「啓ってさ・・・」
「ん?」
「カワイイ。」
そう言うと啓は顔を真っ赤にさせた。
「何言ってんだよ!」
「ホントのことじゃん。」
胸に顔をうずめて擦り寄ってる姿は確かに格好いいとは言えない。
「アタシ母性本能が豊富だから、その方が良いんだけどね。」
そういった途端に二人の体はベッドに沈み込んだ。
「んふっ、あぁむ・・んん」
二人は抱き合いながら激しいキスを交わす。互いの舌が絡み合い
涎が零れ落ちても二人は互いをむさぼり続けた。
啓はレオの制服に手を掛けワイシャツのボタンを外す。ブラをしていなかった
シャツの中からはレオの胸があらわになる。
「綺麗な胸だな。」
言うと同時に啓はレオの胸にむしゃぶりつく。
「あぁ、うっ・・・うぁ!!」
あまりに強く吸い付かれる刺激にレオは思わず叫んだ。
「悪りぃ、大丈夫か?」
「あ・・大丈夫だから・・・続けて。」
レオの許可が下りた為、啓は再び胸に吸い付く。
「うぅん・・・あっ!!・・・いいよ啓。」
レオの声が徐々に熱を帯びてきたのを感じる。
「あぁ・・んっ・・・やっぱり・・・カワイイよ・・啓って」
啓の頭を撫でるように触れながらレオが呟く。
「なんでだ?」
「だって・・・さっき・・から・・オッパイばかり・・・赤ちゃんみたい」
「う、うるせぇ!!!」
羞恥で顔を高潮させた啓は仕返しとばかりに胸への刺激を強める。
「あぅっ!!・・・ちょ・・ちょっと!!」
「胸以外にもやってやろうか?」
啓の右手がレオの股間に伸びる。
ジイィィィと社会の窓を開放し指を送り込んでいく。
「ああぁ!!!!」
「濡れてるな。」
ショーツ越しにも分るほどにレオの秘所は濡れていた。啓はそのまま下着越しに
愛撫を繰り返す。
「はぁっ!!・・そんなに・・一気に・・・あっ!!」
右胸は啓の左手で胸を揉まれ、左胸は啓に舐め回され、秘所は啓の右手に翻弄される。
休む間もない三点攻めにレオは快感の声を荒げた。
「どうだ!?レオ?・・参ったか?」
「うぁ・・あっ、うぅん・・・まだまだ。」
(!!・・・・レオ)
啓の執拗な攻撃に耐え微笑むレオ。その姿は、ダダをこねる子供を
あやす母親のように啓には映った。
「・・・・挿れたい。」
「え?」
「レオに挿れたい・・・いい?」
啓の顔から先ほどの荒々しさは消えていた。代わりに許しを請い、
縋る様な視線を向けてレオを見つめる啓。
「・・ウン。おいで。」
レオは優しく微笑み啓を促した。
「レオ・・・・」
ズボンを脱がさないようにショーツをずらす。本来なら肉棒を出す社会の窓に
それを差し込もうとは・・・。
「啓・・・・きて。」
啓はレオに覆いかぶさり、勃起した自分の肉棒を秘口にねじり込む。
「んっ・・ぅあぁぁ!!!・・・啓・・・あぁ!!」
自分の中に異物が進入する感覚にレオはゾクリを背中を仰け反らせながら
体を振るわせた。
「啓ぃ・・・気持ち良いよ・・・動いて・・・」
「わかった。」
啓はゆっくりと腰を動かしながらそれに答える。少しずつスピードをあげ
何度もレオの身体を貫く。
「いい・・いいよ・・・啓・・・もっと・・もっと」
レオの要望に答えさらに突き上げる啓。ふと、横に目を見やる啓。
その視線の先にはサイズの大きい啓のブレザーの袖をシッカリを握り締める
レオの手があった。
「レオ・・・・」
啓をレオの手をゆっくりと持ち上げると自分の背中に回した。
「啓・・・」
「俺だって、そこまで甘えん坊じゃない。レオも俺に甘えろって。」
「啓!!」
レオの啓を抱きしめる力が大きくなる。そんなレオを離さないように
啓は二人の接合点に力を入れ、大きく打ち付けた。
「ああぁ・・・啓・・・」
レオが快感に身体を震わせる。レオの仕種に限界を感じた啓。
自分にも限界が迫っていた。
「レオ・・・イきそうだ。」
「いいよ・・・アタシも・・・もう!!」
ラストスパートに大きくレオを貫く啓。それにレオも応え腰を
動かし乱れる。
「あぁ!!・・・啓・・・イク・・・イっちゃう!!」
小さな震えだったレオの中の振動が大きく蠢き、まるで触手が生えたかのように
啓の肉棒に絡みつく。
「レオ・・・レオォォ!!」
「なぁ・・・レオ。」
「なに?」
一仕事終え、同じ布団の中で語り合う啓とレオ。
レオの腰の当たりに縋るように巻きつく啓。完全に親に泣きつく子供だ。
「もう男を引っ掛けるの辞めろ。」
「どうしたの・・・いきなり。」
「俺・・・働くから・・・真面目に働くから・・・」
「啓・・・」
レオは啓の顔を両手で包み、その顔を見つめる。
「初めてヤキモチ妬いたんじゃない?」
「それは・・・だって・・・」
「いいよ。心配しないで。もうしないから。」
「ホントか!?」
「ウソ言ってどうする。」
「ゴメン。」
「まったく・・・啓はカワイすぎ!!」
そういいながら、そのまま二人は布団に潜り込んでいった。
−半年後−
啓のアパート・・・
「ただいま〜」
「お帰り。」
「ジャジャ〜ン。はいボーナス!!」
「おぉ〜!!本当に賞与って書いてある。」
「俺って結構有能なんだぜ。」
「エライエライ。」
そういって啓の頭を撫でるレオ。その手の薬指にはシルバーのリングが・・・・
「怠けてらんねぇからな。」
「そうだね。」
啓がレオのお腹に優しく触れた。よく見るとレオのお腹は膨らんでいる。
「パパは頑張ります!!」
「いいぞ、頑張れパパ。」
〜おしまい〜
〜おまけ〜
有紀「僕たち出番少なかったね。」
狂介「俺なんかセリフ無いぜ。」
有紀「エッチしてるとこ、みんなに見られたし・・・」
狂介「それは違うぞ有紀。」
有紀「え?」
狂介「見せてんのさ!!エッヘン!!」
有紀「狂介のバカーーーーー!!」
有紀の攻撃!! 狂介に999999のダメージ
狂介「グフッ・・・・・・イグナイテッド」
〜ほんとにおしまい〜