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中之島+落語=オムライス

 昨日、中之島は中央公会堂へと行ってきた。落語を聞くためである。「『ちりとてちん』の落語を聞こう」というコンセプトで、作中登場した「鉄砲勇助」「ちりとてちん」「まんじゅうこわい」の三つ、それに加えて「転失気」「動物園」に手品を堪能してきた。
 手品といっても披露するのは手品師ではなく、噺家。噺家というのは落語だけでなく余芸も身につけておかねばならないんですな。昔は一席終わったらそのまま踊ることも多かったとか。

 会場の中央公会堂は地下にレストランがあり、ここは「ちりとてちん」で喜代美が草々にオムライスをごちそうしてもらうシーンで登場している。公会堂のオムライスといえば昔から有名で、現在は一日200食限定という人気メニュー。
 が、公会堂は99年から02年にかけて保存のため改装工事が行われたため、レストランは閉店してしまった。工事以前同様オムライスを名物にしているとはいえ、現在営業しているのはまったく別の業者。そしてぴかぴかになった公会堂のように、レストランの内装も光をふんだんに取り入れた明るくて現代的な雰囲気に変わった。
 だから時系列で言えば、喜代美たちはオムライスをあの薄暗く湿っぽい食堂で食べていなければならないことになる。…いや、あの店が公会堂のそれだと明言されたわけではないんだが。ひょっとすると、おかみさんとの思い出がつまった店がなくなるということでさみしがる草々の姿があったのかもしれないな。
 その「ちりとてちん」は兄弟子達を主役にした番外編が制作されると発表されていたが、クランクインしたことが先日ニュースで伝えられた。放映される7月を今から心待ちにしている。ただ、そこはかとなく地雷が埋まっていそうな雰囲気漂うあらすじなのが心配だ。まあ本編でも魅力が兄弟子連中に比重偏っていたから大丈夫だとは思うんだけども。

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