ぴくの〜ほかんこ

物語

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[575] フロンティアブレーン☆短編集

minun #1★2004.12/17(金)17:07
Vol.1 「バトルチューブがリニューアル!?」
登場人物 リラ コゴミ ヒース ???(秘密)

ある日、リラ、コゴミ、ヒースの3人に手紙が届いた。
アザミからの手紙だった。そこにはこう書いてあった。
『バトルチューブがリニューアルしたんだけど、来てくれる?』
ヒース「…行く?」
コゴミ「いいじゃん、行っても! 3人なら怖くないわ!」
コゴミは自信ありげに答えた。
という訳で、何も知らずに3人はバトルチューブへ向かった。
コゴミ「よーし! 中へ入ろう!」
張り切っているコゴミ。リラとヒースが後に続く。
リラ(でも、なんとなく怪しい雰囲気なんだよな〜…;)

最初の大部屋に着くと、『飛び込め』と書いてある看板があった。
3人「何これ…」
3人は顔を見合わせて考えた。
が、いつまで悩んでいるのもしょうがない。
3人「とにかく、入るしかないっ!!」
勇気を出して、それぞれ別々の部屋に飛び込んだ。
一体、それぞれの小部屋の中では何が起こったのだろう?
                      つづく
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minun #2★2004.12/17(金)17:09
―リラは、気がつくとマットの上に倒れていた。
リラ「なんだ…仕掛けは違うけど、たいした事ないみたい。」
大部屋へ進むと、すでにヒースが待っていた。
ヒース「こっちはどうだった?」
リラ「何にも無かったよ。」
ヒース「そう…あっ!!」
ヒースが何かを思い出したように振り返り、そして叫んだ。
ヒース「コゴミ〜!!」
なんと、コゴミの部屋では、マットの上に小麦粉が
まき散らしてあったのだ。大部屋へ行ったコゴミの顔は…
やっぱり、小麦粉で真っ白けだったのだ。
リラ「ふふっ…」
コゴミ「ああっ、今リラ笑ったでしょう!? もうー!!
    なんでアタシの部屋だけ小麦粉があるのよ!」
リラ「ご、ごめんごめん。さ、次の部屋へ行こう!」

次の看板は、「ヒモを引っ張れ」と書いてあった。
ヒース「指示通りに従えばいいんだよね。」
3人は別々の小部屋に入っていった。
そして、中にあったヒモを引っ張る。すると…
まず、ヒースの頭上にバケツが現れ、水が落ちてきた。
次に、リラの頭上にくす玉が現れ、大量の紙ふぶきが落ちてきた。
最後に、コゴミの頭上にタライが現れ、そのまま落ちてきた。
3人とも不幸な目にあってしまったのだ…。
リラ「これってバラエティー番組みたい。」
コゴミ「アザミって、こんな趣味だったのかな?アハハ。」
3人が笑いあっていると…
???「ああーっ!!」
後ろで誰かが叫んだ。その正体は…!?
                  つづく
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minun #3★2004.12/17(金)17:14
―誰かの叫び声が聞こえ、3人は振り向いた。そこには…
見覚えのある人が驚いた顔をして、立っていたのだ。
3人「えっ…!?」
3人も、一瞬驚いてから、
リラ「―っと、だれだっけ?」
ハルカ「ハルカ(エメラルド女主人公)です…;」
一度戦ったのに忘れたんですか、リラたち!?…は置いといて…
ハルカ「ところで…どうなっちゃったの、ここ…?」
ヒース「アザミがここを改装したの。
ハルカ「私、さっきから不幸な目にあってばかりなの。」
リラ「ハルカさんもなの? 僕たちもだよ…。
   そういえば、ここ最後の部屋みたい。」
コゴミ「そうなの、リラ? 次の小部屋を抜ければゴールなのね!
    …でも…あうう…」
さっきの様な、いやな仕掛けを想像していた。
コゴミ「もうこんな目に遭いたくないよ!!…そうだ(ニヤリ)」
ハルカをじっと見つめるコゴミ。
コゴミ「あなたが、おとりになってくれたらなぁ〜。」
ハルカ「ええ!? …分かった、行ってやるわ!!」

ハルカは真ん中の小部屋に進んでいった。3人は大部屋で待った。
すると、悲鳴が聞こえた。
ハルカ「キャァァ〜!!」
リラ「何ー!? 何が起こったの、ハルカさーん!!」
呼んでみたが、返事が来ない。3人は小部屋に進んだ。
ハルカは、なぜか変な踊りをしていた…。
ハルカ「体が勝手に踊るのー!あのラジカセが鳴ったとたんに!」
ヒース「あーあ…アザミはこんな仕掛けまで
    作っちゃうんだか…ら!?」
ヒースがため息をつくと、とたんに3人も…!!
                 おしまい
そのあと、4人がどうなったかは私にも分かりません♪(え)
踊った曲は何なのかも、皆さんにおまかせします(ええ)

次回は「バトルドーム ハデハデ対決で大ハッスル!」です!
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minun #4☆2004.12/17(金)17:06
Vol.2「バトルドーム ハデハデ対決で大ハッスル!」
登場人物 ユウキ(エメラルド男主人公)、ヒース、ハルカ

ここはバトルドーム。トーナメント戦で戦略を試す場所。
そこに挑戦する1人のトレーナー、ユウキ。
ユウキ「よし、今日は5週目だ!ヒースに会える!」
ユウキは、前回ヒースに負けたので、再挑戦をしていたのだ。
ユウキ「オレは思ったんだ…。これまで登場したときは
    ただ手を振っているだけで、派手さが無い。
    だから…全く新しいスタイルで登場し、
    スーパースターになってみせる!!」
そう言って、ユウキはバトルドームへ入っていった。

ついにユウキは、5週目の決勝戦へ進んだ。
会場に、ヒースが現れた。まぶしいスポットライトを浴びて。
いつものように、大きく手を振ったり、クルクル回ったり。
ユウキはヒースを影からこっそりと見ていた。
ユウキ「あっちがアレだからなぁ…。」
司会者「次は、ユウキさんの入場でーす!」
が、ユウキは出てこない。
司会者「あれ?ユウキさん?」
ヒース「アッハッハッ!もしかして、緊張して
    ステージに上がれないのっ?」
ユウキは少し悔しいのを我慢したが、もう準備完了だ。
ユウキ「おーい!オレは、ちゃんとステージに立つぞ!!」
ヒース「…ん?」

ユウキがついに会場に現れた。しかし、その姿はいつもと違う。
エメラルド色のスパンコールがキラキラと光る着物。
目の上には、なぜかマスカラが。化粧が厚い。
片手にはマイク。後ろには、たくさんのプラスルとマイナン。
…もはや現れたのはユウキではない。
…そう! ユウケン!!
      (パクリですみません;)つづく
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minun #5★2005.01/02(日)20:04
―ユウキは、さっそうと踊り始めた。
ユウキ「オ〜レ〜オ〜レ〜 ユウケンサンバ♪
    オ〜r(パロディなので省略)」
ユウケンにしては、ダンスが上手だった…。
後ろにいるプラスルとマイナンたちも、元気に踊っている。
ヒース「…;」
あきれて何も言えず立ち尽くしているヒースと、
観客席で見ている最中、ずっこけるハルカ。
ユウキ「オーレィ!!」
ビシッと決まったところで、ユウケンはヒースの目の前に立って、
こう言った。
ユウキ「ユウケンの 暴れん坊ブレーンものまね」

謎の言葉を残して、ユウケンは一度後ろを向き、また前を向いた。
ユウキ「ウィーッス!よろしくー!…って、あなたが挑戦者?」
アリーナキャプテン、コゴミのものまねだそうだ。
それにしても、かなり似ている。
ユウキ「ふーん…へぇ…へぇぇ…」
実際はそうでもないのに、ユウケンの動作はやけに大げさだ。
ユウキ「なんていうかー、かなり弱っちそうなんだけどー」
顔はかっこいい男子なのに、この時だけ女の子らしいユウケン。
ヒースは、笑いをこらえることで精一杯だ。
ヒース「と、とにかくバトルを始めましょうよっ!」
ユウキ「あ、そうか!」

