一覧第1章 彼女に何が?
第二章 ヴィルガスト世界!
彼女が意識を取り戻したとき、彼女は粗末な寝床に寝かされていた。
何が起こったか理解はできないのか、意識を取り戻してからも何がなんだかわからない、
という感じの顔をしていた。
声がかかった。
『あら。意識が戻ったみたい。』
女性の声…やさしそうな声である。
『おおそうか。よかったな。でも、倒れていたからびっくりしたよ』
これは影の薄そうな男性の声。
(悪い人たちではないみたい…)
彼女はそう思った。顔を上げた。
そこには金髪、青い目をした女性と、
茶色の髪、紫がかった瞳を持つ男がいた。
『ここは…』
そうつぶやくと、
『やっぱりそうみたいね。この子{現実世界}からきたみたい』
と金髪の女性が言った。
『…それじゃまたこの世界が致命的な危機に教われているのだな。』
と二人が会話している。
そこで彼女は、
『いったいどう言うことなんですか?現実世界とか、この世界とか…』
そこでこの二人の人物は彼女に事情を説明し始めた。
この世界はヴィルガストという世界であり、彼女がいた世界とは別次元にあること。
この世界はある事情から神がいなくなってしまい、昔とは違いかなり荒れ果てたこと。
過去にも現実世界から人がこの世界からきたことがあること、
そして、彼女がこの近くで倒れていたこと…などであった。
『…忘れていたわ。私の名前はファンナ。この森を守っているの。
そしてこの男の人は私の亭主のユータ。』
男の人は、ぺこりと頭を下げた。
『後私の子供のアーウィンがいるけど、今は森の中にいるわ。』
『ごめんなさい、私の名前は…リミ、西岡 リミ』
そのとき、扉が開いた。
『ただいま〜!』
甲高い声でした。
『ちょうどいいところに帰ってきたわ。アーウィン。ちょっと用事を頼んでいいかしら。』
『何、その用事って。僕は今、忙しいの。』
『なに言ってるの。こっちのほうが大事なんだから。ちょっとレミさんの所に』
『わかったよ。僕が行けばいいんだろ。』
ユータが口を挟んだ。
『この子も一緒についていくんだ』
『え〜!誰その子?』
『それともしかしたらアリシア女王に謁見しなければ往けなくなるから、衣装ももって行けよ。』
と、ファンナ。
そして、二人は旅の準備(衣装やら、こまごましたものをいろいろ)して、
出発することになった。
第2章 ヴィルガスト世界!
(感想 今度はちょっといい感じかな。設定としては、ヴィルガストの世界は、あの戦争から、20年くらい経っているものとします。
ちなみに、新キャラクタの『アーウィン』ですが、まだ性別の設定をしていません(笑)。
とりあえず、アリア国の王様について。
アリア国の多い第一継承者は、クリスでしたが、王位継承権を放棄したため(彼女は王侯貴族の
政治の世界は合わないでしょう)、アリシアが王位を継承しています。
ちなみに、アリシアのだんなは、ハワード(ラクーサの王子でした。)です。。)
このリレー小説の説明。
1、どの章からはじめてもかまいません(2章が気に入らないから2章から書く!というのも可)。
2、いくつもの章がダブッても、それらの話はすべて有効とします。
3、喧嘩、あまりに倫理上問題のあるものは不採用(このページを守るため)。
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