ぴくの〜ほかんこ

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[323] ☆まじょっこ・あんず〜パート3☆

ゆい☆ #1★2004.04/29(木)12:53
〜第33話〜オレンジシティまで船のたび〜♪

ここは船の中―。

3人はバトルにはりきって、1人(ぐれい)は寝ている――…。

あんず「よぉーし、バトルしよーよ!」

らいむ「…っと、その前に私はポケモンをひきださないといけないから。」

すかい「あ、僕も!」

あんず「え゛…!?私、ポケモン2匹しか持ってないよー。」

あんずのポケモン、それはマリル&ケムッソ。

らいむ「とりあえず4匹持っていこっと!」

すかい「ぼくは6匹〜♪」

あんず「よし、レッツゴ〜♪」

≪バタンッ!≫

3人は部屋を出て船の中でバトルしてくれる人を探すのだった。

ぐれい(やっとうるさいのがいなくなったな…寝よっと。)

すかいはあっという間にバトルする相手を見つけていた―。

すかい「そこのオジサン、僕とバトルしませんか?」

オジサン「OK。ヒマなのでやってあげよう!」

すかい「3対3で!」

オジサン「OKですぞ!」

らいむ「すかい、もうバトルする相手見つけたの?」

あんず「私たちも探そうよ!」

らいむ「うん♪」

すかい「じゃーねぇオバサン(らいむ)とあんずさん!」^−^にやっ)

らいむ(ムカァッ)\`△´)

すかい「モルフォン、君に決めた!」

モルフォン「フォン!」

オジサン「それならこっちはフシギソウだ!」

フシギソウ「フッシー!」

こちらはバトルが始まる様子。

一方、あんずとらいむは――…?

らいむ「そこのお二人さん、バトルしませんか?」

紗紅(サク)「いいよ♪」

蘭(ラン)「ヒマだったもんね♪」

あんず「私はあんず。こっちがらいむ。あなたたちは?」

紗紅「私は紗紅!ふたごの妹だよ♪」

蘭「私の名前は蘭!ふたごの姉だよ♪」

あんず「ちょうど二人合わせて『サクラン』ってことは『ボ』をつけると『サクランボ』になるんだぁ!可愛い名前vv」

らいむ(ほめ上手なあんず…)

紗紅「そうでしょ?私もお気に入りなんだ♪」

蘭「おかーさんに感謝してるよ♪」

らいむ「さ、そろそろバトル!1人1匹でタッグバトルね☆」

紗紅&蘭「いーよー♪」

               ☆つづく☆
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ゆい☆ #2★2004.04/30(金)21:41
〜第34話〜VSふたごとのタッグバトル!☆前編☆

さぁ、タッグバトルがはじまります♪

あんず「がんばってね!マリルー!」

マリル「まかせてリル、あんずちゃん☆」

らいむ「私のポケモンは…、行けー!ヒトカゲー!」

ヒトカゲ「カゲー」

あんず「ヒトカゲなんて持ってたんだ。いーなー…」

あんずはらいむのことを羨ましがっていた―。

紗紅「ピカちゃん、君に決めた♪」

ピカチュウ「ピーカー」

蘭「いっけー、チコリー♪」

チコリータ「チーコー」

らいむ(えーっと、電気タイプと草タイプかぁ…。)

紗紅「ピカちゃん、マリルにでんきショック♪」

ピカチュウ「ピーカーチュウ〜ッ!」

でんきショックはマリルにこうかばつぐん。

…マリルは黒焦げ―――。

マリル「ね、ねばーぎぶあっぷリル…。」

あんず「大丈夫?モンスターボールに戻っていてね。」

マリル「ごめんリル・・。」

マリルはモンスターボールに戻り、あっけなく負けてしまった。

らいむ「もぉ、あんずの役立たず!あたし1人で2匹も倒せると思ってるの!?」怒)

らいむが怒ってしまった。

あんず「でも、負けたんだから仕方がないよ…。」

ヒトカゲ「そうですよぉ。」

らいむ「それならあたし1人で頑張るしかないんだね!」

あんず「グッドラック♪(頑張ってね♪)」

あんずはらいむのことを励ました。

やっぱりこの2人はサトシとシゲルみたいに仲がいい。

らいむ「次は私の番。ヒトカゲ、チコリータにかえんほうしゃ!」

ヒトカゲ「カーゲー!」

≪ブオォ―――っ!≫

かえんほうしゃは見事にチコリータにあたった。

それもこうかばつぐんなので、チコリータは丸焦げ…

チコリータ「チーコー…」

蘭「あぁ、チコリーちゃーん!」

これで残りは1対1。同点だ!

