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ぴゅーと行く開拓民

 (2月26日書き直し)
 「なぜ開拓計画が性急に進められているのか」ということが前から疑問だったのだが、その理由についてちょいとこじつけてみたぜ。

・外大陸の存在はなぜ判明したか
 行くといっても当の外大陸はどこに、またキエサルヒマからどのくらいの位置にあるのか。開拓計画のそもそもの大前提なのだが、これについては今に至るまでまったく語られていない。
 オーフェンは魔王召喚の影響でか、断片的とはいえ世界についての知識を所有しているようなので、その中にそうした情報もあったと考えれば一応の説明はつく。
 そういえば最終拝謁でも海に無数に浮かぶ大陸を幻視していたな。まあ、あれはドラゴン種族がキエサルヒマに追われる前の光景であろうから、神々によって滅ぼされたとされる現在も同じ光景が広がっている保障はない。
 ところで、外大陸ってひょっとして巨人の大陸なんだろうか。

・言いだしっぺ誰なのさ
 これはオーフェンだろう。外界へ行きたい=魔王の力を返上したいという痛切な動機を持っているから。
 でもアーバンラマの資産家たちが、どうしてそげな怪しさ大爆発な話に乗ったのかはやっぱり謎。いくらキエサルヒマの現状に見切りをつけたといっても、資産の基盤を捨ててまで不確実極まりない開拓計画に乗るのか?という疑問が。
 でもドロシーとエドガーが締め上げ……もとい、説得して回ったのなら、ある程度の無茶も通りそうな気もする。いや、だってあの夫妻だし。

・第一陣がさっさと出て行った理由
 現実世界でも難民問題はややこしい。なんとなくだが、アーバンラマの中でもキムラック難民を厄介払いしたい向きが、開拓計画をこれ幸いと船に乗せて放り出したんじゃなかろーか。教主の「教会総本山の再建」という目的とも合致するだろうし、そもそも教主が精神支配でどーにかしたのかもしれぬ。

 などと考えているうちに思いついた。オーフェンが急ぐ理由には、教主の存在もからんでいるんじゃないか?たとえばボリーさん関係で早急に教主を捕捉しなければならないような何かがある、とか。

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