ぴくの〜ほかんこ

物語

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[241] ☆まじょっこ・あんず☆

ゆい☆ #1★2004.03/16(火)22:07
〜第1話〜あんずとぐれいの出会い

あんず「ポケモン乗っけて空のたび〜〜♪」

のんきに歌いながら、ほうきに乗っている少女・あんずがいた。

あんず「行くよ!ルリちゃん♪」

ルリリ「レッツゴールリ!」

あんず「ポケモン乗っけて空のたび〜〜♪」

よそみしていたあんずは、少年・ぐれいにぶつかりそうになった。

あんず「きゃーっ!そこの人ー、どいてぇ〜〜!」

ぐれい「うわぁ〜」

『どしゃっ』と、ぐれいの上にあんずがのしかかった。

あんず「すみませーん!」

ぐれい「……早くどいてくれよ」

あんず「今どきますぅ〜〜」

ぐれい「君、ほうきで空飛んでた・・」

魔女ということが人間にばれたら魔女失格ということになってしまう。あんずは必死にごまかそうとした。

あんず「これは、魔女なりきりセットっていうんだ!空を飛べるほうきつき〜!」

…ナマケロにでも分かるような、バレバレのうそだった。

ぐれい「空を飛べるほうきつき?すごい・・。もう1回飛んでみてくれよ!」

あんず「了解☆」

ぐれいは見事にだまされたらしい。ぐれいの頭の中はナマケロ以下かもしれない。

あんず「どぉ?スゴイでしょ〜!」

ぐれい「本当に飛んでる・・」

あんず「そりゃー、魔女だもの」

ぐれい「魔女?」

あんずは本当のことをしゃべってしまった。

あんず(きゃーっ!魔女失格になっちゃう――っ)

ぐれい「どうしたんだ?」

ルリリ「あなた、あんずの正体知ってしまったルリね・・」

あんず「おねがーい!このことは誰にも言わないで〜」

ぐれい「分かった。だまっとく」

あんず「ありがとー」

ルリリ「1人くらいバレたってたぶん大丈夫ルリ。他の人にバレたら今度は、即魔女失格ルリ〜!」

あんず「うん。気をつけるよー」

『これからは気をつけよう!』と決心したあんずだった。

あんず「そういえば、あなたの名前は?」

ぐれい「俺はぐれい。君は?」

あんず「私はあんずだよ。よろしくね!」
             
              ☆つづく☆
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ゆい☆ #2☆2004.03/16(火)22:06
〜第2話〜みらくる☆まじっく

ぐれい「あんずの格好目立つよ」

あんず「そうだよね。魔女の服だから目立ちすぎ〜」

ぐれい「魔女なら魔法とかも使えるんだろ?」

魔法を使うことはできても、失敗する確率の方が高かったのだ。

ルリリ「上達してるかもしれないルリ〜」

ルリリも期待していた。

あんず「よぉーし!久しぶりに使ってみるよ!」

ルリリ「じゅもんは覚えてるルリ?」

あんず「みらくるプリティ☆まじっくでしょ?」

ルリリ「ちがうルリ−!」

本当のじゅもんは『みらくる☆まじっく』だった。

あんず「それじゃあ・・、プリティ☆まじっく!」

『ボワッ』と煙がでてきた。

あんず「あ、失敗v」

ぐれい「いちいちハート(v)なんか付けなくていいのにな・・」

ルリリ「プリティなんていらないルリ〜!」

あんず「それじゃあ・・、みらくる☆まじっく!」

ルリリ「あ、正解☆」

あんずの衣装は、青色のワンピースに変わっていた。

あんず「やったー!成功っ」

ぐれい(みらくる☆まじっくって・・。そのままだし)

ルリリ「あんずちゃんにしては上出来ルリ☆」

あんず「『にしては』が余分・・」

ぐれい「なぁ、俺にも魔法使えないのか?」

ルリリ「すべての人間がつかえるルリ〜!」

ぐれい「あっそ・・」

あんず「でも、試験合格しないと無理なんじゃなかったっけー」

ルリリ「普通に使えるルリ!」

あんず「じゃあ、あの試験はなんだったの〜?」

ルリリ「じゅもんを決めて叶えたいことを強く念じるだけルリ☆」

あんず「ひどーい!無視する気!?」

ぐれい「じゅもんは『マジカル☆マジック』にするよ!」

ルリリ「じゃあ、試しに魔法使ってみてルリ!」

ぐれい「マジカル☆マジック!」

ルリリが大きくなった。

ぐれい「こうゆうこともできるんだな!」

ルリリ「早くもどしてルリ〜〜!」

ぐれい「ゴメン。マジカル☆マジック!」

ルリリ「ふぅ・・」(ため息)

あんず「ルリちゃん、大丈夫?」

ルリリ「何ともないルリ・・」

ぐれい「えへへ。ちょっとイタズラ」

ルリリ「イタズラをするくらいなら、そんな魔法使わないでルリ!」

ぐれい「以後気をつけます・・」
               ☆つづく☆
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ゆい☆ #3☆2004.03/17(水)17:56
〜第3話〜まじょっこ☆らいむ登場!

らいむ「あ、へなちょこ軍団だぁ〜」

らいむとは、あんずの幼なじみ。昔のサトシとシゲルみたいな仲だ。

ぐれい(へなちょこって・・)

ぐれいは、へなちょこが誰なのか気になってしょうがなかった。

あんず「らいむ、こんなとこで何してるの?」

らいむ「修行しているの。ププちゃん(ププリン)とね!」

ププ 「ルリリなんていたっけ〜?」

ルリリ「何だとぉルリ〜」怒)

ルリリとププリンの仲もイマイチだった。

ぐれい「あんず、早く行こうぜ!」

あんず「うん!じゃーねー、らいむ〜」

らいむ「さよーなら!へなちょこ軍団〜」

ぐれい(へなちょこ軍団って誰だ・・?)