<というわけで、バトル中…>
ユウキの手持ちはというと、ピカチュウ、ジュカイン、
マグマラシだった。どれも相性が悪く、
「じしん」や、飛行、炎タイプ技で倒されてしまった。
けっきょくユウキは、スーパースターにはなれなかったとさ。
ハルカ「これって、何を競うバトルだったの〜?」

実はブレーン6人は、その状況をテレビでこっそり見ていた。
…一同大爆笑。コゴミは激怒。(アザミは噴き出しただけ)
コゴミ「なんでアタシの真似するのー!似てないわよー!」
                     おしまい

さて、次回は少し長編、ギャグシリアスになるかもです。
「リラ&コゴミの超パニックホリデー!?」です!
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minun #6★2004.12/24(金)18:43
Vol.3「リラ&コゴミの超パニックホリデー!?」
登場人物 リラ コゴミ ブレーン5人 などなど。

今日は、バトルフロンティアの休園日。
リラは、手持ちのライコウ達におやつをあげようと
ポロックを作りにミナモシティへ出かけた。
大きな木の実袋を抱えて木の実ブレンダーに近づいたその時!
リラ「あっ…!どうしよう…」
持っていた木の実が、全部木の実ブレンダーに入ってしまった。
リラ「… … … あ、あの、おじさん!
   僕と木の実ブレンダーを回しませんか?」
リラはとりあえず、この手を選んだ。(リラは変装している。)
おじさん「お、おじさんと木の実ブレンダーをやるのかい?
     それじゃ、木の実を入れ…」
リラ「待ってください。もう木の実は、人数分入っています。
   だから、入れなくても大丈夫です。」
おじさん「これはこれは…ありがたいのう。
     とにかく、レッツ木の実ブレンダー!」
 …ウィィーン…
ポロックがブレンダーの中から出てきた。リラは顔をしかめた。
リラ(うわっ…何、この色…)
見たことの無い、マーブル色のポロックだ。
リラ「それじゃ、僕はこれで…さようなら!」
おじさん「あの〜…;」

リラはバトルフロンティアの宿舎へ帰ってみたが、
やっぱり、あのポロックが残っている。
リラ(はぁ…これって、何色ポロックなんだろう…
   でもポロックなんだから、試しにライコウに
   あげてみようっと。)
  「出てきて、ライコウ!」
ライコウはまじめな態度で、リラを見ている。
リラ「はい、おやつだよ。食べてごらん…。」
ライコウはポロックを食べ始めた。
リラ「… …」
ライコウ「グルル…グル…ル…」
リラ「!? どうしたんだ、ライコウ!?」
低いうなり声を出しているライコウ。体からは電流が走っている。
リラ「ライコウ、ポロックがまずかったの?」
コゴミ「ウィーッス、リラ!何しているの?」
リラ「コゴミ!!危ないから来ないd…」
ライコウ「グルァァーッッ!!」
ライコウは、ついに10万ボルトを発した。
リラは一瞬10万ボルトの様子がいつもと違うのに気づいた…
コゴミ「きゃぁぁーっ!!」
リラ「戻るんだ…ライ…コウ…」
                  つづく
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minun #7★2004.12/24(金)19:13
―リラとコゴミは、目が覚めると個室のベッドで寝ていた。
リラ「ん…ここは…個室?」
コゴミ「そうか、ライコウの技で…」
リラ「誰かが運んできてくれたのかな…?」
2人は寝ぼけながら部屋を出て、それぞれ別々の方向へ
廊下を歩いた。
特に異常は無さそうに見えるが、実はもう2人の体に
ある異変が起きているのだ…。

リラが歩いていると、ヒースにばったり会った。
ヒース「あっ! 無事だったんだねっ!よかったぁ…。」
リラ「うん!もう大丈夫よ!!」
ヒース「…リラ?」
リラ「ヒース、何言っているのよ? リラはアタシの
   隣にも後ろにもいないわ。
   そんなに見違えるほど似ているのかなー。うぅーん?」
ヒース(おかしい…リラはこんなに活発な子じゃない…)
リラ「ちょっと、ヒース?おーい、おーい?」

一方コゴミは、アザミと会った。
アザミ「…皆が心配していたのよ…まあ、無事でよかった。
    あたしとヒースが2人を運んであげたの…。」
コゴミ「ありがとう…ごめん、全ては僕のライコウのせい…
    あとで皆に謝っておくよ。ヒースにも…」
アザミ「!? コゴミ、あんたおかしいわよ…?」
コゴミ「コゴミがどうしたの?どこにもいないよ…」
アザミ「… … コゴミ…」
コゴミ「?」

リラとコゴミはもう一度個室に戻った。
そして、さっきのアザミとヒースの反応を報告した。
リラ「ちょっと、ちょっと!これはどういう訳?」
コゴミ「知らない…でも…僕の目の前には、僕がいる。」
リラ「アタシの前には、アタシがいる。」

コゴミ「と…いうことは…」
リラ「アタシたち…中身が…」

リラ&コゴミ「入れ替わってるーっ!!?」

                   つづく
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minun #8☆2004.12/25(土)14:01
リラ「うわ〜ん!ジンダイ!ダツラ!ウコンさん!」
コゴミ「僕たち、中身が入れ替わってしまったんだ…!」
男性陣3人のもとへ、リラ(中身はコゴミ)と
コゴミ(中身はリラ)は駆けつけた。
ジンダイ「それはありえない話だ…。」
ダツラ「おい、何が原因はあるのかよ?」
コゴミ「僕のライコウの、10万ボルトで…」
ウコン「そのしゃべり方は、リラだな。
    本当に入れ替わってしまったんじゃ…。」
リラ「元に戻す方法を…教えて…」
半泣き状態のリラ。コゴミは冷静に考える。
コゴミ「まずはライコウの状態を知らなきゃいけないよ…」
リラ「…なら、ジョーイさんに頼んでみれば?
   ポケモンセンターに行ってみましょう!」

というわけで、アザミとヒースも呼んで、ブレーンは
ポケモンセンターへ行った。
ジョーイ(…で良いのでしょうか)がライコウの様子を
調べている。リラとコゴミもついて行った。
5人「… … …」
扉が開いた。5人は張り詰めた表情だった。
アザミ「…どうでしたか、ジョーイさん…」
ジョーイ「ライコウの食べた物におかしな物質が入っていたの。
     それが技にも影響されたみたいだわ。」
ダツラ「おかしな物質だと?リラ、何か証拠はあるのか?」
コゴミ「ぎくっ!…ごめんなさい、ミナモシティで作った
    変な色のポロックをあげたからかも…」
ジョーイ「あと、リラさんとコゴミさんの事は心配しないで。
     すぐ元に戻りますよ。」
リラ「え、じゃあ明日になれば戻る?やったぁ!」
ジョーイ「…残念ながら、1日以上はかかると思うわ…。」
リラ&コゴミ「ええーっ!!明日は営業日なのに!!」
                  つづく
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minun #9★2004.12/29(水)14:58
―ポケモンセンターから出たブレーン達。
リラとコゴミはため息をついている。
リラ「はぁ…どうしよう…でも、リラになるしかないわね!」
コゴミ「コゴミ…うん、僕も頑張るよ!」

