記事一覧

あそこそ17日

 頭がモノカキ脳に切り替わってて感想を書きにくいけどやっちゃるぜ!

 今日の更新を読んでいて、ふとした物悲しさに襲われた。いままでになく、コルゴンというキャラが悲しく思えたのだ。
 かつての後輩であるオーフェンを暗殺せよとの命を受けてより一年間もぐね…ぐね…してたのも、そのわりに殺す気満々でいたのも、明らかに邪魔者のクリーオウを殺さないでいたのも、すべて自分の予想を超えたという「敬意(クリーオウは恐怖と見抜いたが)」からのこと。
 自らを絶対的勝者と信じているコルゴンにとって、かれらは理解の埒外に置かれた事象であり、それを理解しようとも望まないのだな。不幸だったのは、コルゴンには常に勝者となれるだけの実力があったということだろう。勝者は薙ぎ倒したものどもに意識を払う必要はないのだから。いや、不幸だと感じるのは読者の勝手な押しつけにすぎないか。
 「あいつがそいつでこいつがそれで」はコルゴンの語り直しではないのか、という以前から抱いていた印象が、ここにきてますます強くなってきたなあ。

コメント一覧

コメント投稿

投稿フォーム
名前
mail
URL
コメント
削除キー