ルリリ「へなちょこって私とあんずちゃんのことルリ?」

あんず「そーじゃないの?」

ぐれい(何がへなちょこなんだ・・?)

まるでぐれいの頭の中は、コダックみたいだ。

あんず「何か、疲れてきたよー」

ぐれい「俺も。」

ルリリ「それじゃあ、ポケモンセンターにでも行くルリ!」

あんず「そーだね」

3人はホワイトタウン・ポケモンセンターに向かった。

☆ホワイトタウン・ポケモンセンター☆

あんず「あ!」

そこにはらいむとププリンがいたのだ。

らいむ「久しぶりね」

ぐれい(さっき会ったばっかりだったよーな・・)

あんず「そうだったっけ〜?」

あんずはさっきの出来事も忘れていたのであった。

ププ 「ルリリのバーカ〜♪」

ルリリ「ププリンのま〜ぬ〜け〜♪」

相変わらずの2匹。仲がいいのか悪いのか?

あんず「らいむ、魔法使ってみてよ!」

ぐれい「俺だって魔法使えたんだからな」

らいむも魔女だったのだ。

らいむ「上手くできるかな〜?」

ルリリ「う!危険・・」

ププ 「逃げるよっ」

ルリリとププリンは逃げた。らいむは魔法を使うのが下手らしい。

らいむ「スター☆まじっく!」

『ボワッ』と煙がでてきた。

らいむ「あーぁ、失敗☆」

ルリリ&ププリン「やっぱり・・」

らいむ「次こそー!スター☆まじっく!」

『ザ―ッ』と、雨がふってきた。

らいむ「にゃはー。また失敗☆」

ルリリ&ププリン「下手くそ・・」

あんず「できないって分かったから・・」

らいむ「あんずたちにできて私にできないなんて、おかしいよ!」

ぐれい「もうやめとけば?」

らいむ「次こそ成功させるんだから。スター☆まじっく!」

『パア〜っ』と、辺りが光りだした。

ププ 「成功らしいね。」

らいむの服はパジャマに変わっていたのだ。

らいむ「私は眠いの!お〜や〜す〜み〜」

ぐれい「まだ夕方なのに・・」

あんず「深い意味は考えない方がいいよ」笑)

ぐれい「そういうもんなのか」

ルリリ「そういえば、ぐれいの相棒はいないルリ?」

ぐれい「ポケモン持ってないんだ」

あんず「それならゲットしに行くよ〜!レッツゴー♪」

ルリリ「あんずがやる気まんまんでどーするルリ」

ぐれい「よぉーし、ポケモンゲットだぜ!」

ルリリ「・・まだゲットしてないルリ」

こうして、ホワイトロードに向かった。

☆ホワイトロード☆

ぐれい「かっこいーポケモンいないかなー」

あんず(ついでに私だってポケモンをゲットするんだから!)

ルリリ「2人ともはりきってるルリ〜」

???『カサッ』

あんず「ポケモン発見!?」

ぐれい「かっこいーポケモンか?」

ルリリ「キャタピールリ!」

キャタピー「何?」

ぐれい「何だ・・。虫ポケか〜」

ぐれいはかっこいーポケモンが欲しかった。

ぐれい「ガーディとか、ストライクとか・・」

あんず「バタフリーになるんだっけ?よぉーし、ゲットだ〜」

ルリリ「あんずには私がいるのにルリ〜」

あんず「行け!モンスターボール!」

『パカッ』とモンスターボールがひらいた。

ルリリ「ゲットするときは弱らせなきゃいけないルリ〜」

ぐれい「そんなの常識だし。」

あんず「じゃあ、ルリちゃん!みずでっぽう」

ルリリ「ルーリーっ」

キャタピーにダメージをあたえた。

あんず「よぉーし、今度こそ〜。行け!モンスターボール!」

『カラン・・』という音がして、キャタピーをゲットした。

あんず「やったー!キャタピーゲット〜♪」

ぐれい「俺も早くポケモン欲しいなー」
               
ぐれいはまだポケモンをゲットしていなかった。

あんず「そのうちゲットできるって!」

ぐれい「そうだよな!」
              
   

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ゆい☆ #4★2004.03/20(土)17:09
〜第4話〜ぐれいのポケモン

ぐれい「なかなか見つからないなー」

あれから1時間過ぎてもポケモンは出てこなかった。

あんず「もう帰ろうよー」

ぐれい「俺はあきらめないからな!」

???『カサッ』

あんず「あ!何かいるみたい・・」

ぐれい「本当!?」

現れたのはスピアーだった。

ルリリ「ここは逃げるべしルリ!」

あんず「ぐれい!逃げるよー」

ぐれい「よし、ゲットするぞ!」

あんず「何言ってるの!こんなときに・・」

ぐれいは本当にゲットするようだ。

ぐれい(ポケモン持ってなかったっけ〜)

ルリリ「あんずちゃん!私たちだけでも逃げるルリ〜っ」

無責任なルリリ。

一方あんずは・・、

あんず「ぐれい、ゲットするなら早くしてよぉ!」

ぐれいを待っているつもりのようだ。

そのころルリリは逃走中・・。

あんず(無責任なルリちゃん・・)