そして、翌日の早朝5時。コゴミはまだ寝ていた。
コゴミの上に、何か重い物が乗った。リラだった。
リラ「おはよっ!さあ、今すぐ特訓を始めるわよ!」
コゴミ「…何〜?何の特訓…Zzz… 」
リラ「アタシはあなたになるための特訓、あなたはアタシに
   なるための特訓よ。忘れたの?」
眠そうなコゴミに対して、リラは、かなり張り切っていた。
コゴミ「ううん…忘れて…ないよ…」
リラ「まず、バトルアリーナはあっつぅーい闘技場なの!
   だから、闘志が無きゃだめよ! あと、
   バトルアリーナの挨拶、分かるわよね?」
コゴミ「…えっと、ウィーッス…でしょ?」
リラ「そうそう!アリーナにいる審判にも言うのよ!
   おーっきな声で、ウィーッス!よ!」
コゴミ「ウィ、ウィーッス!」
リラ「その調子v 明るくねっw」
ヒース「そうそう!スマーイルよっ、スマイルっw」
コゴミ「なんでヒースまで…;」
ヒース「はいはい、失礼しました!頑張ってね〜っ♪」
手を振りながらヒースは個室を出て行った。

リラ「ところでバトルタワーには、何か法則とかあるの?」
コゴミ「…特に無いかな。でも、バトルタワーは
    才能を試す場所。才能が無いといけないんだ。
    あと、バトルタワーは勝ち抜き制じゃないから、
    勘違いしないでね。」
リラ「そっちこそ、アリーナは勝ち抜き制だからね!
   あと3ターン終わると、判定で決められるからね。」
コゴミ「分かった。あとは自分の手持ちでは無いポケモンが
    ちゃんと言う事を聞いてくれるか、だよね…。」
リラ「とにかく頑張ってね、リラ!」
コゴミ「コゴミも、持っている才能を、限界まで出してね。」

そして、ついにバトルフロンティアが開園した―…
                    つづく
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minun #10☆2004.12/30(木)11:09
―リラはバトルタワーへ、コゴミはバトルアリーナへ
駆けていった。ブレーンは、それぞれの施設の頂点に立つ者。
リラ&コゴミ(施設が変わっても、絶対負けない!)

そんなこんなで、バトルフロンティアが閉園した。
リラとコゴミは、外にあるベンチの近くで会った。
コゴミ「お疲れ様、コゴミ…どうだった?」
リラ「それが…誰1人も来なかったのよ!!」
肩をすくめながらあきれるリラ。
コゴミ「なーんだ…やっぱりタワーは難しいからかな?
    アリーナには1人来たけど、あまり実力の無い
    人だった。でもルールに慣れるのは、難しかったよ。」
言いながら、2人はベンチに座った。

リラ「そうね。確かに違和感があった…ぷっ、あはは…!」
突然、リラが笑い出して、コゴミは驚いた。
コゴミ「ど、どうしたの?」
リラ「あのね…アタシ、リラになってみたかった…。
   才能があるって、どんな感じなのかな…、
   バトルタワーって、どんな所なのかな…って。
   実際になった時は、少し焦っちゃったから、
   したかった事は、あまりできなかったかもしれない。
   でもアタシ、それで十分よ。」
コゴミ「そうだね…僕もコゴミになってみたくなる
    時があったよ。コゴミって、いつも楽しそうに
    してるから、どうしてそんなに明るく
    過ごせるんだろうって…似たような事を
    考えていたんだね、ふふふ…。」

2人は昔からの大親友のように、ずっと笑いながら
話していた。そして、リラが立ち上がった。
リラ「一緒に宿舎へ帰ろっ!」
コゴミ「うん。行こう!」
この出来事をきっかけに、2人の友情はさらに深まった―
                      つづく
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minun #11★2004.12/30(木)15:31
〜 Vol.3 エピローグ 〜
―翌日の朝、リラは何気なく鏡を見てみると…
リラ「…!戻ってる!鏡に映っているのは、僕だ!」
早速リラはコゴミを起こしに行った。コゴミも鏡を見た。
コゴミ「うっそー!やった!元に戻ってるじゃん!」
2人は、ブレーンの皆に知らせに行った。
ウコン「全く、一時はどうなるかと思ったわい…」
ジンダイ「まあ良いじゃないか。とにかく一件落着だな!」
リラ「これでまた、いつものようにバトルができるね…。」

         <次の日。>
リラ「ウィーッス!…あっ…。」
コゴミ「僕は…あれっ…?」
リラ&コゴミ「なんかおたがいのくせがうつっちゃってるー!」
5人(ブレーン達)「… … …。」

        <また次の日。>
リラ「この服、動きづらいな…。」
コゴミ「あーん!髪の毛が邪魔!」
リラ&コゴミ「元の生活に慣れることができないーっ!」
5人「それはどうしようもない事でしょ…。」

       <そのまた次の日。>
コゴミ「ねぇリラ、あのポロック、また作ってよ!」
リラ「…ヤダ。というか、なんで?」
コゴミ「アタシ、今度はアザミと入れ替わりたいの!
    ああ〜、スタイル抜群で美人な女性になりたいわ〜!」
リラ「その前に、何の木の実を入れたか思い出せない…。
   えっと、オレンと、フィラと、カイスと、スタ…」
コゴミ「思い出せ!思い出すんだリラっ!」
リラ「その前に、アザミがかわいそうだよ〜…;」
5人「もう知らない…;」
                  おしまい

最後まで読んでくださってありがとうございました!
次回は、いつもの短編ギャグに戻ります。
次回は「熱血!バトルピラミッド探検隊!」です!
eatkyo392138.adsl.ppp.infoweb.ne.jp
minun #12★2005.01/03(月)11:53
Vol.4「熱血!バトルピラミッド探検隊!」
登場人物 ユウキ ハルカ ダツラ ウコン などなど。

ホウエン地方に住むトレーナー、ハルカとユウキ。
2人はいつものように、バトルフロンティアに行った。
今日は特にやりたい事は無く、外を散歩していた。
すると、ダツラとウコンがバトルピラミッドへ向かって
歩いて行っているのを見かけた。ダツラは2人に気付いた。
ダツラ「よっ!ユウキじゃないか!今日はどうしたんだ?」
ユウキ「ダツラさん!今オレ達は特に用事は無いけど…?
ウコン「えーと、ハルカさんじゃったかな?久しぶりだな!」
ハルカ「ハイ!、しばらく会っていませんでしたね。」
ユウキ「…ところで2人とも、なぜバトルピラミッドへ…?」
ユウキがそう言うと、ダツラは何やら紙を取り出した。
ユウキ「なになに…『新しいバトルピラミッドに挑戦して
    みないか?頂上に来るまで私は待っているよ。ジンダイ』
    だって…!面白そう!行ってみたいよ!!」
ハルカ「ちょっと怖そうだけど…私も!」
ダツラ「よーし!行ってみようぜ!」

バトルピラミッドに着いた。中に入ってみると少女が立っていた。
ユウキ「すみません、今日のピラミッド内の様子は
    どうなっていますか?」
少女「分かった、調べてみるわね…っぁあっ!!(謎)
   数々の罠…遅い来る危機…それに苦しむあなた達の姿…
   あなた達、それでも行くの?」
ウコン「何があってもかまわない。行くぞ!」
そう言って、4人が駆け出した。

少女は見送りつつ、怪しい笑みを浮かべた。
少女「皆、本当は偽者なのに、だまされているね…。
   本物は今日は来ていない。よくここに来るけどね。
   何も分かっていないんだから…ふふふ…。」
どこかで聞いた事のあるような笑い声…。
少女の笑みの訳は?罠や危機ってどういう事?
                    つづく
eatkyo394035.adsl.ppp.infoweb.ne.jp
minun #13☆2005.01/09(日)10:25
―4人はピラミッドの1段目へワープした。
ダツラは、ある事に気付き、首をかしげた。
ダツラ「おかしい…なぜ、バトルバッグが渡されない?」

