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開拓船について

 なんとなく気になったので。
 キエサルヒマでは蒸気機関が実用化されており、トトカンタなど発電機を18機も抱えている。トトカンタは王都に次ぐ規模の大都市であるので、ここを基準に考えることはできないとはいえ、それだけのことは可能な技術水準に達しているのは間違いない。
 で、めでたく出航した開拓船の動力は何なのかというのが今回の話題。
 などと大上段に振りかぶったはいいものの、そーゆー関連は超絶疎いんだよな。そもそも決めてないのでは、とも思うが拳銃について技術史含めやたら細かい設定考えた秋田禎信であるからして、船の方も決めてるんじゃなかろうか。
 11月6日付更新分によれば、スクルド号は帆を備えた蒸気船。遠洋航海であるし、風があるときはその力を借りるのだろう。てか、いまだに外大陸がどこにあり、またどれだけの距離があるのか語られていないのにもやもやする。作中の様子からして、判明していると受け取って間違いないだろうけれど、それならそれで明言するだろうし……。
 ともかく以下は知識のない人間がWikipedia先生にお尋ねしながら書いたものなので、信じてはいけないよ。笑うのはいいけど。

 まず蒸気機関について。
 現実世界の蒸気機関には主に「レシプロ式」と「タービン型」の二種類があるようだ。スクルド号にはこのうちどちらが採用されているのか、はたまたキエサルヒマでは別の原動機が開発されているのかは不明なれども、そこらへんは考えてもわからないので保留してもよかろう。
 次に、燃料について。
 実は先日小話を書いていて「そういえば、キエサルヒマでメジャーな燃料ってなんだろう?」と疑問に感じたのがそもそものはじまりである。キエサルヒマのエネルギー事情については、「蒸気機関による発電が可能」「ガス灯がある」ことがわかっているが、蒸気機関が何を燃料としているのかは出てこなかった…と思う。本を引っくり返したら明記してある箇所があるかもしれない。
 固体燃料なのか、液体燃料なのか、むしろキエサルヒマには化石燃料が存在するのか?という段階まで疑問が出てくる。
 なぜこんなことを気にするのかというと、船にどれだけの燃料が積み込まれているのかが外大陸との距離を推し量る材料になるからだ。スクルド号はかなり巨大な船らしいので、燃料もたっぷり積んでいると思われる。…をを、やっぱ遠いのか。収容可能人数はどうなんだろうな。現在の章を読む限り、遠ざかるキエサルヒマを見にほぼ全員が甲板に上がっているような印象を受けるが。
 燃料が何かということについては、作中から読み取れる技術水準からいっても、薪や石炭などの固形燃料とみてよいだろう。さすがに石油の精製は無理な気が。というか、そもそも油田があるのかというところから考えなければならない(笑)。さらに、炭鉱があるのかという(以下略)。……ん?アニメで確か炭鉱が出てきたな。
 そこを考えると、薪が一番無難か。アーバンラマ周辺は荒地なのは、かつて伐採が行われたためと想像するのも一興かも。さらに、フェンリルの森の伐採を始めたアーバンラマとキムラック教会の間で紛争が起きたことが「女神の命令」締結に繋がった表向きの理由(裏はもちろん「聖域」関連)……とここまで来ると行きすぎだわな。
 風呂敷を広げもせず畳みもせず無責任に終わる。

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