ぐれい「よし!行けー、モンスターボール!」

『コロッ…』

ぐれい「ゲットできたのか?」

『コロコロッ…』

あんず「ゲットできてるよ!」

ぐれい「弱ってたのかもな・・。とりあえず、スピアーゲット!」

ぐれいは何とかスピアーをゲットしたのであった。

あんず「あれ?ルリちゃんは・・?」

ぐれい(さっき逃げてたよーな・・)

ルリリはホワイトタウンにいた。

☆ホワイトタウン☆

ルリリ「あんずちゃんたちはどこルリ?」

ホワイトタウンで迷子になっていたルリリ。

そこへププリンがやってきた。

ププ 「あーら、迷子になったみたいね〜」

ルリリ「ププリンもなんでしょルリー?」

ププ 「私は散歩してるだけだってー」

ルリリ「そっかぁ・・」

ププ 「いつもの元気はどうしたの?」

ルリリの様子にププリンは気付いたらしい。

ルリリ「1人じゃ心細いルリ」

ププ 「私も一緒に探すからさぁ。そんな顔しないでくれる?」

ルリリ「分かったルリ!」

ププリンとルリリはあんず&ぐれいを探しにいった。

そのころ・・、

☆ホワイトロード☆

あんず「ルリちゃーん!いないの〜?」

ぐれい「スピアーはもうゲットしたぞー」

あんずとぐれいはルリリを探している。

ぐれい「もう真っ暗だ。探すのは明日にしないか?」

あんず「私はあきらめない!」

必死にルリリを探すあんず。

ぐれい「俺はポケモンセンターに戻るからな!」

あんず「どうぞ!ご自由に〜」

『タタタタタッ!』走る音)

ぐれいは走ってホワイトタウンに向かう。

それでもあんずはあきらめなかった。

あんず「ルリちゃーん!」

あんずはいいコトを思いついた。

あんず(魔法使えばルリリを探すことくらい簡単に出来たよーな・・)

あんず「みらくる☆まじっく!」

『パアアアアアッ』と辺りが光だし、ルリリが現れた。

ルリリ「あんずちゃーん!」

あんず「よかった。無事だったんだ」

・・成功したかのように見えても、失敗だった。

ププ 「ここはどこ!?」

おまけにププリンがついて来たからだ。

ルリリ「あー!」

あんず「なんでププリンが?」

ルリリ「あんずちゃんの魔法だって・・」

あんず「そーなの〜?」

ププ 「なんだ。あんずのせいなのね〜」

ププリンは騒ぎ出した。

ププ 「今度は私が迷っちゃったじゃない〜〜っ」

ルリリ「大丈夫ルリ!」

あんず「私たちが連れてってあげるよ」

ププ (・・やさしいんだ)

☆ホワイトタウン・ポケモンセンター☆

あんず「ほら、ここでしょ?」

ププ 「あ、ありがとね」

ルリリ「やっぱりまぬけだね〜」笑)

ププ 「何だとぉ〜〜」怒)

そこにはらいむとぐれいがいた。

らいむ「ププリン・・」

ぐれい「らいむは、起きたらププリンがいないーって騒いでたんだ」

ププ 「そーなの?」

らいむ「よかった。戻ってきたんだね」

あんず「よぉーし。これで一件落着〜♪」

              ☆つづく☆
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ゆい☆ #5★2004.03/21(日)09:14
〜第5話〜グリーンシティのお姉さん

ぐれい「ホワイトロードをぬけるとグリーンシティなんだなぁ・・」

あんず「グリーンシティって?」

ぐれい「前に住んでた町なんだよ」

あんず「そうなんだー」

ぐれいが住んでいた町は緑がたくさんある町だった。

ルリリ「ププリンのバ〜カ♪」

ププ 「ルリリのア〜ホ〜」

らいむ「ケンカはやめてよ!」

旅にはらいむ&ププリンがついてきていた。

あんず「何でらいむがいるの〜?」

らいむ「別にいいじゃん!」

そこへぐれいがケンカをとめにきた。

ぐれい「ケンカなんかするなよ〜!」

あんず&らいむ「分かったよ〜」

☆グリーンシティ☆

ルリリ「きれいなとこルリ〜♪」

あんず「ここは最高だー!」

らいむ「自然がいっぱいね」

3人は感激している。

ぐれい「イヤだな、こんなとこ・・」

ププ 「ププは都会のほうが好きなのに」

ぐれいとププリンはいやがっていた。

あんず「こんなにきれいな場所なのに・・」

そこへいちごが現れた。

いちご「私はこの町のジムリーダー・いちごよ!」

らいむ「ジムリーダーか・・」

いちご「あなたたちは?」

あんず「魔女でーす♪」

ルリリ「あんずちゃん・・」

あんず「しまった!」

あんずは、本当のことを言ってしまったのだ。

いちご「魔女?」

らいむは必死にごまかそうとした。

らいむ「魔女じゃなくて、魔女ごっこをしてるんです。」

いちご「仲がいいのねv」

らいむ「みんなからも言われます!」(ウソ)

らいむが何とかごまかした。

ぐれい(魔女ごっこって・・)

あんず「ぐれい?どうしたの?」

いちご「ぐれい?」

いちごはぐれいに気がついた。

ぐれい(ヤバイっ)

あんず「知ってる人なの?」

いちご「この子は私の弟よ」

いちごとはぐれいのお姉さんだったのだ。

ぐれい「やっぱり姉さんか・・」

らいむ「知り合いだったんだねー」

いちご「私の家に寄って行かない?お腹すいたでしょ?」

あんず「いいんですか?」

いちご「もちろんよ!」

らいむ「やったー!ありがとうございまーす♪」

ぐれい(腹へってたんだよなー)