ハルカ「暗いよ〜!怖いよ〜!!」
ユウキ「しっ!大きな声を出したら…ん?」
下を見ると、野性のピカチュウが立っていた。」
ダツラ「野生のポケモンと戦えば、明るくなるんだった。
    ユウキ、ピカチュウとバトルだ!」
ピカチュウ「ピカッ、ピカチュウ!」
ユウキ「何か言いたそうにしているけど?」
ピカチュウ「ピカピカ。ピカ!」
ウコン「道案内しようとしているんじゃ。」
すると、ピカチュウが走り出した。4人もついていった。

とたんに辺りがさらに暗くなった。何も見えない。
ハルカ「これが罠なの!?」
すると、ぬっと薄暗い明かりが現れた…。
???「う〜ら〜め〜s…」
4人「ぎぃぃやぁぁああーっっ!!幽霊だぁー!!」
???「ちょっと!最後まで言っていないじゃないの!」
ダツラ「ん?この声は…もしや…」
なんと、懐中電灯を持って立っていたコゴミだったのだ!
コゴミ「きゃははっ、皆怖がっていたわねv」
ウコン「そ、それは…;お前が本当に怖かったからだ…。」
コゴミ「な〜に〜?なんか言った? とにかく、
    まだまだ罠が待っているわよ、がんばって♪」
ハルカ「…あ、次の段へのパネルよ!」
4人はパネルに乗り、次の段へワープした。

そのころ、コゴミは何やら機械を取り出した。
コゴミ「…こちらコゴミ。そっちはどうだった?」
会話の相手は、あの入り口の少女だった。
少女「バッチリ。皆だまされたよ…。」
コゴミ「大成功ね!それじゃ、こっちまで上がってきて。」
少女「分かった、今行くよ…。」
                 つづく
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minun #14☆2005.01/11(火)17:24
―そんなこんなで(手抜き…?)ユウキ達は
ピラミッドの7段目に着いた。

ハルカ「もう少し辺りを明るくしようよ〜。
    そうだ!トレーナーと戦えばいいのよ!」
ユウキ「だったらこれを使ってみたら?」
そう言うと、バッグから何か物を取り出した。
ユウキ「チャッチャカチャッカ チャーンチャーンチャーン♪
    バトル〜サ〜チャ〜!(ド○えもん風に)」
3人「どこから持ってきた〜!!」

…気を取り直して…4人は頂上へのパネルを探していた。
その時、目の前に大きな壁が現れた。
ダツラ「今度は何の仕掛けだ!?」
ウコン「壁に書いてあるクイズを解いて進むらしいぞ。」
問題にはこう書いてあった。
『ルビー・サファイアのシンガーソングオヤジの歌の歌詞は?』
4人「はぁ!?? なんじゃそりゃ!?」
ダツラ「俺たちは分からないな…2人とも、解いてくれ!」 
ハルカ「うーん… …分かった!思い出したわ!
    『お菓子大好きお姉さん 毎日だらだらダイエット』」
3人(やっぱり、まともな歌詞じゃない〜…;)
正解だったので、壁が消えた。4人は次に進んだ。

ユウキ「あっ、頂上へのワープパネルだ!」
よく見てみると、パネルの近くにあの少女がいた。
少女「…よくここまで来たわね…。」
ウコン「なぜお前さんが、ここにいるのかい?」
ウコンが言うと、少女はマントと帽子を脱ぎ捨てた。
そう、少女は偽者で、正体は…なんとリラだった。
ハルカ「うそーっ!変装のせいで全然分からなかったよ。」
リラ「ふふ…入り口でした占いは、適当だったんだ。
   さあ、行きなさい。頂上が待っているよ…。」
ユウキ「よーし!このパネルを踏めば頂上だ!!」
                     つづく
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minun #15★2005.01/16(日)12:18
―頂上に着いた。でも、いつもの雰囲気とは違う。
霧がかかっていたので、4人は辺りを見渡した。
???「…君達、よくここまで来たな!」
ハルカ「だ、誰!?」
頂上には、ジンダイがいた。アザミとヒースもいる。
アザミ「…遅かったわね…。」
ヒース「アッハッハッ!お疲れ様ー。」
ダツラ「でもよぉ、大変だったんだぜ、ジンダイ!」
4人は、もうクタクタだ。息を切らしていた。
ジンダイ「いやぁ、ちょっと皆を驚かせたくてな。
     今日は特別な日だし…分かるか?」
ウコン「そうだ、バトルフロンティア1周年じゃった!」
ユウキ「へぇ〜っ、そうだったんだ!」
ヒース「だ、か、ら、ドッキリ作戦!て感じかなっ。」
アザミ「…4人にとって、いやな企画だったんじゃない…?」
ジンダイ「はっはっは!私が言うのもなんだが、
     とても面白かったぞ。参加してくれてありがとう!」
その時、リラとコゴミが頂上まで来た。
コゴミ「ウィーッス!ドッキリ作戦、終了っ!」
リラ「今回は僕も、少女になりきるのに頑張ったよ…。
   …あ、夕日が昇ってきたよ。きれい…。」
9人は、夕日を眺めていた。皆、時間を経つのを忘れていた。

ユウキとハルカは、タイドリップ号に乗った。
ハルカ「バトルチューブ(Vol.1参照)以上に疲れた〜。」
ユウキ「…ブレーン達、今頃、何しているんだろう…。」

一方ブレーン達。
ジンダイ「皆、準備はいいか?」
ヒース「1周年おめでとうっ!カンパーイ!」
リラ「やれやれ、この有様…まあいいか。」
コゴミ「2周年目もブレーン皆で…」
全員「頑張って行きまっしょーい!!」
                 おしまい

って、ブレーンの皆さんはモー○ング娘。ですかっ!?
でもこのセリフ、本当に言っていたら笑える…(笑)
次回の話を変更しました。リクエストにお答えして、
「消えたレンタルポケモンのミステリー」をお送りします!
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minun #16☆2005.01/16(日)13:08
Vol.5「消えたレンタルポケモンのミステリー」
登場人物 ダツラ、ブレーン6人

それは、ある朝のバトルファクトリーでの出来事だった―
ダツラと従業員は、仕事を始めた。
ダツラ「お前ら、バトルファクトリーを開けるぞ!!
    レンタルポケモンの準備をしろ!」
従業員「は、はいっ。分かりました、ダツラ様。」
慌しく仕事をしている中、1人の従業員がダツラの元へ来た。
従業員「大変です!!レンタルポケモンが…レンタルポケモンが…
    無くなっているんです!!」
ダツラ「なんだって…!?」

バトルファクトリーの中は大騒動だ。
ダツラ「おい、ちゃんと部屋の隅から隅まで探したのか!?」
従業員「はい。でも無いのです…。」
ダツラ「…ちょっと、他のブレーン達を呼んでくる。」
バトルファクトリーから出て、後ろを振り返ったその時!
ダツラ「なんだこれは!!?」
バトルファクトリーの壁全体に、絵の具でぬったらしい
下手な落書きがあった。ダツラは他の施設へ走った。

コゴミ「えーっ!?マジーッ!?」
ウコン「それは大変な事件だな…。」
ダツラ「…ちくしょう、これじゃあバトルファクトリーは
    何もできなくなっちまう…。」
リラ「一体、犯人は誰なんだろう…。」
ヒース「私に任せて〜っ!ハイ!ハイ!ハイハイハイ!
    ブレーン探偵団!ブレーン探偵d…。」
ポカッ!!(アザミがヒースをこづいた音)
アザミ「ふざけている場合じゃないわよ!…今すぐここを閉めて、
    謎を突き止めましょう。」
ジンダイ「そうとなれば、今すぐ実行だ!」
                    つづく
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minun #17★2005.01/19(水)16:38
―ブレーン達は、もう一度バトルファクトリーへ行った。
すると、ある手がかりを発見した。
ダツラ「いつもレンタルポケモンのボールが置いてある部屋の床に
    何やら赤い液体がある…!?」
コゴミ「こ、こ、これって、もしかして…。」
ヒース「い〜やぁ〜!殺人事件かも〜!!」
ウコン「いや、違う!これは絵の具みたいだな。」
ジンダイ「壁の落書きの絵の具と似ていないか?」
その赤い絵の具は、点々とファクトリーの外へと続いていた。
ブレーン達は、それをたどってみた。リラは下を見ながら言った。
リラ「アザミ、これを見て…。」
アザミ「何…? …犬…?の足跡…?」

