競馬新聞とコーヒー牛乳引っさげ裸足で某建設会社ばりに走る真、
足から血出てるけど平気か?まあ平気だろう、
所詮バカの書いたクズSSだしリアリティを求めるだけ無駄ってもんだ
「本当、この旅館は地獄だぜフゥーハハハハハハ!!!」
いいからさっさと話進めろ、バカギャンブラー
ドパアァン!なんて今どき漫☆画太郎も使わないようなアホい効果音と共に割り当てられた部屋へ突入
いました!!いました怪奇イケメン野郎立花ユウ!!
藤岡探険隊初の快挙です!!
寝てるよオイ、クークーなんて小動物チックな寝息立てて、
少しサイズのデカイYシャツ着てますよダンナ!!
この場に昌姉ぇいたら襲いそう、いや冗談じゃなくマジで
だが生まれてこの方ギャンブルと女の裸にしか興味の無い真クン
腐女子萌えレベルMAXなユウのズボン下ろすことに何の躊躇いもない!!
どうなってる転校生のチンポ!!
おぉ!!トランクスを一気に引きずりおろ……
「何やってんだぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
あーあ、ユウ起きちゃった、つまんねー
「君はフォモか?
だからって寝込みを襲うな!!」
何顔真っ赤にしてんのコイツ?わっけわかんねー、つまらねー
「オイオイ落ち着け、ハイ深呼吸」
真の説得は正直よくわからん
だが枕でボカボカ殴るのはどうかと思うぞ
なんかツンデレ女子みたいだし、男ならガツーンと拳でぶつかれ
そうすりゃこの冷めたふいんき(何故か変換できない)も少しヒートアップすんだろ
まあそこらへんは丁度良くやってきた淳一と昌姉ぇに乱入してもらいますか
「オイ真どうした?」
淳一、いかにも深刻そうに言っとるが口の端っこ笑ってんぞ
「助けろお前ら!!仲間だろ!?」
と助けを求めるが流石はゴッドファーザーズ、一筋縄の反応じゃねぇ
「その仲間に二万せびったのはどこのバカかな」
「私体力使うのイヤ〜」
仲間のピンチを楽しむ
それがゴッドファーザーズくおうてぃ
「お前らそれでも仲間か〜〜」
なかなか面白くなってきたじゃないの
「いちちちちちち」
そりゃあんだけ殴られりゃ痣のひとつもできるだろうな
「自業自得よ」
常に中庸な意見を吐く昌姉ぇにさえ見捨てられた真クン。なんか少し可哀想な気もする
「で、仲直りはしたの?」
「いや、まだ」
半径五メートル以内に近づきゃ走って逃げる相手に仲直りしようってのは無理だな
「早く仲直りしなさい、もう夜の3時よ」
だから無理だって
「あそこまで露骨に拒否されたら謝るもんも謝れねぇよ」
「しょうがないわねぇ、私も一緒に誤ってあげるから」
「そーいやユウは何処だ?」
そういえば少し前に外に出ていったっきり帰って来てない
「あの子お風呂に入ってなかったからお風呂じゃない」
そうと決まったら行くしか無いでしょ真クン
ところ変わってここは男子風呂と女子風呂の入口、流石は昌姉ぇ、なんか物音聞こえてくる
ユウは風呂に入ってんだろう
そこをウンコ座りで待つオカマとギャンブラー、ようわからん構図だな
「心の準備はできた?」
人生の分岐点で励ますオカマ、なんか知らんがカコイイ
「おぅ」
イケイケ真、お前の未来は明るいぞ!!
何ゆっくり歩いてんだ!!日が暮れるぞ!!!
さて女子風呂通り過ぎた辺りで第一関門、どうやって男子風呂の中に入るか
ヘタに特攻すればまた逃げられ、だからといってグズグズしてりゃ逃げられ、
大変だなこりゃ
「えっと……」
何やってんだ!!もうスリッパの音が聞こえてんぞ!!
ってちょっと待て、
ユウが女子風呂から出て来るのは何故?
よーく考えよ〜時間は大事だよ〜
「ユウ」
真選手、ユウに声をかけましたぁ!!
ユウ、振り向いた〜〜〜!!
「あのさ、あの」
何恥ずかしがてかってんだ!!