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魔王の恋 5

実験屋◆ukZVKLHcCE氏

俺とマオはしばらく抱き合ったままでいた。だが、急にマオが声をかけてきた。
「ジェイドさん・・・あの・・・」
「どうした?」
「下・・・あたってます。」
「え?・・・・あっ!!」
情けない事に大きく反り起った俺の分身がマオの下腹部に密着していた。
「ご・・ゴメン!!」
「いいんです。・・・だって・・・」
「だって?」
「私のコト・・・女として見てくれてるんだなって・・・」
マオは顔を真っ赤に紅潮させ、その顔を手で覆い隠した。
「可愛いこと言ってくれるなぁマオは。」
俺はマオの頭に手を乗せ撫でた。
「あっ・・・うぅん。」
感じやすいのは女になっても変らない様だ。
「マオ?」
「はい?」
俺は真剣な顔でマオを見つめる。俺の気持ちを感じ取ったのか
マオも目をそらす事無く俺を見つめる。
「・・・マオを抱きたい。」
「ジェイドさん・・・。」
「マオともっと触れ合いたい。その身体の隅々まで俺のものにしたい・・・いいか?」
「・・・・はい。」
マオは目を潤ませながら笑顔で答えた。


互いの服に手を掛ける。性別が無かったと言う事もあってマオは上着とシャツを
取り去っただけでそのきれいな胸をさらけ出した。
「キレイだな。」
「そんな事無いです。」
「イヤ、キレイだ。」
俺はマオの胸に手を伸ばす。
「んっ!!・・・あん・・」
その乳房を手で包み込んだだけでマオは堪らないと言った表情を浮かべる。
「気持ちいい?」
「は・・はい・・・・あぁっ!!」
そのままゆっくりとマオの胸を揉みしだく。
「あぁぁ・・気持ちいいです・・・ジェイドさん・・・」
「よかった。じゃあ今度は・・・」
そのままマオの乳首を口に含んだ。
「はぅ・・あっ・・あぁぁぁぁ!!」
マオは身体を大きく仰け反らた。
「マオは感じやすいね。」
「あぁ・・ごめんなさい・・・んぅ。」
「悪いことじゃないさ。俺としては大歓迎。」
そう言うと俺はマオの乳首を舌で転がし始める。
「んはぁ・・あっ・・んっ!!」
止む事の無い責めにマオは瞳に大粒の涙を浮かべる。


「!!。マオ・・・痛かったか?」
マオの涙を見た瞬間、俺は背筋が凍った。やりすぎたのか?苦痛だったのか?と。
「違います・・・嬉しいんです。」
「マオ・・・。」
「ジェイドさんにこんなに愛してもらえて・・・私・・・」
マオの声が涙混じりになってくる。
「本当は怖かったんです。ジェイドさんに嫌われたらどうしようって・・・ 
 でも、ジェイドさんが私の事愛してるって・・・言ってくれて・・・。」
マオの気持ちが俺にも伝わってくる。その暖かい想いで俺の胸はいっぱいになる。
「ひゃ!!」
頬に伝わるマオの涙を舌で舐めとる。
「まだまだだぞ。もっと、もっとマオの事愛してやるからな。」
「ジェイドさん!!」
マオを思い切り抱き寄せて口付ける。
「んぅ・・・むぅ・・んっ!!」
俺の舌に必死になって交わろうとするマオに一層愛おしさがこみ上げる。
「あぅん!!・・・んぅぅ!!」
マオの可愛らしい舌を翻弄し更に口内を貪る。マオは対抗できずに
俺の舌のいい様にされている。
「ぷはぁ!!・・・はぁ・・はぁ・・」
唇を開放するとマオは大きく息を荒げる。
「わ・・私も・・・もっとジェイドさんに・・愛して・・欲しいです。」
息も絶え絶えにマオは俺に訴える。


「あぁ。」
一糸纏わぬ姿でベッドに横たわるマオ。その瞳は俺の股間に逸物に
集中していた。
「いくぞ?」
「はい。来て下さい。」
マオのアソコは十分に濡れて俺のモノが来るのを今か今かと待ち受けている。
俺はマオの秘裂に肉棒をあてがった。
「・・・力抜け。そうすれば楽だから。」
そう言い俺はマオの中に入っていく。
「あぁ!!」
シーツに血が飛び散る。
「痛いか?」
「んっ・・・大丈夫です・・・平気です。」
そうは言うがやはり痛いのだろう。マオの目尻にどんどん涙が溜まっていく。
「動いてください・・・お願いします。」
マオは俺が離れるのを拒むように首に手をまわしてきた。
「わかった・・・。」
マオの願いに答え、腰を動かし始める。ゆっくりとでは逆に苦痛を与えると
思い、深く沈みこみ大きく腰を動かした。


「くっ・・あぁ・・・んぅ!!」
俺にしがみつくマオの手の力が強くなる。
「ジェイドさん・・・」
「ジェイドでいい。」
「え?」
「”さん”はつけなくていい。」
そのままピストン運動を再開する。
「あぁぁ!!・・うぅ・・ジェ・・イ・・ド・・」
「マオ・・・愛してる。」
「あぁ・・私も・・ジェイド・・・ジェイド!!」
俺にしっかりとしがみ付きながら何度も俺の名前を叫ぶマオ。
「ジェイド・・いなくならないで・・・ずっと私のそばに・・・お願い・・・」
「あぁ・・・離れるものか・・ずっと・・ずっと一緒だ。」
腰を捻るように回しながら突き入れる。マオもそれに答えて腰を振り乱す。
「ジェ、ジェイド・・・くる・・・何かがくるぅぅ!!」
近づいてくる絶頂にマオは身体を強張らせる。
「大丈夫だ・・・俺が傍にいるよ。」
マオを離さないようにしっかりと抱き寄せる。
「あぁぁ・・・ジェイド・・・ジェイド!!」
マオの絶頂に引き寄せられるように俺もマオに想いの全てを自分の絶頂と共に注ぎ込んだ。


ベッドの上で布団に包まりながら俺はマオと抱きあっていた。
「マオ、よかったよ。」
「ホントですか?・・・うれしい。」
マオは眩しいくらいの笑顔を俺に向ける。
「私もジェイドさんに愛してもらえて気持ちよかったです。」
「”さん”はやめろっていったよな?」
「でも・・・」
「でも、じゃない。」
「恥かしいですぅ。」
「エッチしてるときは沢山言ったのにか?」
「うぅ〜。ジェ・・イド・・のイジワル。」
「可愛い娘にはイジワルしたくなるのさ。」
そのまま、マオの額や頬にキスの雨を降らせる。
「あぁぁん・・・ジェイドォ・・」
ウットリと恍惚の表情を浮かべるマオ。
「覚悟しろよ?俺はこういうヤツだからな?」
そのまま布団の中へと埋もれていく・・・。


        「はい・・・・私だけの勇者様。」


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