紗紅「ピカちゃん、10万ボルトをビリっとお願い♪」

ピカチュウ「ピーカーチューウ〜!」

ヒトカゲに…はあたらなかったみたい。

らいむ「ラッキー☆」

ヒトカゲ「ですね。」

               ☆つづく☆
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ゆい☆ #3☆2004.04/29(木)13:21
〜第35話〜VSふたごとのタッグバトル!☆後編☆

マリルもチコリータも負けて、残るはヒトカゲとピカチュウ…。

らいむ「今度は私の番ね。」

あんず「これなら勝つかも!」

ヒトカゲ「カゲー。」

らいむ「ヒトカゲ、ピカチュウにおにび!」

ヒトカゲ「カーゲー!」

≪ブォーッ≫

ヒトカゲのおにびで、ピカチュウはやけど状態になってしまった。

ピカチュウ「ピー…。」

紗紅「やけどくらいでピカちゃんは何にもならないよ♪」

ピカチュウ「ピーカー…(弱ってるけど…)」

紗紅の言ってることとピカチュウの言ってることは全然違っている。

あんず「らいむのバカ!かえんほうしゃで一発だったかもしれないのに…。」

らいむ「弱らせたほうが楽。」

らいむの言葉にあんずは生意気そうに答えた。

あんず「あ、そうですかぁ〜。」

ここから紗紅とピカチュウの反撃開始!

紗紅「これで決めるよ。ピカちゃん、かみなり♪」

ピカチュウ「ピーカーチュウ〜!」

らいむ「あ!ヒトカゲよけて!!」

ヒトカゲ「カゲ?」

ヒトカゲは、らいむの言葉に反応したものの、逃げ切れなかった。

あんず「あーぁ……。」

ヒトカゲ「カゲ〜…。」

ヒトカゲはひんし状態になった―。

紗紅「わぁ、勝っちゃった♪」

蘭「紗紅ちゃんありがとーっ!」

らいむ「敗北…。」

あんず「そんなに落ち込まないでって!」

そのころのすかいは、勝利目前の状況―。

すかい「モルフォン、とどめをお願い!」

モルフォン「フォーン!」

ダグトリオ(3匹目)「ダグー…。」

オジサン「強すぎる。君にはかなわなかったよ。」

そう言ってオジサンは退散していった。

すかい「船の中でバトルするのっていいね。」

モルフォン「フォーン」

すかい「すかいもバトルすればいいのにな。」

その頃のぐれい――。

ぐれい「ZZzz......」

寝ています♪

              ☆つづく☆
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ゆい☆ #4★2004.05/04(火)21:52
〜第36話〜オレンジシティの謎…

その後船はオレンジシティに到着したのであった――。

あんず「ぐれい、起きてよ!」

ぐれい「んぁ?もう朝かぁー?」

すかい「何寝ぼけてるの…。」

ぐれい「寝ぼけてなんかいるぞ!」

あんず「言葉が間違ってるし…。」

どうやらまだ寝ぼけているようだ。

あんず「らいむ、顔がゆるんでるよ。」

らいむ「だってぇーオレンジシティのジムリーダーはカズマ様なんだもんねvv」

あんず(あ、そっか。前からあの美形ジムリーダーの大ファンなんだったっけ…。)

すかい「オバサンは美形に弱いねぇ。」

らいむ「悪い!?それにオバサンって呼ばないでよ!!」

すかい「…どうも。すみませんねぇ〜。」

らいむ(むかつくぅ〜〜)怒)

ぐれい「そんなことより、早く船から降りよーぜ。」

すかい「そーだね。」

4人は船から降りて、オレンジシティに向かった。

あんず「もしかして、あれじゃない?」

らいむ「オレンジの屋根の家がたくさん並んでるんだし、オレンジシティに決まってるでしょ。」

すかい「…そんな単純なもの?」

ぐれい「単純だよな。」

???「助けてくれー!!」

あんず「誰かの叫び声がする…。」

ぐれい「何にも聞こえないぞ。」

???「こっちだ!早く助けてくれ!!」

らいむ「本当だ。とりあえず行ってみよう!」

4人は声がするほうへ走っていった。

              ☆つづく☆
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ゆい☆ #5★2004.05/08(土)16:08
〜第37話〜少年とジラーチ

