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あそこそ2日

 目覚まし時計をセットしてもアラームが鳴る前に目が覚める、というのはかなり役に立つと思うんだが……。

 オーフェンの推測は、「教主が死んでいれば外界で人間種族が生存している」ということでいいのかな。
 ひょっとしたら魔術は天人由来のものでなかった可能性が出てきた。教主は始祖魔術士ではなかった=人間種族の魔術は常世界法則のくさびを必要としない?だとすると天人種族がそれをなぜ隠そうとしていたのか、が問題だわな。イスターシバは彼女の子どもたち、人間種族の魔術士に希望を見出したが、聖域は逆に危険視していたこととかかわってくるんだろうか。
 てか、チャイルドマンもだまされていたって何事ー?!いや、かれが教主に「お前は始祖魔術士だ」と告げ、しかしそれが後日談で否定されてしまったわけだけど。二百年の時間転移という決断とチャイルドマンの名はどうなるんだああああああ。
 「背約者」で明らかになったことがほとんど覆っていくのは、壮観ではあるけれども複雑である。第一部のカタルシスを否定されるとは思わなかった。
 あ、もしかしたら第二部開始当初の構想としては、「扉」でそれをやるつもりだったのかもしれないな。それが、いざ始めてみると第二部のテーマである「絶望と、そこからの解放」とストーリー進行的に噛みあわなくて削った、とか。
 だあああっ!もかもかするぅぅぅ!

 ときに本日もサルア熱は絶好調。くたばれ、と仕草だけで言うところが最高だ。一応あんなんでもキムラック教徒、生まれたときから肌身に染みついてきた信仰に抵触する危うい話をどういう心境で聞いているのかと思うと……いかん変な笑みがフヘヘ。でも最後まで聞くよな。自分の方から話振ったんだしな。自分は避けられない、と妙な責任感あるしな。むしろ設定開示を固唾をのんで見守っているわれわれ読者のためにもちゃんと聞いてくれ。たとえ胃を痛めたり胸が悪くなろうとも。ってゆーかそうなってくれたらかえって嬉しいです。
 ところでサルアはすべて聞き終わったらどうするのか非常に興味がある。教義が根本から引っくりかえされかねない「事実」を自分ひとりの胸におさめて墓まで持っていくのだろうか。あー、なんか新大陸で教主を失い信仰が揺らいで不安な教徒たちを支えている、とかそういう未来予想図が浮かんだ。でもいくら説教好きとはいえ、あんまり堅苦しい生き方はしてほしくない。面倒なことがすべて片付いたら、元の「やりたいことをやる」スタンスに戻ってほしい。ただ、その「やりたいこと」に若干の「せねばならない」が混じっていてくれることを希望する次第。
 しかしまあなんと勝手な注文だろうね。>自分

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