った”難民”です。(もし彼らが”難民”でないなら、フースーヤは嘘をついた事になります)
フースーヤやゼムスは、己の行動如何に、”月の民”って種族の命運を背負ってるんじゃないかな…と、私は思うんですが……。
いや、クルーヤも”月の民”の命運を背負ってああいう行動をしたのだと解釈することも出来ますが、しかしそうすると尚更”月の民の総意”に背いて星へ降りた罪は大きいのではないかなあ、と。クルーヤがそういった種族が云々を考えずに行動したのだとすれば、彼はどうしようもない子供ですし、考えた上で行動したのだとすれば彼は”棄民”となる覚悟を持っていたという事でしょう。後者であっても独善的な行動で、それはとても褒められたものではないですが(ところで私、クルーヤさん大好きです)
……少し思うところがあって、ここから先を書くのですが、チキンなので後々消す可能性大ですが。
滅亡させるのと隷属させるの、どちらが相手に対し情けある振る舞いかと問われたら、私は迷わず前者を答えます。滅亡は種の根絶、隷属は種の未来永劫続く負の遺産。奴隷になってまで生き永らえたいですか? 私はそうは思いません。……うーむ、覚悟のススメの台詞を引用させていただいてしまいますが、「長生きだけを願うなら人は獣と変わりなし」「ただひとすじの美しき道駆け抜けるから人と言う」(第7巻122P) ……違いますかね?
話が逸れまくりましたので、ここで何だかまた妙な話を。
クルーヤさんの話。何やら戦隊ものチックな歌ばっかクルーヤさんの歌なんですが、それら全て青き星へ降りる前、母星で空見上げてる時のクルーヤさんなイメージなんですが、何が云いたいのか自分で分からなくなったのでおしまい。
れーっくれすふぁいやっそーだいったんーにったまっしーいーにっひーをつっけろー!(全焼)
http://d.hatena.ne.jp/roundog/20050427(サルベージできませんでした)
上記エントリー中の「純粋な憎悪のみから行われた民族浄化」という文言ですが、「純粋な個人の憎悪のみから行われた個人による民族浄化」と訂正いたします。結局の所、私は、ゼムスが単にムカツクからぶっ殺すと云うような短絡的な人間ではないと証明(説明?)したいわけでして、何故動機が憎悪である部分に拘るかと申しますと無論劇中でのゼムス→ゼロムス変貌が憎悪云々パゥワー…おっと、ソースはこれです。クリスタルの台詞「恐ろしい男、ゼムス。 大地の奥に封じ込められても、悪しき精神を増大させています。」フースーヤの台詞「素晴らしい力を持ちながら、邪悪な心に躍らされおって」ゼムス(ゼロムス)の台詞「ゼムスの憎しみが増大せしもの」……・・・・・・ん? あれ? 憎悪云々を言っているのはゼロだけですね…(汗)ふすやんとクリスタルは単に「悪しき精神」「邪悪な心」ですか……しかし、うーむ。ゼムスは何も自分一人だけ助かろうと思っていたわけでない(ソース・フースーヤ「そこに自分 た ち が住めば良いと考えた」)ので、それを悪の一文字に一刀両断してしまうのも……とその辺はたっぷり書いてますね二日もかけて。
そしてソースを確認したところ、ゼムスの行動の動機が憎悪であるとするのは劇中に添ったもの、という自分の思い込みに気付いてしまったのですがどうでしょうか。
……時に、ただいま台詞を読み直していたところ、
クリスタル「バブイルの塔が破壊され、ゼムスの封印が解けました」
という台詞があることに気が付いたのですが……
他にも、「ゼムスと我々の思念波の間は、物凄いエネルギーに満ちています」とか「我々は内側からのゼムスの思念波を中和するのが、精一杯です」とか思念波って何やねん・・・まあこの辺りはいかようにもでっち上げ出来るので放棄(本音) はともかく、面白いなと思ったのはこれ。「この下には、かつて月の民を脅かした強大な力を持つ武器なども、ゼムスと共に封印してあります。」 処分せえやそんなモン ……おっと。物が捨てられない月の民。
話がえらいこと逸れましたが、もし”ゼムスの動機が憎悪によるものである”というのが私の思い込みでなかった場合は、「ルナリアンとホモサピエンスのメンタリティはほぼ同一であるか、或いは非常に酷似している」、という前提の元に、「かつてホモサピエンスの歴史上、個人の純粋な憎悪から個人のみが行った民族浄化は無い」、というソースを以て、「ゼムスの動機は憎悪”のみ”によるものではない」、という結論を導きたかったのですが、そんなことを証明して一体何になるというのか。
三日かけて何もならなかったどうでもいいことは終了としまして、ところで、
クリスタル「バブイルの塔が破壊され、ゼムスの封印が解けました」
……(゜д゜)? バブイルの塔の起動(8つのクリスタルが全部揃ってびっかんびっかん光ってる状態)によって封印が解けたのなら分かるのですが、”破壊されて封印解除”なのですか?
…ていうかバブイルの塔って破壊されましたっけ…巨人の攻撃? ということは、巨人投下作戦は青き星破壊ではなく、バブイルの塔(封印維持装置)破壊が主目的? ……えー、っていうことは、セシル達が中心核に到着した時点でゼムスは封印解除状態だったって事ですかね?
うん? ていうかゼムスの「封印」て何だ?
”ゼムス”と”封印”を関連づける台詞ソースは、私が今確認したところ以下の3つなのですが、
1)フースーヤ「私たちは その者を封じ込めた。」
2)クリスタル「我ら8つのクリスタルがゼムスを封じ込めている。」
3)クリスタル「ゼムスは内側から結界を張り、中心核への道を封印しています。」
1と2に関しては「封印」という言葉は出て来ませんが、「封じた」からには「封印を施した」と考えても無理はないでしょう…か?(自信無い)また、1と2は同じ事柄(施術者=月の民、対象=ゼムス の封印)を指していると思われます。
3ですが……あれれ? ゼムスも封印してたんですね…。(施術者=ゼムス、対象=中心核へ通じる道 の封印)
バブイルの塔の破壊によって解除された封印は果たしてどちらでしょうか。順当に考えれば恐らく3の封印(ゼムスが施した封印)なのだと思われますが……
では、バブイルの塔を破壊したのが巨人ならば、ゼムスは盛大に自滅したって事ですか?
それとも、バブイルの塔と巨人は連動(?)していて、巨人が壊れると塔も一緒にイカレる仕組み?
……自爆装置外しとけェや こんな事で私宅捏造設定”茄子君自爆装置大好き説”の論拠得たって嬉しくないよ!(爆)
疲れてきました。いえ、楽しいんですが、でも疲れる(アンビバレンツ)