あんず「あ!」

あんずたちが見た者…、それはポケモンを盗まれた…という少年だった。

少年「おれのポケモンが盗まれたんだ…!取り戻してくれー!」

すかい「…いきなりそんなこと――。」

ぐれい「でも取り戻してやったほうが…。」

あんず「だよね。」

らいむ「………。」

すかい「どうしたのオバサン。」

らいむ「もう行こうよ。私のカズマ様が待ってるのに。」

あんず&ぐれい&すかい『え゛… !?』

らいむ以外の3人はあきれ返ってしまった。

少年はジラーチ…と何回もつぶやいている。

どうやら『ジラーチ』というポケモンがぬすまれたらしい。

少年「ジラーチ…。」

               ☆つづく☆
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ゆい☆ #6☆2004.05/08(土)16:53
〜第38話〜盗まれたジラーチ、犯人の手がかり

あんず「そんなに悲しまないでさぁ、早くジラーチを取り返しに行こうよ。」

少年「…あなたの言うとおりかもしれないな。あと2日で別れのときだったからさっきはあきらめかけていたよ。」

ぐれい「ん?あと2日で別れのとき?」

らいむ「ぐれい、あんたバカね。」

すかい「去年の映画でやってたじゃん。『七夜の願い星ジラーチ』で!マサトたちがジラーチを7日間守っていたやつだよ。」

ぐれい「そうだっけな。」

ぐれいはそう言いつつも、その映画は観たこともない。

『ジラーチ』というポケモンがどんなのかも知らなかった…。

すかい「ジラーチを盗んだのはどんな人だったか覚えてる?」

少年「えーっと…、金髪の女の人と水色(緑?)の髪のお兄さんだったかな。2人とも黒い服着てた。」

あんず「にゃはは〜(笑)こんなすごいことめろ&みかがするわけないもんねー。やっぱ他の人かぁ…。」

あんずは思いっきりめろ&みかのことをバカにしている。

すかい「それってヤマトとコサンジじゃなかった?」

ぐれい「それを言うならヤマトとコサンローだろ。」

あんず「2人ともちがーう!ヤマトとコサブローだよ!」

アニメでもよくサトシたちに間違えられていました(笑)

ここではぐれいとすかいにも間違えられています。。。

らいむ「――…ってことはロケット団の仕業ね。」

すかい「そーだね。」

≪タタタタタタタタッ!≫

5人は、とりあえずオレンジシティのポケモンセンターにむかう。

☆ポケモンセンター☆

ジョーイ「ポケモンセンターにようこそ!」

少年「ジョーイさん、ヤマトとコサンジここに来ませんでした?」

ジョーイ「どうしたの?そんなに慌てて…。」

ぐれい「こいつのポケモンがヤマトたちに奪われたんだってさー。」

ジョーイ「ヤマトとコサンジなら…、ほらあそこに…!」

あんず「えぇ!?」

ジョーイさんが指を指した先には、ヤマトとコサブローがいた。

こんなところでのんきにジラーチの入ったモンスターボールを見つめながら――…。

ヤマト「こんなに簡単に見つかるなんて、私たち運がいいわね。」

コサブロー「早くサカキ様にこのポケモンを届けなければいけないな。」

ヤマト「そうね…。」

すかい「のんきだねー。2人とも。」

ぐれい「こんな目立つとこで…。完璧なアホだな。」

らいむ「えぇーい、グズグズしててもしょうがなーい!」

あんず「…って、らいむ〜何する気!?」

らいむはあんずの話など聞かずに大声で叫んだ。

らいむ「ヤマトー、コサンジー、このコのジラーチを返しなさぁーい!!」大声)

ぐれい「…これはオレンジシティ中に聞こえるほどの大声だな。」

それに反応したコサブローは言った。

コサブロー「コサンジって言うなー!コサブローだ!!」

すかい「あっ、そーですかぁ…。」

ヤマト「こんな奴らに見つかってしまうなんて…、コサンジ、逃げるわよ!」

コサブロー「だからぁー『コサブロー』だってー。」泣)

               ☆つづく☆
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ゆい☆ #7☆2004.05/08(土)21:06
〜第39話〜魔法がバレる!?

