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鬼道の末に・零 3

名無しのアヒル氏

「うう・・・。痛い・・・・・。痛いよぉ・・・。抜いて・・・。」
初音は弱弱しい声で哀願する。その醜悪な肉棒を挿し込まれた割れ目から痛々しい血が流れ太ももにつたっている。
処女の証であったそれは皮肉にも汚らわしい陵辱者の嗜虐心をそそり、その肉棒の動きに対する潤滑液になっていた。
家臣共もいたいけな少女の姿を自分達も女性を陵辱しながら堪能していた。この汚らわしい男達に慰み者にされている女性達は
ある者はすでに気絶し、ある者は正気を失い放心し、ある者は周りが見えない位の男に輪姦されている。そんな中例外の者が2人いた。

「・・・・・・・・。」

「初音・・・・・。初音・・・・・。どうして・・・・・・こんなこと・・・・・。」

1人は少年の扮装をした犯されてる少女と同年代の美少女。その頭には角がある。人間ではなく鬼・・・。
・・・少女を犯す陵辱鬼、巌の子供・・瑞穂。

もう1人は30代の美しい女性。・・・犯されている少女の母・・。彼女自身も娘の目の前で陵辱され、
全身精液で汚され、瑞穂が訪れた直後膣内射精された為、かつて娘を産んだ膣からも精液が溢れ出ていた。
しかし自分自身が陵辱されてたときより今の方が遥かに悲しみに暮れていた・・・。

「・・・・・・・・。」
瑞穂も女性のあまりにも悲痛な気持ちに気付いていた。母を知らない彼女でもわかる。母なる女性にとっては自分より
娘の陵辱の方が辛いということが。

(同じ親でもあの男とはなんて違うんだろう・・・・。)
娘の為なら陵辱されることもかまわないのに、目の前で娘を汚され泣く女性。
娘を性奴隷にしてもかまわないと思い、更に自分より娘を大事にする女性を苦しめて喜ぶ巌。・・・あまりにも違う。

「処女の、それも特に若いおなごのオマ○コは最高じゃな。母親みたいに慣れたものもいいがの。」
当て付ける様に言う。瑞穂も女性もそれに気付いた。

「・・・・・・・。」
女性は泣きながらも憎悪や侮蔑の表情をし始めた。自分ばかりか娘を犯して愉しむ巌に対してはもちろん、
巌の命を聞き、自分を抑え付ける瑞穂にも・・・・・。

「・・・・・・。」
瑞穂はそれに気付きまた悲しくなった。血がつながっているという事実が心底汚らわしい巌と同類に思われてること、
娘を想う優しい母親が憎悪に満ちた目をしていること・・・。


「もう、やだよ・・。ひああん!!おかあさまぁ!!!」
幼いせいか快楽はなく、痛みだけ。そんな初音を容赦なく犯していた巌にはもう限界が迫っていた。

「おお・・・!出すぞぉ!!」

「やめてぇぇぇ!!」
女性が両目を涙でいっぱいにさせながら叫ぶ。自分の身体に纏わりつく汚らわしい、巌の欲望。
そんなものが娘の膣内(なか)にそそがれるなど耐え難かった。しかし陵辱者に幼い少女への気遣いなどあるはずない。

―――ドプっ!!
無垢なそこには相応しくない汚らわしい欲望がぶちまけられた。

「・・・・・・・・・。」
初音はその不愉快な感触に生気を失っている。感情を閉ざした様な濁った目。幼く愛らしい容姿が痛々しさをあおっていた。

「・・・・・・・。」
女性はうなだれている。娘同様その目には生気が失せていた。

「ははははは!どうだ、瑞穂!!なかなかの趣向じゃったろ!!それにしてもこの親子は最高じゃったのう。
親子どんぶりで性奴隷になる為に生まれてきたのかもな!!」
その言葉を聴いた瑞穂の中に怒りを越えて殺意すら芽生えた。同時に自分が腹立たしかった。汚らわしい陵辱者に殺意を抱きながらも
何も出来ないどころかその愉しみに加担してしまった弱い自分。初音親子だけではなく瑞穂の心も激しく傷つけられた。

「その女を放すんじゃ、瑞穂。」
巌が命令する。その命の通り女性を放すが生気のない彼女は倒れそうになった為、再び身体を支え、そっと寝かせた。
死んだ様にぐったりと畳に倒れこむ親子。彼女らに纏わりつく精液が畳を汚した。

「さてと・・・、お前ら!この親子もう好きにしてよいぞ!!」
そう部下に呼び掛けた。

―――!!?
瑞穂は驚いた。まだ、初音親子を辱めるつもりだとは。

「マジですか!巌様!!あの城の城主の妻子ですよね!」

―――!!!

――どこともなく上品だと思ってはいたが城主の妻子・・・。
例の城の城主は奮戦の末、最期を遂げていた。もちろんこの親子もそれは知っていた。瑞穂は目を瞑り拳を握り締めた。
初音親子に降り掛かった残酷すぎる現実を思いながら・・・・・。


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