☆いちごの家☆

あんず「ここってぐれいの家でもあるんだよね?」

ぐれい「前に住んでた家だよ」

ここはぐれいの家族が住んでた家だったのだ。

ルリリ「ぐれいの部屋にこんなもの置いてあったルリ〜」

ルリリが持っていたのは、ぐれいのアルバムだった。

ププ 「どれどれ?」

あんず「私も見たーい!」

らいむ「何かおもしろそうね〜」

ぐれい「見るな!」

アルバムには小さい頃の写真がたくさんあった。

あんず「ぐれいって昔は可愛かったんだーv」

ぐれい「そうか?」

ルリリ「今はブサイクだけどルリ!」

らいむ「確かにそうね!」

ぐれい「何だとーっ」

いちごがおいしそうなシチューを持ってきた。

いちご「みんなー!シチューできたわよー」

あんず「わぁ、おいしそー!」

らいむ「いただきまーす♪」

あんず「ぐれいは食べないのー?」

ぐれい「ムシャムシャ・・」

あんず(すでに食べてるし・・)

みんなでおいしそうにシチューを食べたのであった。

いちご「おかわりほしい?」

あんず「ほしいでーす♪」

らいむ「くださーい!」

ぐれい「俺もー」

いちご「よっぽどお腹すいてたんだねー!」

あんず「もっちろん!」

いちご「まだまだおかわりはあるから、どんどん食べてねー」

みんな「はーい!」

あんずたちのたびはまだまだつづくのであった。

             ☆つづく☆
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ゆい☆ #6☆2004.03/20(土)21:28
〜第6話〜ももかVSらいむ

あんず「あーおいしかったv」

らいむ「私は料理苦手だからこんなの作れないよー」

あんずとらいむは、あまりの美味しさに感激していた。

ぐれい「いつもと一緒の味だな」

いちご「ぐれい、何その言い方は?」

ぐれい「ごめんなさいねぇ〜」

その後、あんずはこう言った。

あんず「今日寝る場所はどうしよー」

いちご「それなら大丈夫。寝る場所ならあるわ。」

ぐれい「まさか・・、俺の部屋!?」

いちご「正解!」

ぐれい「何で?」

いちご「そこしか空いてないの」

ぐれい「そっか・・」

らいむ「私は眠くないよ!夕方寝たもの」

あんず「それならいいけど」

らいむは1人でグリーンロードに向かったのであった。

☆グリーンロード☆

らいむ「ポケモン探すぞー!行けー、ププリン!」

ププ 「私も一緒に探すぞぉ♪」

こうして、らいむとププリンのポケモンゲット作戦が始まった。

らいむ「魔法を使って何かできないかな?」

ププ 「うーん・・?」

魔法を使ってポケモン探しを考えた。

しかし、らいむはいい作戦が思いつかなかったようだ。

らいむ「ま、いーや。普通にさがそーっと♪」

らいむはあきらめかけていた・・。

ププ 「ねぇ、私が歌おっか?」

らいむ「グッドアイディアv」

ププリンの『歌ってポケモンゲットだぜ!』作戦開始!

ププ 「プ〜プルル〜プ〜♪プリ〜ン〜・・♪」

???『ぐぅ〜〜・・』

木の下で寝ているポケモンがいた。

ププ 「寝てるポケモン発見♪」

らいむ「作戦成功ね☆」

???『ぐぅ〜〜・・』

らいむ「このポケモン何だろう?」

ププ 「黄色くて、黒い模様があって・・」

らいむ「ピチューかなぁ」

ピチュ−「そう。僕はピチュ−さ!」

ププ 「野性のピチューなのかな・・」

らいむ「よーし!ピチュ−ゲットするよ♪」

そこへ、ももかが現れた。

ももか「私のピチューに何するつもり!?」

このピチューは野性じゃなく、飼い主がいたようだ。

ももか「私の名前はももか。あなたの名前は?」

らいむ「私はらいむ」

ププ 「私、ププリンよ♪」

ププリンまで自己紹介をしている。

ももか「ポケモンには聞いてないって!」

ププ 「なんだ・・」

ももか「早速だけど、らいむ!バトルしましょ!」

らいむ「バトル?OK!やろう♪」

こうしてももかとらいむのバトルが始まった!

ももか「ピチュー、GO!」

ピチュー「がんばるもんね☆」

らいむ「いっけー!ププリン」

ププ 「負けないよー」

ももか「ピチュー、スパーク!」

先攻はももかのピチューだ。

ピチュー「ピーチューッ」

ププ 「余裕☆」

らいむ「まだ大丈夫ね!ププリン、うたう!」

ププ 「プ〜プルル〜プ〜♪プリ〜ン・・♪」

ププリンのうたう攻撃は、はたしてピチューに効くのか!?

ピチュー『ぐぅ〜〜』

ももか「あ〜!ピチュー!」

どうやらピチューは眠ってしまったようだ。

らいむ「よぉーし!あとは楽勝ね!ププリン、おうふくビンタ!」

ププ 『バシッバシッ』

ピチューはおうふくビンタで目を覚ました。

ピチュー「いたいー!いたーい!」

ピチューは、泣きそうになるほど痛かったのだろう・・。

ももか「ピチュー、大丈夫?」

ピチュー「・・大丈夫じゃなーい」泣)

ももか「そんなぁ!」

らいむ「私たちの勝ち?」

ももか「もうこうさんするわ・・」

ピチュー「ピ〜」泣)

らいむ「やったー♪」

ププ 「よかったー!」

らいむとププリンの初バトルは簡単で勝てたのだった。

そして、2人はいちごの家に戻った。

☆いちごの家☆

らいむ「たっだいま〜♪・・ってみんなもう寝てる〜」

ププ 「つまんないの〜」

らいむ「私たちもそろそろ寝よっか?」

ププ 「そうだね。おやすみ〜」

らいむ「おやすみ、ププリン」

らいむたちは、あっという間に寝てしまった。きっと楽しい夢でも見てるのだろう。

             ☆つづく☆
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ゆい☆ #7☆2004.03/21(日)10:04
〜第7話〜みか&めろ登場!

