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ハルアイ | #bak1★2005.03/03(木)16:14 |
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第1章 始まり ここはポケモンワールド。 豊かな土地と緑と水があり、どこの動物図鑑にものっていないポケモンという生き物がいる。 その数は300匹以上はいるのではないかと言われているが、 実際にはもっと多く生息しているらしい。 またその中でも、解明されていないポケモンも少なくはない。 なぞの多い生き物でもあるのだ。 そのポケモンを捕まえて、育てたり戦わせたりなどをする人 のことをポケモントレーナーと呼ぶ。 ほかにもいろいろな呼び方のトレーナーがいる。 その中のホウエン地方というところにあるミシロタウンに一人の少女がいた。水色の髪で背が低い子である。 彼女の名前は亜由だ。 実は亜由は、ジョウト地方のワカバタウンが出身地なのだ。 なぜそんな人がホウエンにいるのかというと、 亜由は前にジョウト地方で旅をしたことがある。 いろんな人に出会い、数々の試練を乗り越えた。 そしてポケモンリーグの四天王と呼ばれる強者たちとチャンピオンに苦労の末、勝った。 |
ハルアイ | #bak2★2005.03/03(木)16:15 |
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一度は家に戻った亜由だが、とあるテレビ番組を見てホウエンに好奇心を持ち、行くことに決めたのだ。そして様々な交通手段を使ってミシロタウンに来た。その町の研究所のオダマキ博士から、ミズゴロウというポケモンを貰って旅をすることになった。今亜由はカナズミシティにいる。 ポケモンの仲間も増えて、ジムリーダーのツツジに挑戦しようとしている。 |
ハルアイ | #bak3★2005.03/05(土)09:54 |
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第2章 キッズ暴走族 最初のジムリーダーはどんなタイプを使ってくるのかなあ。 そう亜由が思って歩いていると、「ねぇ君。ポケモントレーナーだよね?」見上げるとそこには、いかにも優しそうな、銀髪の若い男がいた。 亜由はすぐにうなずいた。 「良かった。協力してくれないかな。実は、先週からキッズ暴走族と名乗る人たちが毎日ここに来て物を壊すし、大声出して暴れまわる。さらにそのせいで、みんな眠れなくて困るんだ」 若い男がそういうと亜由は、考えてから言った。 「でも、ジムリーダーがいるじゃない?」 「…いやツツジさんは今なぜかいないんだ。だから困っているんだよ」なるほどね。ここのジムリーダーはツツジという人なのね。女性なの? そもそも、突然姿を消すなんてことがあるのかしら。 仕方ないわ。ここはとりあえず、手伝うしかなさそうね。 「わかった。ほかに誰かいるの?」 「えっと、あとはツツジさんの弟子の二人とダイナというトレーナーだ。五人なら安心だな」 「五人って、どういうこと?」亜由はまた質問し、首をかしげた。「僕もさ。」若い男は得意げに言った。 「ええっ!そうなの!?ところであんた、誰なのよ?」 またまた亜由は質問する。相手はどきっとした。名前を聞かれるのがいやそうに思える。 「ぼ、僕は…。ツワブキだよ。」 「ツワブキさんね。初めて聞くわ。」亜由の辞典には、ツワブキという人は載っていなかった。それもそのはずだ。亜由はジョウト地方の人なのだから。 (もちろんツワブキ・ダイゴのことである。) 亜由の反応に彼は安心した。そうか、この女の子は僕のことを知らないんだ。たぶん、この地方の女の子じゃないな。 |
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