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有紀の気持ち・狂介の気持ち 2

実験屋◆ukZVKLHcCE氏

sideK

「狂介・・・・」
生まれたままの姿でベッドに横たわる有紀が瞳を潤ませながら
俺の名前を呼ぶ。
「有紀。」
俺はそれに答えるようにそっと身体を重ねていった。
「狂介・・・あの・・・」
「ん?」
「えっと・・・僕の事、好きにしていいから。」
「・・・有紀」
俺は呆れた様にため息をつく。
「あの・・・ホントに・・何してもいいから・・・」
俺のため息を拒絶と取ったのか、有紀は口早に喋る。
「だから・・お願い・・・きょうす・・んん!!」
俺は有紀に優しく口付けをした。
「そんなことはしません。」
「あ・・・・・」
俺は有紀の頬を挟む様に触れその瞳を見つめ、言い聞かせた。


「わかった?」
「うん・・・・。」
「じゃあ・・・ご褒美。」
俺は恥ずかしげにうつむく有紀の顔に何度も口付けた。傷に触れないように
何度も・・・・何度も。
「あぁ〜・・・・狂介・・・」
次第に有紀はウットリとした表情を浮かべる。
俺は有紀の乳房に触れ、包み込むように、すくい上げるように揉んだ。
既に乳首は勃っており。柔らかな乳房と硬い乳首の感触を同時に楽しむ。
「あん・・・・んっ!!」
乳房にかかる快感に有紀はピクッと肩をすくめる。
俺はそんな有紀の乳房を口に含み、硬く、そして熱くなった有紀の乳首を
舌で転がして楽しんだ。
「はぁ・・・はぁ・・・あぅ!!・・・あん!!」
俺の舌が這い回るのに呼応して有紀は甘い声を漏らす。


手持ち無沙汰になった手を有紀の股間へと伸ばす。
そこはまだ触れてもいないというのに愛液が溢れ始めていた。
「・・・濡れてる。」
「ああん・・・・言わないで・・・うぅん!!」
ポツリと呟いた一言だったが有紀には聞こえていたらしい。
そのまま狂介が指を動かすたびに湿ったイヤらしい音が聞こえる。
「気持ちいい?」
「ううん・・・そんな・・・こと・・・聞かないで・・」
両手で顔を覆いながら有紀はイヤイヤと顔を横に振る。
「ゴメン・・・やりすぎたね。」
俺は有紀の股間から指を引き抜いた。
「あぁ!!」
有紀はなぜか悲痛そうな顔を浮かべる。
「・・・有紀?」
「・・・・いで。」
「え?」
「やめないで!!・・・気持ちいいからぁ・・・」
有紀は顔を真っ赤にして訴えた。


「でもさ・・・指でいいの?」
「え・・・?」
「俺としてはさ・・・・挿れたい。」
「・・・・・・」
俺の呼びかけにしばらく考えたもののその意味を理解し
有紀は「あっ」と声を上げた。
「うん・・・指より・・・ソッチの方が・・・」
有紀の了承が得られたので俺は有紀を仰向けにし、再び身体を重ねた。
十分に濡れたソコを確認すると俺は自分の肉棒を一気に根元まで挿入した。
「あぁ!!・・・くっ・・・・はぁぁぁ」
有紀は大きく息を吐いた
「痛かった?」
「ううん・・・違うの・・・気持ちいいの」
そういうと有紀は満面の笑みを浮かべ、自分から腰を動かし始めた。
徐々にどうすればいいのか理解してきたようで俺も自分もどうすれば気持ちよくなれるか
的確な場所をついてくる。
「俺も動くよ。」
「う・・うん。」


有紀が返事を言い終わる前に俺は腰を動かし始めていた。
有紀のアソコは限界まで拡がって俺を受け入れている。無理でもしたら
壊れるのではと思ったが、有紀の表情を見る限りまだ余裕があるようだと感じた。
そこで、俺は腰の動きをさらに強くし、突き込んだ。
「あぁっ!!・・・んく・・・ん・・・あぁん」
突如として強烈になった俺の動きに有紀は俺の背中に回している手の力を強める。
「はぁ・・・あ!!・・・いい・・・気持ちいいよぉ!!」
その有紀の言葉に触発され俺は何度も有紀を貫く。叩きつけるような動きに
翻弄されベッドの上でのた打ち回る有紀。震える有紀の身体を優しく抱きしめ
俺は有紀を突き続けた。
「やぁぁ・・・・狂介・・・僕・・・もう・・あんっ」
「あぁ・・・一緒にイこう・・・有紀。」
俺はラストスパートをかける様に突き上げる。有紀もそれに呼応し
俺を抱きしめる力を強める。
「ああっ・・・狂介ぇ!!」
その瞬間、有紀の中が蠢き俺のものを取り込むかのように奥へと
引きずり込んでいく。
「有紀!!」
俺のモノが有紀の最深部に到達した瞬間、ギュッと有紀の中が締まった。
その締まりに限界を迎えた俺は自分の欲望を一気に有紀へと流し込んでいった。


「あぁ・・・ん。」
身体の中に入り込んでくる精子を感じたのか、有紀は身体を振るわせる
「有紀。」
そんな有紀を抱きしめ、口付ける。有紀はそれに答えるように舌を動かして
俺の舌に絡めてくる。

今日は俺も疲れた・・・何だか・・・このまま・・・俺も・・・ZZZ

「・・・あれ?」
急に狂介が動かなくなったと思い見てみれば、狂介ったら寝てる。
「んん〜・・・有紀・・・ZZZ」
今日は狂介、僕のためにがんばってくれたもんね。
「ありがとう・・・狂介。」
狂介のホッペにキスすると狂介は僕に擦り寄ってきた。
(この人といつまでも一緒にいられますように・・・。)
そうお願いしながら僕も夢の中へと落ちていきました。


次の日の朝
「おはよう山崎。南も。」
「オイッす。」
「おはよう。」
クラスメートが声をかけてくる。
「そういえば聞いたか?」
「何をだ?」
「退学になった升沢さん。全身の骨バラバラにされて堤防に引っ掛かってるトコを
 救出されたらしいぜ。」
「えっ!!」
有紀が心配そうに俺を見てくる。
「そうか・・・。日頃の行いが悪いから天罰が下ったんだな。」
「きょ・・狂介!?」
「しかし、全身の骨がバラバラか〜。世の中には残虐なことを平気でする奴もいるんだな〜(笑)」
 
              あ〜恐ろしや。恐ろしや。


                           〜おしまい〜


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