7時ごろ、みんなが目を覚ました。

あんず「おっはよ〜♪」

いちご「朝から元気ね」

ぐれい「テンション高すぎなんだよ!」

ぐれいはとても眠そうだったのだ。

らいむ「朝ごはん〜♪」

いちご「朝はいちご特製フレンチトーストよ!」

あんず&らいむ「やったぁ〜〜!」

あんずとらいむはとても喜んでいた。

ぐれい「いつもと一緒だし・・」

ぐれいはがっかりしている。

いちご「ポケモンたちにはポロックをあげるわ」

ルリリ「いいルリ?」

ププ 「やさし〜」

さぁ、みんなで楽しく朝食タイムの始まりのようだ。

あんず「この味最高v」

らいむ「お〜い〜し〜vv」

あんずとらいむは似たもの同士。一方・・、

ぐれい(食べたくない・・)

ぐれいはやはりいやがっていた。

ププ 「ポロックって始めて食べたよー」

ルリリ「こんな美味しい食べ物があったなんて、知らなかったルリ〜」

ポケモンたちは、ポロックの美味しさに感激していた。

らいむ「朝食も食べたし、また旅に出かけるよ!」

あんず「ジム戦は・・?」

あんずは、いちごがジムリーダーということをまだ覚えていた。

いちご「ごめんね。ポケモンが今1匹もいないの」

ぐれい「どうして?」

いちご「魔女にやられちゃったのよ・・」

らいむ「魔女!?」

あんず「名前とか言ってなかった?」

いちご「みかとめろ・・、だったような」

あんず「みか&めろ!?」

あんずは、みかとめろのことを知っているようだ。

らいむ(私は知ってる・・)

ぐれい(みか&めろって変な名前……)

らいむ「とりあえず、旅に出発〜!」

あんず「みか&めろをたおすぞ〜」

ぐれい「よし、行こう!」

ルリリ&ププリン「おーっ!」

☆グリーンロード☆

あんずたちは、グリーンロードにやってきた。

あんず「みか&めろ〜、どこにいるの〜?」

らいむ「早く出てきてよ〜」

ぐれい「バトルしたい・・」

そこへ、みか&めろが現れたのだった。

みか 「私たちを探してるのは、あなたたち?」

めろ 「僕たちを探しているのは、君たちかい?」

あんず「みか&めろ!」

らいむ「・・やっぱりこの2人か」

あんずとらいむは、この2人を知っていた様子。

みか&めろ「バトル!」

ぐれい「いきなり・・?」

らいむ「いいよ。ダブルバトルならね」

あんず「ちょっとらいむ〜、勝手に決めないでよぉ〜」

らいむ「いいじゃん!こんなへなちょこ軍団なんか、簡単に倒せるって!」

めろ「それはどうかな?」

みか「ダブルバトルね!楽しそうだわv」

みかとめろははりきっている。

らいむ「私はいいから。2人でバトルしてきてよ!」

あんず「らいむがやるって言ったんでしょ!?」

らいむ「細かい事は気にしないで〜」

ぐれい「細かくないって・・」

みか&めろ「ダブルバトル開始!」

あんず(私たちに勝てるのぉ〜〜?)

あんず&ぐれいVSみか&めろのバトルが始まった。

             ☆つづく☆
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ゆい☆ #8★2004.03/21(日)16:14
〜第8話〜初めてのダブルバトル ☆前編☆

みか 「がんばってー、エーフィ!」

エーフィ「まかせて☆」

めろ 「行け!ブラッキー」

ブラッキー「頑張るぞ!」

みかのポケモンはエーフィ、めろのポケモンはブラッキーだ。

あんず「行けー、ルリリ!」

ルリリ「負けないルリー」

ぐれい「がんばれよ、スピアー!」

スピアー「まかせな♪」

ダブルバトルの始まり始まり〜♪

みか 「エーフィ、ルリリにサイコキネシスよ!」

めろ 「ブラッキー、スピアーにシャドーボール!」

エーフィ「フィーッ」

ブラッキー「ブラッキーッ」

ルリリ「つ、強いルリ・・」

スピアー「俺、1回も戦ったことないのに〜」

ルリリとスピアーは傷だらけになってしまった。

あんず「大丈夫?」

ルリリ「まだまだルリ・・」

ぐれい「まだ戦えるよな?」

スピアー「楽勝!」

次はあんず&ぐれいの攻撃だ。

あんず「ルリリ!エーフィにみずでっぽう!」

ぐれい「スピアー、ブラッキーにどくばりだ!」

ルリリ「ルーリーッ」

スピアー「スーピーッ」

エーフィ「フィ…」

エーフィは傷だらけになってしまった。

ブラッキー「毒が…」

ブラッキーはどく状態になった。

みか&めろ「大丈夫なの?」

エーフィ「私はまだ大丈夫だけど・・」

ブラッキー「どく状態になっただけだ」

みか「よし!エーフィ、スピアーにさいみんじゅつよ!」

めろ「ブラッキー、ルリリにシャドーボールだ!」

エーフィ「フィーッ」

ブラッキー「ブラッキーッ」

ルリリ「ルリ・・」

スピアー「ぐぅ〜〜」

スピアーは眠ってしまった。

ぐれい「スピアー!」

ぐれいは叫んだ。

スピアー「ぐぅ〜〜」

それでもスピアーは目を覚まさなかった。

ぐれい「くそぉー・・」

あんず「あきらめちゃ駄目だよ。ぐれい!」

ルリリ「私が頑張るルリ!」

4人のバトルは、だれが勝つのか!?

