この物語を書いた時の事は、すごくよく覚えています。
不思議と容易に筆が進み、登場人物が勝手に動くような感覚を味わいました。
この現象が起きる事は滅多にないので、とても貴重でとても印象深い作品として心に刻まれています。
これは本当に不思議な現象ですので、いつかどこかに書き残しておきたいと思っていました。
最初に本編を書いた後、「手袋とポケットと彼の手と」〜「初恋」と書き進めていったのですが、最後までずっと同じ感覚で書く事ができました。
登場人物が勝手に動いてくれるので、執筆はすごく楽で、しかも楽しかったです。
ストーリーも難なく思い付いて、書きたかった事が全部書けました。
主人公はしばらく名無しでしたが、「手袋とポケットと彼の手と」にて自然に名前を明かす事ができて良かったと思っています。
サイトに載せている小説の中で、1番多くの反応をいただいたのがこの物語です。皆様どうもありがとうございました。
そんな事もあって、「両手いっぱいの花束を君に」の代表作は間違いなくこの作品だと思っております。
最後に作品のリンクを貼っておきます。これから読んでくださる方は、下記のリンクからお願い致します。
僕と彼の朝を読む。