先月あたりからヘロヘロが続いている。TVアニメなんかは続きものだから、特に見る気力がない。こうなると追いかけるのもしんどくてねー…。RDはまだなんとか視聴を継続できているのだが、ここらでひとつ、6話のような秀作をまた出して欲しいところ。
10月からの新番組のラインナップもちらほら聞こえはじめてきた。余裕があればクラナドでも見てみようかなと考えている。
4話「欲望の環礁」に続くお色気(笑)回でもあり、5話「スーマラン」をふまえてのソウタとホロンの回でもあった。
ソウタはアンドロイドであるホロンを単なるインターフェイスではなく、ひとりの女性として見ている。そんなソウタに向けて書記長や波留、そしてホロンは、アンドロイドはAIであり心など存在しない、という。心のようにみえるのは、プログラムに書き加えられた一行のソースコードが反映された結果に過ぎないのだ。
だとしても、腕を破壊されたホロンが起き上がろうとする様、おそらく損傷のためだとしてもオイルが目からあふれ出す様、ソウタの名を呼ぶ様にこそ人間は心動かされてしまう。
そこに人間と同じモノはなかったとしても、人間の心は「何か」を感じ取ってしまうのだろう。
だからソウタは人間ではないからといってホロンを「人間ではない物」として扱う必要はない。「勝てないとわかったから」と言ったのはそういう意味なんだと思う。
てか、妹のミナモの方は兄の煩悩などつゆ知らず、好きな食べ物を聞いたり、アクセサリーをプレゼントしたり、「勝負してくれ」に呆れたりと、ほとんど人間に対するのと変わらない態度で接しているのであった。
今回はごくまっとうな話だった。にしても、アンドロイドの取り扱いとかもっとつっこんでほしかったなー。公務用アンドロイドがすべて同型なのは工場生産品だからだろうし、外見モデルが書記長なのは、おそらく彼女が過去人工島初代プリンセスとかいうやつをやっていたから。
だけど、ホロンたちがなぜ「特に男性が快適に過ごせるように」プログラミングされているのかとか、どうしてその筋に人気があるんだ、とかハナマチに不正流出したいきさつは?とか聞きたいことがいろいろー。いや、まあこんなん気にするの私くらいかもしれませんが。