             ☆つづく☆
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ゆい☆ #9★2004.04/21(水)18:48
〜第8話〜初めてのダブルバトル ☆後編☆

ルリリ「ブラッキーは毒をくらってダメージをうけてるみたいルリ。でも、エーフィはまだピンピンしてるルリ・・」

あんず(それならどうしたらいいんだろう・・?)

ぐれい{いい方法があるぞ!}小声)

あんず{そんな方法あるの!?}小声)

ぐれい{魔法を使えば楽勝だろ?みき&めろにも簡単に勝てそうだし・・}小声)

らいむ{・・それって反則じゃなかったっけ}小声)

あんず{らいむ、どっから出てきたの!?}小声)

ルリリ≪魔法なんてダメルリ―――――っ≫

ルリリの大きな声に、みかは気付いたようだ。

みか 「もしかして、魔法を使おうとしてた?」

めろ 「君たち!ズルいぞ」

ぐれい(まだ使ってないって・・)

あんず「も――!ルリリが大声であんなこと言わなければよかったのにぃ――――――っっ」

ぐれいの作戦は失敗した。

あんず「とりあえずバトルのつづき。ルリリ!なみのりーっ」

らいむ「え?そのわざって・・」

ルリリ「ルーリーっ」

ブラッキー「…ブラッキー」

エーフィ「フィー・・」

めろ 「ブラッキー!」

ブラッキー「もうだめだ。エーフィにまかせたぞ…」

ブラッキーはひんし状態になってしまった。

みか 「エーフィは大丈夫?」

エーフィ「うん。私は大丈夫!」

エーフィはまだ戦えるようだったのだ。

らいむ「ちょっとあんずー、ルリリのなみのりがスピアーにも効いてるよー!」

あんず「え、何で・・?」

スピアー「スピ…」

ぐれい「スピアー!」

らいむ「これはダブルバトルでしょ!…なみのりのおかげでスピアーは目が覚めたみたいだけどね」

ぐれい「だめだ!スピアーはもうひんし状態になってる・・」

あんず「そんなぁ…!」

生き残っているポケモンはエーフィとルリリだけだった。

みか 「エーフィ!さいみんじゅつよ」

エーフィ「フィーっ」

ルリリ「へっちゃらルリ」

あんず「ふぅ」

なんとかさいみんじゅつにはかからなかったみたいだ。

あんず「今度は私の番ね!ルリリ、もう1回なみのりー!」

ルリリ「ルーリーっ」

ルリリのなみのりが見事にエーフィにあたった。

エーフィ「…フィ」

みか 「エーフィ・・」

エーフィはもう立ち上がれなかった。

あんず「私たちの勝ち?」

ぐれい「そうみたいだなー」

らいむ「勝てたんだね〜」

ダブルバトルはあんずとぐれいが勝ったのだあった。

あんず「ところで、みか&めろもジムバッジ集めてるの?」

みか 「あたりまえよ!私たちの夢はポケモンリーグのチャンピオンになること」

めろ 「そして、だれよりも強くなりたいんだ!」

ぐれい(…大きな夢だな)

あんず「それでいちごさんとバトルしたんだ・・」

らいむ「昔は私たちよりもずーっと弱かったくせにさぁ」

みか&めろ「うるさぁーい!!」

ぐれい「あ!ルリリが」

あんず「ルリリがどうしたの!?」

ルリリは光っていた。

らいむ「進化?」

ルリリ「ルリ?」

辺りが光りだした。そしてルリリは、マリルに進化した。

マリル「リルーっ」

あんず「やったー!進化した――!」

らいむ「あんず、せっかくルリリが進化したんだし、バトルでもしてみない?」

あんず「やってあげてもいいけどー」

あんずはすなおじゃなかった。

らいむ「バトルは1時間後ね!」

あんず「分かった!」

あんずとらいむのバトル、勝つのはどっちなのか?

              ☆つづく☆
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ゆい☆ #10★2004.04/21(水)18:48
〜第9話〜あんずVSらいむのライバル対決! ☆前編☆

「バトルは1時間後ね!」と、らいむが言ってから1時間がたった。

あんずはポケモンセンターに行って昼食タイム♪

らいむは必死にププリンとトレーニングしていた。

あんず「らいむ、バトル!」

らいむ「OK!」

ぐれい(おー、やっと始まるのかー)

ぐれいは2人のバトルを待ちくたびれていたのだった。

あんず「行けー、マリル!」

マリル「負けないよー」

らいむ「頑張って!プリン」

ぐれい(プリンだとぉ?)

プリン「へへ〜ん!私だって進化したんだもんね♪」

トレーニングしているあいだに進化していたプリン。

あんず「マリル!なみのり」

マリル「リールーッ」

プリン「平気☆」

マリルの攻撃はあまり効かなかった。

あんず(どんな修行をしたのかな・・?)