どこまでもどこまでも続く、絵の具の点々と犬の足跡。
しかし、バトルパレスの近くで途切れていた。
リラ「そんな…なぜ?さっきまで、ずっと続いていたのに…。」
ジンダイ「さすがに、あれ以上先には続いていないみたいだな。」
点々の途切れた場所の先には、滝、そして川があった。
ヒース「んもうっ、何がなんだか分からないっ!」
アザミ(さっきの犬の足跡も消えている…。)
その時、突然ダツラが叫んだ。
ダツラ「ああっ!!俺のノウレッジシンボルが!!」
持っていたシンボルが2、3個川に落ちてしまったのだ。
ダツラ「… … 行けっ、ホエルコ!」
たった1匹のレンタルポケモン、ホエルコと一緒に
ダツラは川へ飛びこんだ。6人は見送った。
コゴミ「アタシたちは後から行くからねー!!」
ウコン「くれぐれも無理をするでないぞ!」

ダツラは、なんとかシンボルを拾うことができた。
6人も追いついた。ブレーン達が合流した場所は…
…なんと、アトリエの穴だった―…
                  つづく
ダツラ「読者の皆!お前達も犯人が誰なのか考えてくれ!
    手がかりは絵の具、犬の足跡、アトリエの穴だ。
    犯人は次回で分かるから、待ってろよ!!」
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minun #18★2005.01/22(土)12:39
―久しぶりにアトリエの穴へ来たブレーン達。
コゴミ「なんだか、なつかしいわね〜。」
ヒース「ああっ!さっきの!!」
あの絵の具の点々が、奥へと続いていた。
アザミ「…やっぱり、続きがあったのね…。」
さらに奥へ行った。その先には―…
レンタルポケモンのボールがどっさりと置いてあった。
ダツラ「ここにあったか!…やっと見つけられた…。」
そう言うと、どこからかドーブルがおそるおそる顔を出した。
リラ「…犯人はあなたか?」
ドーブルは、目をそらしてうなずいた。
ダツラ「どうしてこんな事をしたんだ?教えてくれ。」
ドーブルは優しそうな人たちだと判断し、話し出した。
ドーブル「…ブル…ドーブル…。」
かくかくしかじか…。
ジンダイ「今のは何て言っていたんだ?」
ウコン「ふむ…『今まで、1人でアトリエの穴にいるのは 
    寂しかった。そんな自分にとって、
    バトルファクトリーが一番好きなところだった。
    でも、入ると従業員に追い出されてしまって…。
    だから、こっそりいたずらをしてやったんだ。』
    と言っているんじゃ。」
ダツラ「そうか…ドーブル、俺ならファクトリーに
    入れてやっても良いぜ!ただし、レンタンポケモンとして
    がんばって他のポケモンと戦えよ!」
ドーブルに嬉しさが込み上げてきた。そして、首を縦に振った。
こうして、ドーブルがレンタルポケモンの一員となった。

ダツラ「あ〜っ!!お前、今日もまた〜!!」
どうやら、ドーブルは本当にいたずら好きらしい。
今日も、ファクトリーに落書きがしてある。
ダツラ「こらーっ、待てぇーっ!!」
                 おしまい

次回は「私もタワータイクーンになりたいっ!」です!
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minun #19★2005.01/22(土)13:13
Vol.6はCMの後!チャンネルはそのまま!(は?)
minun「『フロンティアブレーン☆短編集』の
    読者の皆さーん! こーんにーちはー!
    テレビのおねえさんだよー!(飛び蹴)
    …じゃなくて、作者のminunです。ここでは、
    初めての人のために登場人物の性格などを紹介します!」

◇フロンティアブレーンとは…?◇
バトルフロンティアにいる、各施設の管理者。
一言で言えば、ジムリーダーに匹敵する最強の7人。

タワータイクーン:リラ(たぶん♀)才能を試す。
一番最強のブレーン。ひかえめで、少し男の子っぽい性格。

アリーナキャプテン:コゴミ(♀)闘志を試す。
挨拶は「ウィーッス!」。とても元気な女の子。

ドームスーパースター:ヒース(♂…?)戦略を試す。
ド派手で会話の中に「っ」「!」が多いが、真面目な面もある。

チューブクイーン:アザミ(♀)運を試す。
見た目は、まるでハブネークの擬人化。クールな性格。

ファクトリーヘッド:ダツラ(♂)知識を試す。
言葉使いは悪いが、知識がどんなものかを教えてくれる。

ピラミッドキング:ジンダイ(♂)勇気を試す。
情熱家。熱く苦しい冒険の思い出があるらしい。

パレスガーディアン:ウコン(♂)ポケモンとの絆を試す。
ブレーンの中の最年長。厳しいけど優しいお爺さん。

ポケモントレーナー:ユウキ(♂)
しっかり者で頼りになるが、面白いところもある!?

ポケモントレーナー:ハルカ(♀)
ドジなところもあるが、素直で明るいトレーナー。

これでも分からない場合は…攻略本を見てください♪(…)
見た目を知っておけば、さらにこの物語を楽しめると思います。
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minun #20☆2005.01/25(火)17:34
Vol.6「私もタワータイクーンになりたいっ!」
登場人物 ヒース リラ ブレーン5人

ヒース「私、タワータイクーンになりたい」
リラ「は い ?」
ヒースは真顔で言った。この一言から、この物語は始まった―

アザミ「…何で…いきなり…?」
ヒース「だって!タワータイクーンって最強の称号じゃないの!
    美しさなら…私が1番っ!きっとできるっ!」
ダツラ「おいおい…タワーってのは、そう甘いもんじゃねぇよ?」
ウコン「リラは強いからこそ、この称号が与えられたんじゃよ。」
ヒース「大丈夫よ!ブレーンは皆、強いんだよっ!」
ジンダイ「本当に『リラの代わりに』できるのか?ヒース。」
コゴミ「そうよ!重大な責任を持たなきゃいけないのよ!」

皆がもめている中、1人で深刻に考えるリラ。
リラ(待てよ…ヒースがタワーに行くという事は…
   …僕がドームに行くの!?(空想中…))
司会者『次はリラさんの登場でーす!』
観客『リラ!リラ!リラ!』
リラ『アッハッh…』
リラ(…っ!!(必死で空想をかき消している)やだやだ!
   僕はこう見えてもあがり性だしなぁ…うぅ…;
   とにかくドームスーパースターをやるのは無理だよ…。)

リラは、とりあえずヒースに聞いてみようとした。
6人「…!リラ…」
リラ「…やっても良いけど、そのためには特訓が必要だよ。」
ヒース「やる!リラの言う事なら何でも聞くよっ!」
リラ「ヒースがタワーに行ったら、ドーム閉めるけどいいの?」
ヒース「それでもかまわない!だから早く特訓しようっ!」
リラ(うわぁ〜…本気だ…)
という訳で、ヒースの特訓、はじまりはじまり〜(おい)
                    つづく
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minun #21☆2005.01/28(金)17:17
―ヒース、そしてブレーン達はバトルタワーの前に立った。
コゴミ「特訓、がんばってねー!」
アザミ「痛い目にあっても知らないから…。」
ヒースとリラは、バトルタワーに入った。2人とも黙ったまま。
エレベーターへ行った時、初めてリラが口を出した。
リラ「70階に行っていい?…ってあれ?」
ヒース「ワ、私、高所恐怖症ナンデス…。」
窓を見ながら、隅っこでガクガクふるえていた。
リラ「これぐらい慣れないとだめだよ?」
そして、バトルルームに着いた。
リラ「あ、今から挑戦者が来るよ。ヒース、見ていて。」
…対戦後…。
リラ「ね、バトルタワーのルール分かったでしょ?」
ヒース「リラ…ここってスポットライトとか無いのかしら?」
リラ「…へ?何で?」
ヒース「皆の応援を浴びるのが私の生きがいなのっ!
    回ったり、跳んだりはねたりするのも…。
    なのに、タワーって静かで、物足りないよ!
    相手のポケモンも確認できないしブツブツ…。」
リラ(生きがいって大げさな…。)
  「しょうがないね…。だったら別の特訓をするか…。
   もう計画してあるし…。ふふふ…。」
ヒース「何?どうしたの?」
リラ「さあ、始めようよ!(え)」

