しばらく続いた絢の乳房への愛撫はようやく終わりを告げた。
「どうでしたか・・・?絢・・・。」
乳房からゆっくり手を離しながら絢に問う春希。
「よかった・・よ・・・。はーちゃん・・。」
快楽に満ちた潤んだ目で絢は春希の問いに嬉しげに答える。
「そうですか・・・。」
そう言いながら絢の足を掴みゆっくりと開いていく。絢の恥部が露わになっていく。
「あ・・・、はーちゃぁん・・・・。」
自分の秘めた部分を露わにされ、恥ずかしげな声を上げる絢。淡い色をしたそこは男の物を通したことはない。
しかし快楽を味わうのは初めてではない。春希はそこに顔を近づけると舌を這わせ、割れ目を舐めていく。
「ひ、やあああん!!ああん!!」
絢が甲高い嬌声を上げる。乳房を悦ばせたのと同じ巧みな舌使いがもっとも敏感な女陰を責め立てる。
当然、大きな快楽が絢の女陰から生じる。
「あっ、あっ、はーちゃぁん!!そこ・・・。ひゃあん!!!」
あまりにも大きな快楽に絢の女陰はあっという間に愛液に満たされていく。
「どうですか?絢・・。」
愛液で舌を満たしながら春希が問う。
「ああんっ!!いいっ!!さ、最高・・だよ!はーちゃん・・・。」
嬌声を上げながらも春希の問いに答える絢。快楽の大きさに白くて華奢な裸体が大きく跳ねる。
その問いに反応した様に春希の舌の動きはまるで絢の恥部の味を味わう様に激しさを増す。
絢の愛液が絶えることなく溢れ続ける。
「ああっ!!ひあっ!!あんっ!!あんっ!!!」
絢の嬌声は愛液同様絶えることなくその場に響き続ける。誰かに聞こえるのではと思う位の大声だったが
行為に夢中になっている二人にはその様なことを考えてられる余裕すらなくなっていた。
「はーちゃん・・・。はーちゃん・・・。あっ!!あっ!!あっ!!」
絢が堪えきれなくなってきたような声を上げる。その直後
「あっーーーーーー!!!」
身体を大きく反らし絶頂に達した。
「はあ・・・。はあ・・・・。」
布団にうずくまり恍惚の目で絶頂に浸る絢。その姿に普段の少年の面影はなかった。
そんな差異に慣れている春希は戸惑うことなく、絢の頭を優しく撫でる。
「どう・・でしたか?絢・・・・。」
「・・・よかったよ・・。すっごくよかった・・・。」
「そうですか・・・。嬉しいです・・・。」
「ボクも嬉しいよ・・・。はーちゃん・・。」
「きゃっ!!」
誰にも見せたことも触らせたこともない乳房を掴む指の感触に夕顔は思わず悲鳴を上げる。
一方夏希はそのあまりにも柔らかい感触に驚いていた。
「すげぇ・・・。女の子の胸ってこんな、なんだ・・・。」
自分の身体にはない柔らかさ。それは夏希にとってあまりにも心地良い感触だった。
夏希は気持ちよさに任せて掴んだ乳房を力任せに揉む。
「やぁっ!!い、痛い!!」
力加減なく乳房を掴まれ、生じた痛みに夕顔は思わず悲鳴を上げ涙を浮かべる。
夏希はその顔に気付くと、驚いた様に手を離す。
「ご、ごめん!!!ほんと気持ちよかったからつい・・・。」
「だ、大丈夫です・・。おおげさな声上げてすみません・・・。」
乱暴な愛撫をした自分が悪いのに怒らない夕顔に夏希は改めて愛しさを感じた。男と思い込んでたのも
憎たらしいと思ってたのも嘘の様な姿。あの夕顔丸と同一人物とは思えない。
「今度は優しくするから・・。少しでも痛かったら言ってな。」
夏希は夕顔の乳房を見つめながらゆっくり手を伸ばす。その豊満な美乳に改めて感嘆の念を感じた。
「あ・・・。」
夕顔の微かな声が漏れる。彼女の乳房を夏希の手が再び掴み始める。今度は力を入れない様優しく揉んできた。
「痛くない?大丈夫?」
夏希は夕顔の顔を覗き込みながら聞いてくる。
「だ、大丈夫です・・・。あっ・・・。」
豊かな胸を揉まれる感触に夕顔は艶っぽい声を上げる。
「気持ちいい・・・。すっげー柔らかい・・・。」
夏希はその柔らかさに感激の声を漏らす。顔を近づけその乳房にうずめる。
「きゃっ!!な、夏希さん・・・。」
夕顔が思わず恥ずかしげな声を上げる。手だけで味わうのがもったいないと言わんばかりに
顔でも乳房の柔らかさを感じる夏希。
「気持ちいい・・・。オレ、この胸大好き・・・。」
普段の短気で気の強い姿とは別人の様に甘えてくる夏希の姿に夕顔は愛しさを感じた。
「夏希さん、赤ちゃんみたい・・。」
その言葉に我に返った様に思いっきり顔を上げる夏希。その顔は真っ赤だった。
「えっ・・・、あっ・・・。ごめん!!調子に乗ってつい・・・。」
「いいんです・・。今の夏希さん、すごく可愛かったです・・。」
「か、可愛い・・・・・。」
夏希が更に紅潮する。そんな夏希を見て夕顔は穏やかな笑みを浮かべた。初めて見る愛らしい笑顔に夏希の胸は高まる。
「夕顔こそ・・。今の笑顔・・・。可愛かったよ・・・。」
夏希は段々声が小さくなりながらも夕顔の可愛い笑顔を誉めた。
「な、夏希さん・・・・。」
夏希の誉めに夕顔も改めて顔を赤くする。