らいむ「プリン!とりあえずマリルを眠らせてーっ」

プリン「プ〜プルル〜プ〜プリン〜・・♪」

あんず「マリル!大丈夫ー?」

マリル「うん。大丈夫リル」

プリンの攻撃ははずれていた。

あんず「マリル、なみのりー」

マリル「リールーッ」

らいむ「同じわざばっかりね」

プリン「…プ」

なみのりがきゅうしょにあたった。

ぐれい(あんずが勝ちそうだな。このバトル…)

らいむ「プリン、おうふくビンタ!」

プリン『バシッ』

マリル「痛いリル〜」

プリンのおうふくビンタはものすごく痛そうだ。

プリン「まだまだ・・」

ぐれい(マリルにうらみでもありそうだな…)

あんず「マリルー!」

プリン『バシバシバシバシッ』

5回命中した。

マリル「プ、プリンのバカぢからリル・・」

プリン「なんだとぉ〜」怒)

ぐれい(このバトル、どっちが勝つか分からなくなったなぁ…)

              ☆つづく☆
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ゆい☆ #11★2004.04/21(水)18:50
〜第9話〜あんずVSらいむのライバル対決 ☆後編☆

あんず「マリルー、れいとうビーム!」

らいむ「れいとうビームって・・」

マリル「了解☆」

プリン「あんた、いつのまにそんなわざ覚えたのぉ!?」

覚えた・・と言うより、覚えていたのだった。

マリル「リールーッ」

『ピキ〜ン』とプリンはこおった。

プリン「……」

らいむ「そんなのありなの?」

あんず「私の勝ちね♪」ピース)

ぐれい「あんず、カメラ目線するなよ〜」

あんず「カメラなんてないもんね♪」

ぐれい「…あっそ」

このバトル、このままでは終わらなかったのだ。

らいむ(ふふ。あんずが調子にのってるすきに・・)

プリンはまだこおったまま。

らいむは一体なにをしようとするのか。

らいむ{スター☆まじっく!}小声)

プリン「あ・・!」

プリンのこおりはらいむの魔法でとけた。

らいむ「これで勝負は分からないでしょ?」

あんず「今、魔法使わなかった?」

ぐれい「おれは見てたぞ〜」

らいむ「バレた・・?」

ぐれい「バレてるって・・」

らいむの魔法は見破られていたのだった。

らいむ「次は私の番!プリン、おうふくビンタ!」

プリン『バシバシバシッ』

マリル「いたいリル〜」

3回命中した。

あんず「これで最後!マリル、れいとうビーム!」

マリル「リールーッ」

マリルのれいとうビームが急所にあたった。

プリン「もうだめ〜」

らいむ「そんなぁ・・」

ぐれい「勝負ありだな」

あんず「勝ったぁ♪」

マリル「よかったリル〜」

あんず「私はらいむにだけは絶対負けないもんね!」

らいむ「次こそ勝ってみせるんだから〜」

あんずとらいむ、仲がいいのか悪いのか・・。

             ☆つづく☆
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ゆい☆ #12★2004.04/21(水)18:50
〜第10話〜らいむの怒り

☆グリーンシティ・ポケモンセンター☆

らいむ「バトル負けちゃったし…。ついてないなぁ〜」

プリン「大丈夫!ももかっていう人には勝ったでしょ?」

らいむ「あんずに負けたのが悔しいの…」

らいむはひどく落ち込んでいた。

あんず「らいむが弱すぎるんだってー」

らいむ「もぉー、あんずのバカァ〜〜っ!」

『どかっ』と物にもあたっている。

プリン「そんなこと言ってないで、次はジム戦なんだよぉ!」

らいむ「そんなの知らない!ジム戦なんてやらないから!」

マリル(らいむちゃんが怒ってる…)

らいむは短気な性格。

こんなふうに怒るのも、珍しくなかった。

あんず「さっき、ジム戦なんかやらないって言ったよね?」

らいむ「言ったよ!ポケモントレーナーなんてやめるもんね!」

プリン「ポ、ポケモントレーナーをやめる!?」

らいむ「1人で旅に出るから!」

ぐれい(すごい騒ぎになったなー)

☆グリーンロード☆

らいむは1人でグリーンロードにやってきた。

らいむ「あーぁ、つまんないな〜」

イーブイ「ブイ?」

らいむ「かわいーポケモン発見v」

そこへ、飼い主のコーディネーターが現れた。

飼い主「ここにいたのね。れもん!(イーブイの名前)」

れもん「ブイ――っ(そうです)」

らいむ「あなたはだれ?」

              ☆つづく☆
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ゆい☆ #13★2004.04/21(水)18:51
〜第11話〜りんとれもん(イーブイ)

飼い主「私はポケモンコーディネーターのりんっていうの。あなたは?」

らいむ「私はらいむです!」

りん「可愛い名前ねv」

らいむ「そんなことないですよぉ〜」

らいむは、可愛い名前と言われて照れてしまった。

らいむ「ところで、コーディネーターって何ですか?」

ポケモントレーナーしか知らなかったらいむは、コーディネーターという言葉は初めて聞いたのだ。

りん「コーディネーターっていうのは、ポケモンコンテストに出る人のことなのよ」

れもん「ブイ――っ」

らいむ(なんか楽しそう…)

りん「あ、今からポケモンコンテストがあるんだけど、見に来る?」

らいむ「絶対行きます!」

れもん「ブイブイ―♪(僕たちの活躍を楽しみにしててね♪)」

りん「それじゃあ、私は先に行ってるからね!」

らいむ「あとからマッハスピードで追いかけますー♪」

らいむはとても楽しみにしていた。

らいむ(とりあえずプリンを連れて行こっと☆)

