「あのさ…あの…」
オイオイ真クン、ただ謝るだけだよ、ごめんなさい一言で終わるんだよ
そんなんで何 日 も 引 っ 張 る ん じ ゃ ね ぇ よ!!!
いくらネタが思いつかないからってそりゃねぇだろ
なんかユウ小走りで逃げてるし、
「あ、おい!!」
ユウが曲り角に出た途端、でました昌姉ぇ!!
ユウの前に仁王立ちして行く手を阻む昌姉ぇ
「聞いてあげて、マコちゃんあなたの事で随分悩んでたのよ」
優しくそう言う昌姉ぇ、
このオカマ新宿伊勢丹横で占いやった方が良いんじゃねぇのか?
「ユウ、パンツの中いきなり見ようとしたこと、こんな言葉じゃ償えないけど
ごめん、俺暴走しすぎた」
やっと言えたか、ホント3日も引っ張ってやっとだ
「え…あ、うん…いいよ、別に」
ユウクン、なんで顔が赤いの?
「それより、見た?」
主語が無いよ、何言ってんのか解らないよユウクン
「「へ?」」
ほら、昌姉ぇも真も解ってないじゃん、ちゃんと話さないと
「あの…ボクの…ここ」
そう言って股間を押さえてるあたりから、
要はチンポ見たかどうか聞いてるっぽ
男同士なんだから別に見られても恥ずかしくないと思うぞ
「いんや、見てない」
「ホント?」
「ホント」
「ホントのホント?」
「ホントのホント」
しつこい!!そんなこといちいち聞くなユウ!!それでも男か!!
「なぁんだ、そんなこと気にしてたの?
大丈夫よ、男同士じゃない」
ケラケラ笑って励ます昌姉ぇ、ホントこのオカマ懐深いな
「ホントに男だと思ってるの?」
爆弾発言キタ------(゜∀°)--------!!!!!!
どういう意味??誰か翻訳キボンヌゥゥゥゥ
「部屋に戻ろう、そこで話す」 どういう意味よ!!
教えてエロい人
部屋に戻るまで一言も発せぬまま、ゴッドファーザーズに割り当てられた部屋に突入
淳一を叩き起こしゴッドファーザーズ緊急会議を始める
あーこんなシリアス展開上手く描写する自信ねー
つーかバカ系だったはずなのに、なにこの重たい雰囲気
「それじゃあ話すけどその前に約束して、ここで話したことは誰にも言わないって。」
ゴクリ……
「「「分かった」」」
全員一致でそう言う
もうシリアス展開満点
「始めに聞くけど、みんなボクのことどう思ってた?」
「いいカモ」
「童貞の敵」
「犯したい」
誰がどのセリフを吐いたかはご想像にお任せします
「ボクさ、性別どっちだと思う?」
「そりゃあ、男だと思うがそんなこと聞いてくるってことは…」
淳一どうした?そのセリフはお前のキャラじゃないぞ
「もうゴッドファーザーズのみんなは人を裏切る様な人はいないって信頼して話す
どうせ転校してすぐこれじゃ他の人にもバレかねないし」
ユウは一呼吸置いて、「ボク、キミ達と性別が違う」
「ボク、キミ達と性別が違う」
「「「ナナナナンダッテー!!」」」
ナナナナンダッテー!!
「ボクはさ、普通の家族と生活が全く違うんだ、
なんていうのかな、こうでもしてないとボクが危ないんだ」
どんな家庭だよ
「家のしきたりで高校卒業まで男として生きなきゃならないとか?」
真クン、その展開はときメモだけでお腹一杯だよ
「その程度だったらまだよかったんだけどね」
ユウ、お前の背中からなんか今物凄い負のオーラが湧き出てんぞ、平気か
「んじゃあ何でそんなことする必要があるの?」
今度は昌姉ぇ、なんかこういう時強いよな、オカマって
「それは言えないよ、だって、ものすごく個人的なことだもん」
あーあー泣くな泣くな、なんか昌姉ぇまでオロオロし始めたぞ
さて、どうするゴッドファーザーズ!!
「分かった、お前についてこれ以上追及しない
秘密は守る、絶対に誰にも口にしない」
真、お前そんなカッコイイこと言うキャラだっけ?
「ホント?」
ようやく泣き止んだか、ユウ
上目使いで真クンを見つめる
「ホントだ、約束する」
真クンカァーックィイー!!
ただのバカギャンブラーかと思ってますたハイ
「ありがとう」
キャーキャー!!なんか抱きついちゃったぁーー!!
今真クンの腹にはユウのダ、ダ、ダ、ダブルマウンテンぐぁぁーー!!
オイ!!真ォ!!鼻血出してる場合じゃねぇぞ!!!
ダメだ聞こえやしねぇ、既に精神があっちにぶっ飛んでやがる
まあこれで一件落着か