リラ「バトルピラミッドを外壁で登るんだー!」
ヒース「あ…朝日がまぶしいゼ!」

リラ「『ポケモン言えるかな?』を歌うべしっ!」
ヒース「ヒースにおかませよ〜♪…ってなんでやねん!」

リラ「次はバトルチューブにあるボタンを押してきて。」
ヒース「ギャー!タライが落ちてきたー!ギャーギャー!」
コゴミ「アタシの痛みが分かったでしょ〜!(Vol.1参照)」
ヒース「でもでも!おもり付だったのよっ!
    あーあ、もう疲れたー!」
                 つづく
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minun #22☆2005.01/29(土)11:12
―ヒースはクタクタに疲れて、そのまま寝てしまった。
ヒースは夢を見た。ふと、遠くから観客の声援が聞こえてきた。
目の前に映る光景は、ドームでのヒースと挑戦者のバトル。
ヒースに勝ったり負けたりした挑戦者たちの姿…。
「くっそー、でも次は負けないぞ!」
「やったね!よくやったね、トドグラー!」
「ユウケンサ〜ンバ〜♪オ〜r…」
ヒース(1人だけ、なんか違うような…。)

中途半端なところで、夢は終わってしまった。
目を開けると、ブレーン達が真上にいた。
ウコン「あ、気が付いたか?」
ダツラ「おーい、ヒースが目を覚ましたぜ!」
ヒース「ここ…どこ?どうやってここにきたの?」
アザミ「ここはバトルタワーのロビーよ…。」
ジンダイ「ヒース1人で回りながら走ってここへ来たんだ。」
コゴミ「そうそう。まるでいつもの登場みたいにね!」
ヒース「え?え?寝ぼけて?」
リラ「そうだよ。よほど大変な特訓だったのかな…?」
ヒース「あ、リラ!ちょっとこっち来てっ!」
リラの手を引いて、ヒースは皆が見えないところに行った。

ヒース「…リラ、私、ドームスーパースターでいい。」
リラ「え?タワータイクーンがいやになったのか?」
ヒース「ううん。夢の中でバトルドームが出てきてね…。
    やっぱり自分の施設が一番かなって思って。
    私はドームスーパースターなんだから…。
    こんな風に思ったのはリラのおかげだよ、ありがとう。」
そんなヒースの横顔は、今よりも一段と輝いて見えた。

司会者「帰ってきました!我らがドームスーパースター、
    ヒース様の登場でーす!」
ヒースは、観客の声援で包まれた。
ヒース「ステキ…やっぱりバトルドームはステキっ!
    これからもドームスーパースターでがんばろうっ!」
                    おしまい

次回は「ホウエン地方を観光しちゃおっ!」の予定ですが…。
感想の方は直るのでしょうか…あう(泣)
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minun #23★2005.02/02(水)16:35
Vol.7「ホウエン地方を観光しちゃおっ!」
登場人物 ブレーン全員 ??? ???(秘密)

リラ「やっと着いた…ホウエン地方だよ。」
今日は、またしてもバトルフロンティア休園日。
という訳で、ブレーン達はホウエン地方にやってきた。
皆、小学生の遠足のように楽しみにしていたのだ。
ヒース「やっぱり水と緑が豊かねっ!」
ダツラ「ところで、ここってミナモシティだよな?」
アザミ「コンテスト会場あるし、そうなんじゃない?」

すると、どこからかレポーターとカメラマンがやってきた。
???「こんにちは!あなたたち、誰なの?」
コゴミ「ウィーッス!初めましてー!
    アタシたちは、フロンティ…むぐっ!」
リラが必死になってコゴミの口を押さえた。
リラ「(ひそひそ声で)コゴミ、バレるから言わないで!」
ウコン「わしらはジョウト地方から来たんじゃ(嘘だけど)。」
マリ「へぇ、そうなの!あ、私の名前はインタビュアーの
   マリよ!こちらはダイ。よろしくね!」
ダイ「どうも。今日は特別取材をしようとした所なんです。」
ジンダイ「特別取材?なんだか面白そうな企画だなぁ。」
マリ「ええ!で、あなた達を取材しようと思うの!」
ブレーン全員「ええぇーッッ!!」
リラ「ちょ、ちょっと待ってください。なぜ僕たちが…。」
ダイ「君たちを取材すると、いい番組が作れそうな
   気がするんですよー。」
マリ「それじゃ、『突撃となりのトレーナーさん』いくわよ!」
観光しながらも、マリとダイに後を付けられるブレーン達…。
でもせっかくなんだから、楽しむしかない!
ブレーンのハチャメチャな観光、START!
                    つづく
eatkyo437028.adsl.ppp.infoweb.ne.jp
minun #24☆2005.02/04(金)16:52
―どこへ行こうかと話し合うブレーン達、そしてマリとダイ。
結果、グループで好きな所へ行って良いということにした。

リラ「じゃあ、グループ分けは、僕とコゴミ、アザミとヒース、
   ジンダイとダツラとウコンさんで良い?」
6人「OK〜。」
コゴミ「午後5時になったら、カイナシティへ集合ね!」

マリ「始まりました!まずは、アザミさんとヒースさんを
   取材します!こちらはミナモシティ。
   どうやらコンテスト会場へ行ったようですね。」
会場には、もう大勢の人がいた。コンテストが始まった。
観客席で、ため息をつきながらステージを見るアザミ。
アザミ「ま、ヒースがあそこまでコンテストに出たいって言うなら
    仕方がないわね…見てやるしかないか…。」
司会者「―次は、エントリーナンバー4、ヒースさんと…ん?」
なんとヒースは、ポケモンを出さずに、ただ1人で踊っていた。
こんな大きな会場を見ると、目立ちたくてうずうずするらしい。
ヒース「アッハッハッ!コンテストもいいわね!!」
アザミ「なっ…!?出た意味あるのっ…?」

ダイ「次はジンダイさんとダツラさんとウコンさんの取材です。
   この3人は、いろいろな所を回っているみたいです。」
砂漠、送り火山、ポケモントレーナーズスクール…。
皆さんは誰がどこに行きたくて行ったのか分かるでしょうか?
ジンダイ「ああ!再び熱き冒険の思い出がよみがえる!」
ダツラ&ウコン「ジンダイ〜少しは休まないか?疲れた…。」

―午後5時、カイナシティ。
ヒース「楽しかったっ!ねえ、アザミ!」
アザミ「…あたしはヒースを見ていただけよ…。」
ジンダイ「ところで、リラとコゴミは?」
ダツラ「そういえば、まだ来ないな。」
ウコン「少し待ってみようか…。」
… … …そして、30分が過ぎた。
アザミ「まだ来ない…。」
ヒース「2人に何か事件があった訳じゃないでしょうね?」
5人「そんな…今すぐ探さなきゃ…!」
                  つづく
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minun #25☆2005.02/07(月)18:44
―ブレーン5人は、リラとコゴミを無我夢中になって探した。
ホウエン地方全体を探し回り、今はキンセツシティあたりにいる。
ヒース「リラーっ!どこにいるのーっ!?」
ダツラ「コゴミー!いたら返事しろー!」
息を切らして走りながら、2人の名前を何回も呼んでいる。
だけど、どこにもいなかった。
アザミ「…もう6時半ぐらいかしら…。」
ウコン「一体どこへ行ったんだろうか…。」
ジンダイ「…そうだ!ポケナビで電話してみたらどうだ?」
4人「それをもっと早く言って〜!」