『タタタタタッ』と、らいむはポケモンセンターまで走っていった。

☆グリーンシティ・ポケモンセンター☆

らいむ「プリン!行くよー」

プリン「あれ?さっきまで怒ってたんじゃなかった…?」

らいむ「早くー!」

プリン「え?どこ行くのぉ?」

あんず「私もついて行くよ!(ヒマだったし…)」

ぐれい「俺もー。(ヒマだし)」

らいむ「ちょっとー、なんであんずまでついて来るわけ?」

あんず「…………」

たぶん、あんずはらいむのことが心配なんだろう。

マリル「そんなことどーでもいいリル!」

プリン「そーだってぇ!」

らいむ「ま、いっか。それじゃ、レッツゴー♪」

☆グリーンシティ☆

あんず「ほうきに乗って…と」

あんずはほうきで行くつもりらしい…

らいむ「ちょっと待った!歩いていくんじゃないの?」

あんず「ほうきのほうが早いもんね♪」

ぐれい「それもそーだな」

ぐれいまでほうきに乗っていこうとしている。

マリル「私が許すリルぅ〜」(疲れ気味)

らいむ「え?いーの?」

プリン「いーんじゃないのぉ〜」(疲れ気味)

マリルもプリンもかなりつかれているらしい。

らいむ「それじゃあ…v」

あんず「よぉーし、出発だぁ!」

              ☆つづく☆
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ゆい☆ #14★2004.04/21(水)18:52
〜第12話〜レッドタウンまで…

3人のトレーナーと2匹のポケモンは、ほうきに乗って旅をしています♪

ぐれい「それで?目的地はどこなんだ?」

らいむ「コンテスト会場だよー♪」

あんず「私、1回でもいいから見てみたかったんだ!」

ぐれい「…場所は知ってんの?」

らいむ「もちろん!レッドタウン♪」

あんず「え?あの都会っぽいとこ?」

ぐれい(げぇ!レ、レッドタウン―――っ!?)

ぐれいは都会みたいなうるさい町は大嫌いだったのだ。

一方、プリンは…

プリン「わぁい♪買い物たくさんできる〜♪」

らいむ「プリン、ポケモンは買い物できないよ・・」

プリン「えぇ――!」

そんなことまで忘れていたとは…。

なぜか都会が大好きなプリンは、“ポケモンは買い物できない”と言われて、かなりショックを受けた。

プリン「ポケモンは買い物できないんだ…ポケモンは…」泣)

マリル「なーにブツブツ言ってるリル?」

プリン「マリルには分からないよ…マリルには…」泣)

あんず「ほっとこーよ!」

あんずはヤケに冷たかった。

らいむ「プリンの大好きなプリン(食べ物)あげるから、機嫌なおして〜」

ぐれい(一瞬寒かったよーな…)

プリン「え!?プリンー?」

プリンは、らいむのほうきの後ろに座りながら、プリン(食べ物)をたべた。

プリン「美味しいvv」

ぐれい(…プリンがプリン(食べ物)を好きだったとは初耳。)

あんず「あ!あれがレッドタウンじゃない?」

あんずが地上を指さした。

らいむ「これがギャンブルの町!レッドタウンーv」

ぐれい「派手だなー・・」

プリン「噂のレッドタウン〜♪♪」

マリル「プリン、はしゃぎすぎ!」

あんずたちは地上(とは言っても、あまり人通りが少ない所)に降りたった。

人が多い場所で魔女のことがバレたら町じゅうが大騒ぎになってしまうから…。

らいむ「ギャンブルはどこかな?」

あんず「コンテスト会場でしょー!」

らいむ「そういえばそーだったね〜」

ぐれい(自分から言い出したくせに…)

              ☆つづく☆
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ゆい☆ #15★2004.04/21(水)19:41
〜第13話〜ちょっとした番外編♪

これはちょっと昔のあんずとらいむの話。

あれは、5年前だった。

あんずとらいむが通っていた平和な幼稚園に、ある日突然事件が起きた。

あんず「らいむちゃん、遊ぼ♪」

らいむ「うん。いいよぉ!」

この頃の2人は大の仲良し。

ケンカなんか1回もしたことがないくらい仲がよかった。

らいむ「おにごっこね!」

あんず「それじゃあ、私がおにやるよ。10数えたら追いかけるからね!」

らいむ「わかった!」

らいむは逃げた。…というより、木登りをしてかくれただけだけど。

あんず「あれー?いないなぁ〜」

そのときらいむが叫んだ。

らいむ「あ、お、落ちる―――っ!!」

あんず「え?」

らいむが木の上から落ちそうになった。

らいむ「恐いよー!助けてー!!」

あんず「ど、どうしよー」

そこへ先生たちや、やじうま軍団も集まってきた。

あんず「先生!らいむちゃんが木から下りれないんだって!」

先生「どうしましょう…」悩)

らいむ「あ、きゃ―――っ!!」

先生「あ!」

あんず「らいむちゃーん!!」

らいむは木から滑り落ちた。

その瞬間…

???「プリティー☆まじっく!」

『パアアアアア――ッ』と、辺りが光だした。そして、らいむはそっと地上に降りた。

らいむ「い、痛くない!?」

???(よかったね。)

あんず「よかった。よかった。」

???とはいったい誰だったんでしょう?

あんずが第2話でまちがえたじゅもんと同じ言葉…。

あんず「木の上に隠れていたなんて反則だよ!」

らいむ「ごめん!ついつい…」

あんず「でも、無事でよかった。」←小声)

小学校に行くようになると、ケンカばかりするような仲になってしまったとさ。

             ☆番外編おわり☆

本編は『☆まじょっこ・あんず☆パート2』につづく♪
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[241]

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ぴくの〜ほかんこ