ぴくの〜ほかんこ

物語

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[114] 過去と未来のうつし鏡

みみ〜 #1★2003.12/18(木)20:57
第1話

ここは、とても小さな小さな島。
そこでは、優雅にポケモン達が遊んでいた。
ひょいと手をのばせば、おいしいミカンが食べられる。
おにごっこをする、友達だってたくさんいる。
何ひとつ不自由のない島だった。
そんな島で、今日も楽しそうに遊んでいた。
ちょうど、このエネコも友達のミズゴロウの家にいくところ
だった。

エネコ 「今日はミズゴロウくんちでクリスマス会があるんだ♪
いってきまーす♪」
といいながら家をでていった。

エネコロロ 「いってらっしゃい 気をつけてね」
と、母も言った。
そして、エネコが歩いていく途中、
何かが足につっかかった。
エネコ 「いたっ」
そして顔からどってーん。
エネコ 「なんだよ もう!」
後ろを振り返ると、なんか黄色いものが
地面からでっぱっていた。
エネコ 「なんだこれ?」
とりあえず、引っ張ってみることに。
エネコ 「ふぅぅぅーんぬぅ〜!」
すっぽん! 見事に抜けた。
見ると、鏡のようなものだった。
エネコ 「なんだろ、これ?」

☆つづく☆
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みみ〜 #2☆2003.12/18(木)21:06
第2話

エネコ 「なんだろ、これ?」
とりあえず、手でごしごしふいてみた。
すると、黄色いものがもっときれいになった。
エネコ 「あー、いけない!ミズゴロウくんちで
クリスマス会あるんだった!」
と、走り出した。小さなへんなものはかばんの中に
入れておいた。
ミズゴロウくんちについた。
エネコ 「ふー、、間に合った〜…。」
ミズゴロウ 「いらっしゃい! 遅かったね。。
じゃぁはじめよっか。」
そして、楽しい時間はすぐにすぎていった。
エネコはふと、あのへんなものの事を思い出した。
エネコ 「ねぇ!あたし、今日こんなものひろったの!」
と、みんなにみせた。
するとポチエナが
ポチエナ 「これ、なんか怪しいぜ!磨いてみようぜ。」
そして、洗面所へ持って行き、洗ってみた。
そうすると、へんなもののしょうたいがわかった。
みんな 「鏡だ!」
ポチエナ 「鏡ひろうなんて、たいそうめずらしいもんだな。」
アチャモ 「きっと、何かの縁があったんじゃない?」
ピカチュウ 「そうだよ! きっといいことあるよ。」
みんなくちぐちにさけんだ。
エネコ 「ありがとう。 …あれ?ボタンがあるよ?
おしてみよう!」
ぽちっ。 すると、ポチエナが
ポチエナ 「あ、ちょっと待…」
といいかけたが遅かった。
するといきなり、ピカッ!とフラッシュより強烈な
光があたりをつつみこんだ。

☆続く☆
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みみ〜 #3☆2003.12/19(金)06:23
第3話

エネコ 「あれ…?なんかみえるよ?」
のぞきこむと、そこには、赤い服を着たオヤジが、
この鏡を奪っていくところが見えた。
すると、何の境もなく、映像はフッときえた。
ミズゴロウ 「なんなんだー?」
ポチエナ 「ばかぁー!おまえら、この鏡のこと
何にもしらねえのかよ!」
アチャモ 「ポチエナくんは何か知ってるの?」
ポチエナ 「おう!あたりまえだ! 昔、じいちゃんに
教えてもらったんだが、その本によると、
この鏡は、過去のことや未来のことが見えるらしい!
本にのってた写真とそっくりなんだ」
みんな 「ふーん。」
ミズゴロウ 「じゃあ、エネコラッキーじゃん!」
ポチエナ 「ラッキーなもんかよ! これ、
未来のできごとかもしれないんだぜ。」
エネコ 「あ、もう1コボタンがあるよ。 おしてみよう」
ぽちっ
するとやはり、小さい頃遊んでいた、
エネコ達の姿がうつし出された。
アチャモ 「じゃぁ、やっぱりあれは未来なんだねー。」
エネコ 「みんなありがとう!この鏡、大事にするからね!」
こうして、みんな自分の家に戻っていった。
だが、この鏡の噂(うわさ)は、遊びに来ていたポッポや
スバメ達によってホウエン地方全体へと広まっていった。
そして、この1人の耳にも…。
???? 「なんと素晴らしい鏡だ…。
私も一目みてみたいね…」

☆続く☆
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みみ〜 #4☆2003.12/19(金)14:30
第4話

エネコ達は、またいつものように遊んでいた。
この島に危険がせまってくることもしらずに…。
そして、とうとうその島に危機がやってきた。
ある一人の男が、この島にやってきたのだ。
マツブサ 「みんな、はじめまして。
私はマツブサと言うものさ。
みんなとなかよくなりたくてこの島へやってきたんだ。
よろしくな。」
と言った。するとエネコロロが
エネコロロ 「本当に、みんなと仲良くなるためなの?
ココには珍しいポケモンが沢山いるから、
狩りにきたんじゃなくて?」。
マツブサ 「違う違う。みんなと仲良くなるためにきたんだ。」
みんなは不安を隠せなかったが島においてあげることにした。
その男は、みんなと一緒に遊んだり、
ミカンをとってくれたりした。
自然にみんなとうちとけていった。
しかし、大人だけは、どうしても信用しようとしなかった。
そしてある夜、みんなが寝静まった頃。
マツブサは何かを探し始めた。
ガサ、ゴソ。
マツブサ 「あった!この鏡を探していたんだ」
といいながら、逃げようとしたその時!
バシィッ!
強烈な電撃が行く手を封じた。
マツブサ 「誰だ!」

☆続く☆
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みみ〜 #5☆2004.01/10(土)18:37
最終回

みるとそこにはエネコロロがいた。
他のポケモンの母もいた。
マツブサ「かかってこい!」
みんなで総攻撃し、
マツブサを追い返した。
こうして、この島での事件はおわりを告げた。
今も、地図のどこかで、ひっそり綺麗に
輝いていることだろう。

END
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[114]

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