ジンダイはポケナビを取り出した。リラとコゴミに電話してみた。
RR…RR…RR…ツー、ツー、ツー…
ジンダイ「つながらない!?」
ヒース「どうして!?どうしてなの!!」
そう叫んだ時、1人の髪の長い女性が振り返った。
???「…もしかして、フロンティアブレーン!?」
アザミ「な…なぜ、あたしたちの名を知っているの?」
ココロ「あなたたちの噂は私たちの地方にも知れ渡っているわ。
    私はココロよ。私も観光客なの!」
ダツラ「そっか…よろしくな!ところで今、残りの2人の
    リラとコゴミが行方不明で、探しているところなんだ…」
ココロ「まあ!それなら私も探してあげましょうか?
    顔は知っているから、大丈夫!」
ウコン「そう言ってくれると、ありがたいな!」
ココロ「任せて。…いくのよ、オタチ!」
しっぽで立ち、2人の居場所を分析しているオタチ。
オタチ「タチョ!タチョタチョ!」
とっさに、オタチはデコボコ山道へ向かって走り出した。
ココロ「…こっちね!皆、ついてきて!」
                    つづく
ココロは、私が考えたジムリーダーです。
詳細は…また今度にします(ぇ)
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minun #26☆2005.02/09(水)18:09
―ココロのオタチはデコボコ山道を一目散に抜け出した。
皆が向かった場所、そこは、フエンタウンだった。
オタチはポケモンセンターを指差した。
なんとその予想が当たったかのようにリラとコゴミが出てきた。
ブレーン5人は、てっきり2人は迷子になって、
「どこ行っちゃったんだろう…皆…」と途方に暮れているかと
思っていた。なのに2人ときたら、こんなのんきな事を言った。
リラ「温泉気持ち良かったね〜。1時間ぐらい入っちゃったよ。」
コゴミ「アタシ、もうのぼせた〜。フエンせんべい買っていこ!」
6人「・ ・ ・ ・ え ?」
コゴミ「あ〜!皆!アタシたち、温泉に入っていたの!」
一方リラは、何気なくポケナビの時計を見た。
リラ「…7時!?うわ…こんなに時間が経っていたなんて…。」
アザミ「…2人とも…時間は守りな…;」
ダツラ「というか、俺たちフエンタウンだけ探していなかった…」
ウコン「しかもポケナビがつながらなかったのは…。」
ジンダイ「…衣服のポケットの中に入っていて、
     そのまま2人が温泉に行ったからか…;」
ヒース「はぁ〜。私たちが、あそこまで探した意味って…。」
コゴミ「…あれ?見たこともない人が…。」
ココロ「あ、私はココロ!そして、オタチよ。
    こう見えてもジムリーダーなんだけどねv」
ブレーン「え!ジムリーダー!?」
ココロ「もちろん、あなたたちには負けると思うけど…。
    短い間だったけど、ありがとう!また会いましょう!」
ブレーン「さようなら、ココロさん!」
ココロは段差を素早く飛び降りると、軽い足取りで去っていった。
ジンダイ「よぉしっ!暗くなったし、そろそろ帰ろう!」
コゴミ「あー!ちょっと待って、フエンせんべい買うのー!」
ダツラ「ったく、しょうがないなぁ…少しだけだぞ!」

砂漠の中…悲痛な叫び声が聞こえた。その正体は…
マリ「え〜ん!皆さんどこ行ったの〜!」
ダイ「砂嵐で前が見えないッスよー!ゲフンゲフン…;」
本当の迷子は、この2人だったのだ…。
                  おしまい

Vol.8は「ブレーンメルヘン劇場♪ ハルカ姫」です!
次回はいつもと違うブレーンストーリーをお楽しみ下さいv
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minun #27☆2005.02/11(金)09:50
Vol.8「ブレーンメルヘン劇場♪ ハルカ姫」
登場人物 ハルカ ブレーン全員 エニシダ ユウキ
注:童話っぽくナレーションが敬語になっています。

エニシダ「鏡よ鏡…この世で一番、強いトレーナーは、誰だ?」
鏡「それは、ハルカ姫です…。」
エニシダ「なにっ…私ではないのか!?」

あるところに、とても美しくかわいらしい姫がいました。
名前はハルカ。美しいうえ、強いトレーナーでもありました。
しかし、ハルカ姫の師匠であるエニシダは、その強さが
気に入りませんでした。だから毎日、働かされています。
ハルカ姫は、歌うのが好きでした。それも、きれいな声で…。
今日も仕事をしながら歌っていると、エニシダの家来が
やってきました。エニシダから、捕まえろと命令されたようです。
でも家来は、ハルカ姫を捕まえるのはかわいそうだと思いました。
家来「エニシダ様には内緒だぞ。さあ、好きなところへ。」
ハルカ「ありがとう!見つからないように、どこかで隠れるわ。」

すると、ポケモン達がやってきてハルカ姫を道案内しました。
歩いていくと、森の奥に小さな家がありました。
ハルカ姫は、その家に入るとベッドを見つけました。
ハルカ「ああ、歩きつかれて眠くなったかも〜。
    少しここで休もうかしら。」
そのままウトウトと眠り込んでしまいました。

ジンダイ「さて、そろそろバトルフロンティアを閉めようか。」
コゴミ「もっとここにいたかったなぁ〜!」
ヒース「だって私たち、バトルが大好きなんだものねっ!」
ウコン「まあまあ、今日は家に帰ってゆっくり休もう。」
家とは、今ハルカ姫が寝ている家だったのです。
その家は、フロンティアブレーン、通称7人の強敵の家でした。
ダツラ「おい、誰かがベッドで寝ているぞ?」
アザミ「カギを掛けていなかったわね…。」
リラ「それにしてもきれいな人…。少し経ってから起こそうか。」
そのときでした。ハルカ姫が目を覚ましました。
ハルカ「う〜ん…私、寝ていたんだ…あれ、あなたたち、誰?」
                     つづく
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minun #28☆2005.02/12(土)11:07
―ハルカ姫の周りには、フロンティアブレーンが。
リラ「ここは僕たちの家なんだけど…どうして入ったの?」
ハルカ「ごめんなさい!でも…私、狙われているの。
    隠れる場所が、ここしかなくて…。」
コゴミ「そうなの…アタシたちは、フロンティアブレーンよ!」
ヒース「通称7人の強敵。小人と間違えないでねっ!」
アザミ「狙われているなら、あたしたちの家にいて良いよ…。」
ハルカ「本当!?ありがとう!」

しばらくの間、ハルカ姫とブレーンは仲良く暮らしていました。
一緒にポケモンバトルの特訓をしたり、ミラーボ戦闘曲を
ノリノリになって踊ったり…。(何か違う)