らいむ「こらー!待ちなさぁーいっ!」

ヤマト「それより決めゼリフを…。なんだかんだと聞かれたら…」

コサブロウ「答えないのが普通だが…」

ヤマト&コサブロウ「まぁ特別に答えてやろう!」

ヤマト「地球の破壊を防ぐため…」

コサブロウ「地球の平和を守るため…」

ヤマト「愛と誠実な悪を貫く…」

コサブロウ「キュートでおちゃめな仇役」

ヤマト「ヤマト!」

コサブロウ「コサブロウ!」

ヤマト「宇宙をかけるロケット団の二人には…」

コサブロウ「ショッキングピンク桃色明日がまってるぜ!」

ヤマト「なーんてな!」

(ラッタ「らっちゅーの!」)

ヤマト「ふふ〜ん。追いつけるものなら追いついてみなさいよ。」

あんず「もぉ、怒った! みらくる☆まじっく!」

あんずは魔法を使った。

≪パアアァァァ!≫

辺りが光りだした。そしてヤマトたちの足は、動かなくなった…。

ヤマト「何なの、これは!?」

コサブロウ「足…が動かない。」

あんず「これでジラーチを取り返せるよ。」

ぐれい「サンキュー、あんず!」

すかい「コサンジが持っていたジラーチのモンスターボールいただき♪」

少年「…………?」

少年は嬉しそうな顔ではなく、不思議がっている――。

すかい「はい、モンスターボール。」

少年「あ、ありがとうございます。」

らいむ「よし、これで一件落着♪」

少年「あの〜1つ聞いてもいいですか?」

あんず「何?」

少年「さっき、何かじゅもんを言ったあとに辺りが光ってさっきの人たちの足をとめてましたよね?」

あんず「えぇ〜!?な〜んにもやってないよ!」

らいむ(きっと魔法のことがバレているんだ…。)汗)

魔法のことがバレたら、マリルになんと言われることやら…。

ぐれい(あんず、魔女失格だな。)

少年「だってさっき…。」

すかい「ブルー◇マジック!」

≪パアアァァァ!≫

少年はその場に倒れこんでしまった。

少年「………。」

すかい「完璧☆」

ぐれい「おい、何やったんだよ!?」

すかい「ただ記憶を消しただけvvジラーチを奪われる前のところまでね。」

らいむ「『vv』はつけなくていいのに…。」

               ☆つづく☆
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ゆい☆ #8☆2004.05/09(日)13:46
〜最終話〜中途半端な最後のとき

らいむ「やっとカズマ様に会えるのね〜♪」

ルンルン気分のらいむだった。

ジムリーダーとバトルするのは2人…とはいってもバッジを持っているのはぐれいだけだ。

あんずはいちご(ぐれいのお姉さん)というジムリーダーに負けているのだから――。

らいむとすかいはポケモンコーディネーターを目指してる。

あんず「あーぁ…。」

あんずはため息をついた。

あんず「私みたいな弱い人間が最強のトレーナーになれるわけないよ…。」

そこへぐれいがあんずをはげましにきた。

ぐれい「…きっと、たくさんバトルすれば強くなれるって。」

あんず「え?」

すかい「そーだよ。だれだって始めから強かったら変でしょ?」

あんず「だよね…。」

らいむ「あんずは深く考えすぎなの〜。」

あんず「らいむの奴ぅ〜!」怒)

あんずとらいむはケンカ友達。

この仲は、だれにも壊せない――。

らいむ「あ、カズマ様発見〜vv」

綺麗な水色の髪…。整った顔立ち…。

あれがこの町のジムリーダー・カズマだ。

カズマ「君たちは、ここで何をしているのかい?」

ぐれい&すかい(う゛…、キザ!!)

らいむ「私たちは〜この町のジムリーダーとバトルしに来たんですぅ〜vv」

あんず(ブ、ブリッコ!?)

カズマ「それじゃあバトルをはじめよう!」

ぐれい「俺だけだけどな。」

……………………

あれから5年の年月が過ぎた。

らいむはカズマのもとで修行(え?

すかいは立派なポケモンコーディネーター。

ぐれいは最強のポケモントレーナーになっていた。

…そしてあんずは――。

あんず「ポケモン乗っけて空のたび〜♪」

ほうきに乗って、今だにポケモンゲットの旅に出ている。

4人は違う道に進んでいるけれど、いつかまた、きっと会えるはず。

              ☆終わり☆
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[323]

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