GW中の献血小旅行

チャリンコで時折通るコースの近くに立派な藤棚があり、この時季『藤まつり』が催されます。多分ここ数年は期間中に献血バスも来ていて、私も「タイミングが合えばいずれ…」と企んでました。
しかし今年はなにせ大型連休でしたから、折角だからもっと遠いところに行きたいな、その旅先で献血をと思っていたのです。

そんな矢先…2月か3月頃だったか。藤まつりの関係者さんがtwitterで嘆いていました。今年も献血バスを呼ぼうと打合せに行ったら、あまり佳い対応をされなかったそうなのです。
要するに(たぶんこれまで何度か実施してきて)協力人数に達してないことを言われたようです。

確かにこの場所は駅からも遠いし、古くからの街ですが周囲は田園地帯で人口も少なめだし。なにより、実績として毎年の協力人数が出ているのだから、派遣する側が二の足を踏んでしまう気持ちも分からないではありません。
でもね。毎度同じショッピングモールではその風景が日常化してしまい献血の認知は広がらない、あまねくエリアに献血バスを派遣することこそ長期的に利があると私は考えます。
ま、私自身が「変わった場所で献血したい」というだけの話ですが…

その後、ご尽力の甲斐があってでしょうか、結局今年も献血バスが来ることになったようですが、そんな経緯を知ってしまったので「協力者が少ねーなら俺が行っちゃるよ」となったのです。


当日は清々しい五月晴れでチャリンコにも好都合でしたが、献血後のことも考慮してあまり無茶せずイベント会場に向かうと「けんけつちゃん巨大バルーン」がお迎え。ここで私のテンションはMAXっすよ。

逸る気持ちと脈拍をクールダウンさせるためにまずは藤棚を観賞。そのスケールは、さすがに足利ほどではないにせよ、近隣の藤の名所よりも優れていると思います。
でいて、お客さんもそれなりにいるんだけど、大渋滞とかごった返しとかでは全然なくて、ゆ~ったり楽しめます。ここに来る度に「なんでもっと賑わわないんだろ」と不思議に思うほど。

そんなこんなで、そろそろ献血しにいくと、会場となっている神社さんから記念品が提供されるというではないっすか。これは期待が更に膨らみます。

受付は神社の参集所という建物。神社の歴史にまつわる品々が展示されていたので、たぶん宝物館的なとこだと思います。
問診等を済ませると献血バスに移動してという流れですが、バスは神社の参道に駐車してて、窓からは行き交う人が見えるんですね。気になってチラチラ見てたら『藤むすめ』を発見。献血してる場合じゃねえ!と針を抜いてバスを飛び出したかったのですがジッと我慢。

献血後は参集所で休憩。神社からの「記念品」抽選で、なんかゴム製のブレスレットみたいのをもらいました。

処遇品は丸美屋の『手のりたま』、加須市保健センター提供の『キッチンパック』、あとラブラッドのポイントが貯まってたらしいのでナースキティのハンドタオル。いろいろありがとうございます(東京とは大違いだぜ)。

さあ貰うもん貰ったら休憩なぞしてる暇はない。急いで藤むすめを追いかけてったら幸いにもまだ神社にいらしたので、声がけして撮らせてもらいました。本日イチバンの収穫。

折角なのでお昼も食べていきましょうか。『めんこや岡安』のぶっかけうどん。大変美味かっただけに育ち盛りの私は大盛りにすべきだったか。

ショップが併設されてるのでお土産購入。

騎西城。内部は郷土資料館的展示がありますが、年間で数日間しか見学できない(GWと秋だったかな)ので見ていきましょう。

今も信州上田に蘇民将来というものが伝承されている、ということを数日前にテレビで見たばかりだったのでタイムリーな発見。

最後は天守閣からの眺めを楽しんでぶらぶら帰路を走りました。

渋滞を横目にスイーっと。

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