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遠井家の人々 6

名無しのアヒル氏

春希は布団に押し倒した絢の上に乗るとそのやや小振りな乳房を揉み始めた。
「ひゃん!は、はーちゃん・・・。」
乳房を揉まれ声を上げる絢。大きくはないが形がよく、ちょうどいい柔らかさの乳房の気持ちよさに
夢中になった様に愛撫する春希の手だが絢が痛がらない為に優しい力加減で揉んでいる。慣れた手つきだ。
「絢の胸、気持ちいいです・・。」
そう言いながら片方の乳房に顔を近づけ小さな桃色の乳首を舐め始めた。
「ひやん!あ!は、はーちゃん・・・。んんっ!!」
感度がいい乳首を舐められ絢が嬌声を上げる。
「気持ちいいですか、絢?」
舐めながらも顔を上げ絢の目を見ながら問いかける。その顔は普段通りの女顔なのに男らしい雰囲気が醸し出されていた。
「んんっ!!き、気持ちいいよ、はーちゃんの舌・・。ひゃう!!あん・・・。もっと・・舐めて・・。」
嬌声を上げながら春希の問いに答える絢。快楽に目が潤んでいるその顔は春希とは対照的に女の顔をしている。
普段は男装の姫と女顔な少年従者で外見と性別が釣り合わない二人だが、
今の二人は本当の性の悦びを味わう男と女であった。
絢の言葉に合わせる様に春希の舌の動きは激しさを増す。
「ああん!!すごいよ、はーちゃん!!気持ちいい!!気持ちいいよ!!」
春希の激しい舌遣いに絢の声も大きくなる。
「そんなにいいんですか?ならこっちも・・。」
そう言って空いていたもう片方の乳首に指を這わせ撫で始める。
「ああん!!気持ちいい・・。気持ちいいよ・・。はーちゃん・・・、はーちゃん・・・・。」
快楽を心底悦び、嬌声を上げながらも春希のことを呼ぶ絢。
「あや・・・・。あや・・・・・・。」
絢が自分を呼ぶ声に答える様に乳首と乳房の愛撫を続けながらも絢のことを呼ぶ春希。
「絢・・・。胸・・少し大きくなったのでは?」
「えっ?そ、そうかな。嬉しい様な・・。さらしきつくなるから大変な様な・・。はーちゃんは・・大きい方がいいの?」
「どちらでも構いませんよ。大きくても小さくても絢の胸が好きですから・・。」
「もう!口達者なんだから!上手いことごまかしちゃって。」
「いやですか?今の解答。」
「うーうん。嬉しいよ。はーちゃんの口達者な誉め方。」
絢はからかう様に明るく言った。
「ふふ、素直じゃないですね。そんな絢にはこうですね。」
春希は絢の乳首を舐める舌遣いを激しくし、もう片方の乳首を指で痛くない程度に摘み、指を動かす。
「ひゃあん!!あっ!!あん!!」
急に激しさを増した乳首への愛撫に思わず大声を上げる絢。
「どうですか、絢。」
その声を聞き、からかう様に春希が聞いてきた。
「はーちゃんの・・意地悪ぅ・・。ひゃう!!」
「意地悪ってことは・・、やめてほしいんですか?」
「ううん!続けて!もっともっとボクのこと気持ちよくして!お願い・・。」
潤んだ目で哀願する絢。
「ようやく素直になりましたね。可愛いですよ、絢・・。」
「あん!!あん!!はーちゃぁん!!」
依然勢いの治まらない春希の愛撫に絢は一際大きな嬌声を上げる。


夏希は夕顔のさらしを掴んだがそこで手が止まる。
「あ・・・。ど、どうしたんですか・・・?」
夕顔は顔を赤らめながらも困惑した様子の夏希に問いかけた。
「どう外せばいいのか・・・わかんなくて・・。」
絢の世話を行ってはいたものの夏希は春希とは違いさらしの付け外しはやったことがない。
着物は男物なこともあって簡単に脱がせられたが付け外しを一切やったことがない
さらしの扱いは全くわからなかった。
夕顔は起き上がり夏希に告げた。
「なら・・・、自分で外します。恥ずかしいですけど・・・。」
「あ、待ってくれ・・・。少しほどくだけにしてくれ・・。オレが脱がせたい・・から・・・。」
自分で夕顔の身体を要求しながらも女性と関係を持ったことのない夏希は照れながらお願いした。
「わ、わかりました・・・。」
夕顔は風呂場の時とは違いぎこちない手つきでさらしをほどきすぎない様ゆっくり解く。
豊満なせいか少しほどいただけでふくらみや谷間が現れていく。
「それぐらいにしてくれ。」
夏希が制止する。手を離しても落ちない程度にしかほどかれてなかったが、
結び目が見えていた為さらしを解いたことがない夏希でもほどき易い状態になっていた。
覚悟を決めた様に目を閉じ顔を赤らめる夕顔の身体に手を掛けぎこちない手つきではあるが
さらしをゆっくりほどいていく。少しずつ見えてくる白い肌とは対照的にその顔は恥ずかしさから紅潮していく。
「あ・・・・。」
さらしがすべて解かれ布団の上に落ちるのと同時に夕顔が恥ずかしげなかすかな声を上げる。
夏希が風呂場で遠目に見た豊かな双丘が今、彼の目の前で晒け出されている。腕でその双丘を隠そうとしている夕顔を
夏希は再び押し倒す。寝ても形崩れなど一切ない形のよい乳房だったが、夕顔は恥ずかしさの余り腕を曲げ乳房を隠してしまう。
その恥ずかしげな表情がまた可愛らしい。夏希は夕顔の乳房を隠している両手首を軽く掴んだ。
「恥ずかしいのはわかるけど・・見せてほしいんだ・・。夕顔の・・胸。いいかな?」
照れながら夏希は夕顔にお願いをした。その照れ顔を見て夕顔は決意する。
「・・・は、はい・・。腕、よけてください・・・・。」
その言葉を聞いて夏希は掴んでいた夕顔の両手首をそっと動かす。その下にある乳房が今度こそ完全に晒け出される。
今まで夕顔を男と思い込んでいたのが信じられない程女性らしい豊かなふくらみ。それでいて形崩れもなく綺麗な形をしている。
その先端にある、乳房の大きさの割に小振りでやや濃い桃色の乳首が愛らしい。
「えっと・・。なんていうか・・。綺麗・・だな・・。」
その言葉を聞いた夕顔は今まで以上に顔が赤くなっていく。
「そ、そんなお世辞言わないでください・・。恥ずかしいです・・。」
「恥ずかしかった?ごめん・・。でも、お世辞で言ったんじゃないから・・・。」
そう言いながら露わになった乳房に手を這わせる。
「きゃっ!!な、夏希さん・・。」
「い、いいかな・・。触っても・・。」
夏希の手は夕顔の乳房の横側をかすかに触れている状態で止まっている。それだけでも柔らかで気持ちのいい感触が伝わってきた。
「・・・・・。いいです・・・。触って・・ください・・。」
そう言う夕顔の顔はこれ以上になく真っ赤で、固く目を瞑り、顔をそむけている。よほど恥ずかしいのだろう。
愛撫を許可した声も小さく、恥ずかしさが感じられるが偽りや強がりは感じられない。
それを聞いた夏希はかすかに触れてただけの手の指を動かし、夕顔の乳房を掴んだ。


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