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「キングアビス」なかむらたかし

 半ば以上あきらめていた単行本が発売された。まずはめでたい。絶対に近所の書店では置かないだろうと最初からジュンク堂へゴー。……したのはいいのだが、久々に行ったなんばのジュンク堂は新刊の配置が謎なことになっていて、しばらく店内をさまよってしまった。
 人間のほかに3種族の異能者が暮らしている世界。王の命じた異能者狩りにより、村もろとも皆殺しの目に遭わされた少年、キャルは妹と仲間たちと共に王都を目指している。一方の王都には、謎めいた力を持った王子アビスがいた。どうやらアビスには世界と神に関わる目的があるようなのだが……。
 と、まあまだまだ風呂敷が広げられたばかり。1巻は、なかむらたかしの手になる美しい描線を堪能した。あとは続刊を祈るだけである。……出るのかなぁ。いやまぢで心配。
 ところで、昨年末のオエセル祭でまた「ファンタジックチルドレン」の朗読劇があったらしいのだが。あのー、どうにかCD化してもらえませんか(涙)。

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