一方、エニシダは―
エニシダ「この世で強いのは、ハルカ姫ではない、私だ!」
そうつぶやきながら、ヒメリの実と何かを混ぜ合わせていました。

ある日のことでした。
ダツラ「それじゃあ俺たちはフロンティアに行ってくるからな!」
ウコン「何かあるかもしれないから、念のため外に出るな。」
ジンダイ「ハルカ姫が心配だから、なるべく早く帰ろう。」
そう言って、ブレーン達は出かけていきました。
ハルカ「ふぅ…1人って、なんだか淋しい…。」
すると、魔法使いのような格好をしたエニシダが現れました。
まるで別人のようでした。窓から覗いてエニシダは言いました。
エニシダ「お嬢さん、このヒメリの実はいかがかな?」
手に持っているかごには、2、3個ヒメリが入っていました。
ハルカ「わあ、おいしそうかも!もらって良いかしら?」
エニシダ「いいとも。ほら、どうぞ!」
ハルカ姫はヒメリを手に取り、1口食べました。すると…。
ハルカ「うっ…!?これは…塩とこしょうとマヨネーズと
    ケチャップとからしと七味とワサビとカレー粉と
    味噌とココアパウダーが全部混じった味…!?
    ぐっ…苦しい…もう…だめ…。」
バタッ。ハルカ姫は青い顔をして倒れてしまいました。
                     つづく
感想が元に戻ったので、今日もハイテンション♪(謎)
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minun #29★2005.02/19(土)16:24
―ブレーン達が家に帰ると、そこには床に横渡ったハルカ姫と
怪しい笑みを浮かべるエニシダがいました。
ダツラ「こ…これは…どうなってんだ!?」
アザミ「あの人があげたヒメリを食べて、倒れたみたいね…。」
エニシダ「フフ…これで強いのは私…ん?」
リラ「よくも…よくもハルカ姫を!あなたが強いと言うのなら、
   僕たちの相手をしてくれるかい?」
ブレーンを代表してリラとエニシダがポケモンバトルをしました。
やはりブレーン中最強のリラは手強く、エニシダは負けました。
エニシダ「くっ…次は負けないからな!」
そう言って、去ってしまいました。

ブレーン達はハルカ姫を棺の中に入れました。
ヒース「目を覚ましてよっ!ハルカ姫っ!」
コゴミ「アタシたち、一緒に踊ったり戦ったりしたでしょう?」
目を覚まさないハルカ姫を前に泣き崩れていると、
どこからか1人の男が駆けつけてきました。
ウコン「お前さんは誰なんだね?」
ユウキ「オレはユウキ。とある国の王子だ。
    ここのハルカ姫が倒れたと聞いたんだ。」
ジンダイ「ああ。目を覚まして欲しいんだが…。」
ユウキ「それなら、きっと大丈夫。さあハルカ姫、
    目を覚ましてくれ…。」
そして、ユウキ王子はハルカ姫にっ…!?
カチッ、ジリリリリッ!! ポッポー!ポッポー!ポッポー!
『ピカピカ!ピッカチュ〜♪(訳:朝だよ!起きて!)』
ハルカ「キャー!!うるさいかもー!!」
見事にハルカ姫は騒音とともに起きました。
ユウキ「どうだ、オレの手作りのピカチュウ目覚まし時計は!」
ハルカ「ねえ、もっとロマンチックな方法で起こせないのっ!?」
ユウキ「別におしばいなんだから良いだろー?」
ハルカ「あ〜っ!皆にバレちゃったじゃない、おしばいって!」
ブレーン「… … …;」

リラ「まあハルカ姫が目を覚ましたし、
   一応ユウキ王子とハルカ姫はこの後仲良く暮らしたよ。
   めでたしめでたし♪ …え、拍手なし?」
                   おしまい
エニシダファンの人ごめんなさい…あんな役で…;
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minun #30★2005.02/18(金)17:06
…すみません、2を作るのは延長します。(…)
番外編「バトルフロンティアの落し物」
登場人物 ラルトス ネイティ チリーン

これは、野生のエスパーポケモンの仲良し三人組が、
バトルフロンティアに行った時の物語である。
チリーン「チリ、チリ〜ン!」
今日は、どうやらすみの方で、宝物探しをして遊んでいた。
モモンの実を隠したのはチリーン。2匹は探し始めた。
ネイティが草のしげみの中を探しているとそこには…
金色の、光る「四角い物」が落ちていた。
その四角い物の輝かしい光は、ネイティの目をくらませた。
ネイティは急いで集合場所に戻っていった。
モモンの実は、すでにラルトスが持っていた。
ネイティ「ネイネイ。ネイ…?」
これは何?と尋ねたらしい。ラルトスは四角い物を見て、感じた。
この四角い物には、収まり切れない感情があふれていること。
そう、フロンティアでよく見かける…トレーナーたちの、
戦いに勝った時の、満面の笑みのような感じ…。
それから、少し人間のにおいがした。
ラルトス「ラル…!」
    (何かは分からないけど、きっと「大切な物」なんだ!)
ラルトスたちは、持ち主を探す小さな冒険に出た…!

とはいうものの、3匹にとって「四角い物」は重かった。
足元の石につまずいて、ネイティは転んでしまい、持っていた
四角い物を落としてしまった。
その拍子に四角い物は転がり、4人の悪そうなトレーナーの
足に当たった。
*「おー?おい!これってさあ…シンボルじゃないか?」
ネイティ(シンボル…これが?)
*「まあ!ほんと!これを景品引き換えのところに持っていけば
  沢山のバトルポイントがもらえるんじゃないの〜?」
*「これこそまさに、ボロもうけだな!…痛っ!何だ?」
ネイティが、4人の足を順番につついていた。
持ち主は、絶対この人たちではないと感じたからだ。
それはラルトスやチリーンも同じだった。
そこで、チリーンはある行動に出た――
                  つづく
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minun #31★2005.02/21(月)19:55
―チリーンの… … … 最大限のパワーでおどろかす!!
チリーン「ヂィィリィィ〜ン!!」
4人「ぎゃぁーっ!!怖いぃーっ!!」
慌てて、4人は逃げていった。
…え?どれぐらい怖いかって?そりゃあ、もう…。
『バ○オハ○ード』のゾンビ並に怖いですよ、ハイ。
3匹は、急いでシンボルを探した。だけど、見つからなかった。

よく探すと、近くの背の低い木に引っかかっていた。
あの悪い4人が、ネイティがつついているすきに投げたのだった。
だけど、ラルトスたちの背だと取れなかった。
3匹(どうしよう…だれか、シンボルを取って…。)
そのときだった。1人のトレーナーが話しかけてきた。
???「どうしたの?上に何かあるのか?」
ラルトス「ラルー、ラルー…。」
ラルトスは木を指差した。その人は、木に物が引っかかっていると
すぐに分かった。そして、木によじ登って取った。
???「よっ…と!あれ、これって金のアビリティシンボル?」
木から下りてくると、3匹は嬉しそうな顔をしていた。
その人はしゃがんで、ラルトスたちを交互に見ながら言った。
???「これ…僕に預けてくれる?探していた物だったんだ。」
3匹はその人を見つめた。その澄んだ薄紫色の目から、
その人を信用できると思った。ラルトスはうなずいた。
???「ありがとう…それじゃあ、僕はこれで…元気でね。」
3匹は、その人の後ろ姿を見ていた。

リラ「…はい、ハルカさん、これ。」
ハルカ「え…私に?…あーっ、これ、アビリティシンボル!
    よかったぁ…!なくしたからどこにいってたのかと
    思った…これはポケモンたちといっしょに頑張った
    勝利の証だもんね。リラさん、見つけてくれて
    ありがとう!でも、どこで見つけたの?」
リラ「あそこの木にひっかかっていたんだよ。でも、もとは
   野生のラルトスたちが見つけて拾ってくれたんだ。」
ハルカ「そうなの… …ラルトスたちも、ありがとう!」
声は聞こえていなかったけど、ラルトスたちの心の中には、
ハルカの笑顔が浮かんでいたかもしれない…。

その後、ラルトス、ネイティ、チリーンの3匹は、
1人の優しくて強いトレーナーのパートナーとなった。
そのトレーナーも金のアビリティシンボルを手に入れて、
よくラルトスたちに見せた。そのシンボルの輝きは、
前に拾ったシンボルの輝きと同じようだった。
                 おしまい
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minun #32★2005.02/21(月)18:25
<皆さんへお知らせ>
今度こそ…「フロンティアブレーン☆短編集 2」を作ります。
次回の話を作るのに少々時間がいりますが、お楽しみに!
そして、次回も作者の好み全開で書きまくります!!(…)
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[575]

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ぴくの〜ほかんこ