今この部屋に人が入ってきたら、間違いなく俺たちはホモだと思われるだろう。
なにせかたや制服の股間に顔突っ込まれて喘いでる学ラン童顔少年と、かたや顔突っ込んでる男だ。
うはっ、ゆるぎねえ。
ここまで想像して、思い出したようにまた舌を動かし始める。危ねえへんなとこ逝ってた。
最初は気付かなかったがどうも毛が薄いらしく、顔を少し離しても割れ目が見えた。
その上の所に妙な突起がある。もしや、これが噂のクリトリスか。
「うぁっ、ひっあふ…あっ、だ、そこ駄目えぇっ!」
突起を舐めた瞬間に本日一番の声と同時に晃の体がびくんと跳ねた。
駄目と言われても、あんな反応みせられたらやめられねえよ。
「あ、ん…ふぁあっ」
舌先で突いてみたり、唇で挟んでみたり。まさにヤりたい放題な俺。後が怖ぇけどな!
晃のクリトリスとその周辺を弄りながら途中まで降ろさせていたズボンとパンツを下までひっぱり、
片足だけ残して引き抜く。両足は抜かない。エロいじゃん。このままのほうがエロいじゃん。
今度は割れ目を指で押し広げたままゆっくりと舌を入れようと試みる。
安心しろ晃。数多の雑誌や漫画から知識を取り入れた俺はまさに歩くエロテク事典!!自称だけどな。
この巧みであろう技術でさらなるエロスへ
「あ、ちょま、それはストォーップ!!」
がふっ、ぐぉ、おおこれは、まさに魅惑の三角締め…。
てらてらと光る晃の恥ずかしい液が段々とその量を増し、まるで…いやまさに河そのものになっていく。
その河の対岸に何か動く影が見えた。眼を凝らしてみれば、なんと真ッ裸の晃が体育座りして手を振っているのだ。
フォォォォ、ファァァンタスティィック!まってろ晃今いくぞ。お前の待つ極楽浄土で
「危ねェェェ!!」
「わっ」
薄らいでいた意識を一気に引き戻して魅惑の三角締めから頭を抜く。
すべすべした足と、恥ずかし汁(命名伊藤某)のぬめぬめによって思ったより楽に抜けた。
「大丈夫?」
俺の叫びを聞いて素っ頓狂な声を上げたまま固まっていた晃が、心配そうに聞いてきた。
「晃」
「え、なに?」
「頼むから人が紫色しているのは異常なことだって気付いて?」
「あ、ご、ごめん」
すまなさそうな声で両手を合わせて顔の前に持ってくる。
はぁ、昔から何度晃に逝かされそうになっても許そうと思うのは、この仕草が可愛かったからなんだろう。
晃が女だって気付かなきゃ否定し続けたまま認めようとなんて思わなかったかな。
「で、なんで駄目なの」
折角いいところだったのに中断させられたのを思い出して聞いてみる。
「えー、なんでと言われるとうまく説明できないんだけどね…」
「お兄さんに打ち明けてみなさい」
「うん。あのね、今まで…その、なんも入れたこと無い所だから、伸介のが最初だといいなあって」
うわぁいこの娘凄いこといってくれたよ。指より舌よりマイサンだって。
…なんも?この間家の便所でオナってた時も?
「今まで一人でしてた時も指とか入れなかったのか?」
思ったことを素直に聞いてみたら、晃は耳まで真っ赤になった。
あ、そらそうか。「どうやってオナニーしてるの?」って聞くのとほとんど一緒だなこりゃ。
気付いたらなんか俺も恥ずかしくなってきたぞ。
「あ、え、うん。なんか…怖くてさぁ」
自分の指よりも俺の愚息の方が怖くないんですってよぉぉ奥さぁん!!
嬉しいこといってくれるじゃあないか。嬉しさ通り越してこそばゆいぐらいだ。
「そか。…あ、晃っ」
「なに?」
「…大丈夫だからな」
「うん」
笑顔でそういって再び仰向けになった晃の脚の間に体を入れて座る。
お互いに下半身は裸だ。…制服は着せておこう。うん。
マイ愚息に引き出しから取り出した近藤さんをしっかりはめる。まさか晃に使うことになるなんて。
いくぜLet's Go 三匹!(意味無し)
と心の中で叫んでから、さきっぽを恥ずかし汁で濡れた晃の割れ目にあてがう。
「ちょっとずついくぞ」
「おぅ」
少しずつ腰を前に押し出していく。さきっぽが完全に晃の中に入る。これだけで逝きそうだ。
「んっ…ぅあ」
「痛いか?」
「まだへぇき」
うへっ、「へぇき」ってお前。俺初めて聞いたぞそんな色っぽい言い方。これ以上元気になったらどうしてくれる。
「うわっ、伸っ介ぇ…なんかおっきくなってる」
おっきしない方がおかしい状況だろこれは。
でもまあ痛いといかんからまたゆっくりと前に動かしてみる。
ぬちっと形容しがたいエロさ溢れる音をだしながら、愚息が晃の中に飲み込まれていく。
コンドーム越しでもはっきりわかるぐらいにぴったりとまとわりついて、うねうね動きながら締め付けてくる。
「うぉ…」
なんか情けない声が出た。いや、これはしかたないだろ。童貞だったし。
それよりも、さっきから晃が一言も発しない。呻きさえしない。
失神でもしてたらやべえと思って快感に耐えるために閉じていた眼を開いて目線をあげた。
あどけなさの残る顔が、苦痛で歪んでいた。…本当かはわからないが、そう見える。
起こしていた自分の体を倒して、晃の体に密着させるようにして抱きしめる。
片腕は晃の脇の下を通して頭を撫でる。顔を近づけて、小声で「大丈夫か」と問いかける。
急に近くなった声に驚いて晃が眼を開けたのと同時に唇を奪う。
最初にしたディープキスを思い出して、それよりもっと頑張ろうと思って。
くぐもった晃の息遣いが聞こえてきた。それを確認してからまた少し腰を前に出す。
「んっ…ふぅ、ふあ、ん…んっ」
ようやく、根元まで入った。