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あそこそ5-6日

 拍手いただきました。ありがとうございますー(嬉)。

 む、コルゴンが開拓計画を不可能と断言したのは、単純に失敗する可能性が高いからか。予想していた答えとはいえ残念じゃわぃ。
 そしてクリーオウを同行させることにした理由とは、コルゴンを警戒しているであろうオーフェンをあざむくため。つまり単独で門をくぐろうとしても「20代半ばの男が来ても市内に入れるな」という通達が出されている可能性がある。ならばクリーオウと共に行き、「男女二人連れの旅人」を装って門をくぐる確率を高めようというわけか。
 アーバンラマがいくら門を閉ざしているとはいえ、外との行き来が絶無というわけでもあるまい。だいたい、そんなことをしたら大都市が立ち行かなくなる。人間の出入りがあるのは、労働力としてキムラック難民を受け入れたりしていること、外部の出来事が噂になっていること、コルゴンが内部の人間とやりとりを行っていたことからも推察できる。
 まあ、どちらにせよオーフェンは直々に迎撃しにきているわけだが。

 話は変わって、「はたして今後作中で説明されるのかわからないが、気になっていること」をまとめてみる。

 そのいち。ドラゴン種族の絶滅について。なぜ結界の消失が絶滅に繋がったのか?本編において、不死であるはずのオーリオウルが死んだことと合わせて疑問に思う。おそらく、結界が「可能性の逆行」であることが鍵と思われるのだが……。

 そのに。ボリーさんって結局何者なんよ。漂着前の人間種族の動向がいよいよ語られるのかと思いきや、中途半端に説明が終わってもかもか。私としては、ボリーさんは「シャンク!」におけるイモータル、あるいはそれに近しい存在という説を唱えてみたい。

 そのさん。キムラック教会はなぜ崩壊したのか。確かに、本編でも外輪街の住民には不満が鬱積していることは語られていたし、指導部もろくな人材がいない気配が漂っていた(若干30歳のラポワントが場を仕切っていたり、クオによって教主は傀儡にされているとサルアたちが判断していることからそう推測できる)。なるほど、組織としてはどんづまりの状態にあったに違いない。しかし、結界の存在が一般に知られていないものである以上、それがきっかけとなって暴動が起きたというのはいかにも無理がある。

 そのよん。アーバンラマの資産家たちが、現時点での開拓という性急な計画に乗った理由。以前言ったことだが、どう考えても今の時点で外大陸へ向かうのはリスクが大きすぎるし、早すぎる。外大陸はどこにあるのか、位置をなぜ知りえたのか、という根本的な疑問に始まり、工業資本家という財の基盤をキエサルヒマに持つ立場の人間が、戦争が始まったからといってそうそう外へ向かう選択を取るか?など腑に落ちない点は数多く残っている。

 ……おおむね4つにまとめてみたけど、まったく説明されない予感がひしひしと迫ってくるなあ。

 とサ

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