ぴくの〜ほかんこ

物語

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[644] トレーナー達の大冒険2 ☆完 結☆

ひかる #1★2005.09/12(月)16:49
〜注意〜
http://www1.interq.or.jp/kokke/pokemon/commu/story/539.htm (→ほかんこ)
「トレーナー達の大冒険2」は、元祖「トレーナー達の大冒険」の続編です。(前作は圧縮されています)
出来る限りここから読んでも大丈夫なように努力はしますが、やはりあくまでも続編なので、前作の方から読まれるのを強くお勧め致します。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
三十五話『フィ…』
バトルフロンティアを体験し、沢山の仲間を連れているレオ達。
これまで、沢山の悪の集団を倒し、ホウエン地方を襲った脅威は永遠に去ったかと思われた…(前作参照)
しかし、大間違いだったのでした。

「間もなくカイナシティに到着いたします。」
と、機内アナウスがかかった時でした。
ユウキ「も、もしかしてアレって…スナ…」
と言ったユウキにすかさず、
「スナッチ団!」
と、つっこっむ『チハル』
着陸後…
レオを除いた全員は、スナッチ団と戦うつもりでいた。
ハルカ「覚悟は良いわね…」
ユウキ「もちろん…」
と、みんなが突撃したときでした。
レオが驚いて言いました…
「あ、あそこにいるのはもしかしてフィ…」

はたして、レオが見てしまった人物とは一体!?
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ひかる #2☆2005.03/12(土)13:11
三十六話『フィナ』
「…」
レオは震えていた。何故なら…

「カイオーガ、冷凍ビーム!」
発着場では、スナッチ団と、レオを除いた19名が戦っている。
「オラァラァ!リザードン、火炎放射!」
「バクフーン、だいもんじ!」
「フッシー!ハードプラント!」

機内では…
レオ「…(ブルブルブルブル…)」

サクッ
ザバッ
ジュバ!
レオ「誰だ!」
「…」
レオはまた震えた。何故なら、目の前に…

ハルカ「レオも戦いなさい!」
レオ「…(ガクガクブルブル…)あぁ…(ガクガクブルブル…)」
時が経って、約15分後…
チュドーン!
どうやら、スナッチ団とのケリがついたらしい。
レオ「ギャアァァ!」
全員は、レオの近くにむかった。
レオ「フ…フィ…フィナだ〜!」
フィナ「おしおきにに来ちゃいました♪って、今の口調は冗談だ!メタメタのギタギタにしてやるぅ〜!」
レオ「たた助けてぇ〜!(裏>ミレイじゃあ無いんだから…)」
見ている全員はこんな事も…
「こんな事だったのか…」

果たして、新キャラの『フィナ』彼は敵か味方か!?
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ひかる #3☆2005.03/12(土)17:18
三十七話『逆襲』
レオ「だだ、だからオレがお前に何をしたんだよ!」
フィナ「この間、ハイパーボールを横取りした。」
レオ「はぁ?そのボールお前のだったのかよ!(怒)」
フィナ「そうよ!(マジ切れ)」

言い争いは、長いこと10分続いた…

フィナ「いくわよ!」
フィナ「バクフーン!太陽光線!リザードン!燃やし尽くす!」
レオ「 !! 」
ユウキ「た、太陽光線なんて技あるのかよ!?」

レオ「ルギア!エアロブラスト!」
フィナ「無駄無駄、バクフーン!インフェルノパワー!リザードン!ブラストインフェルノ!」
ハルカ「そんな技無いかも…」
戦闘は1時間にわたった。

フィナ「これでとどめよ!」
レオ「ポケモンも無いのに!?」

カチャッ

フィナ「これでアンタはおしまいだ。このセ・ン・シ・ャ・ホ・ウでね!クゥ〜クックック〜」
レオ「…」

ズギャーン!
ズギャーン!
ズギャーン!

あ…が…
レオが倒れた。どうやらフィナに対する恐怖心と、うけたキズのせいだった。
フィナ「クゥ〜クックックックゥ〜!」

強敵なフィナ、果たしてこのままレオは終わってしまうのか!?
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ひかる #4☆2005.03/13(日)10:34
三十八話『決意』
「よくも…よくもレオを…絶対に許さない!」
そう、レオは倒れた後病院に運ばれたが、その時は『意識不明』だった。しかし、その十分後にレオは残念ながら『○亡』してしまったのである。(ひどかったらごめんなさい)

ラオ「お兄ちゃんが…お兄ちゃんが…」
男子全員「許せねぇ…『フィナ』悪いがここがお前の墓場にさせてもらう!」
女子全員「本気でいかせてもらうわよ!チームワークって言うモンの餌食だ!」
フィナ「… 面白い… やれるモンならやってみな!」
全員「じゃあ、本気で行くぜ!アンタを倒すまでな!」

全力で総攻撃を始めた全員、でも、フィナは恐くないのか!?そして、フィナの最後なのか!?
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ひかる #5☆2005.03/14(月)19:58
三十九話『総攻撃』
バキバキバキ メラメラメラ ズギャーン ザバッ!
ラオはマジ切れを突破していたのである。お兄ちゃん(レオ)が倒されちゃったから、それはもうたまらないことだろう。
ラオ「ふんぎゃぁあー!」

「フッシー!ハードプラント!」
「リザードン!破壊光線!」
全員「(ポケモン全員に対して→)破壊光線!!」

戦闘が始まってから、フィナは何故か何もしなかった。
が、その時だった…
「…オレを倒してしまってもいいのかい?」
ラオ「はぁ?」

フィナの様子が何か変。はたしてフィナがたくらんでいることとは!?
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ひかる #6☆2005.03/14(月)20:17
四十話『継承者』
ラオ「お兄ちゃんのかたきだ!!ルギア!(←レオのです)エアロブラスト!」
ズバズバズバズバズバズバズバズバズバピンッズバ!

フィナ「うっ…ぐっ… オレを…倒した事を…後悔…しな…だって、…オレは…ホウエンと…オーレの…『継承者』だ…ぜ…」
全員「!」

バタリ
フィナが倒れた…
全員「  … 」
全員の復讐は終わった。が、フィナが偉大な『継承者』であることに気付かされたトレーナー達は、自分達が何をしてしまったのか、何をすればいいのかすら、分からなくなってしまった。

ユウキ「行こう…」

いつも明るかったレオが消えてしまった悲しみは、計り知れなかった。
でも、悲しみを超えなければ何も起こらない。
継承者のフィナを倒してしまい、レオが消えてしまい…
トレーナー達の運命はどうなってしまうのか…
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ひかる #7☆2005.03/14(月)20:26
四十一話『別れそして新たなる旅立ち(前編)』
さようなら…レオ…
レオのお葬式は数時間に渡った。
それから一ヶ月、ユウキとハルカは家に戻り、それ以外の人は、バトルフロンティアのタワーで宿泊していた…
とある日…
ユウキから、全員に電話があった。
「ずっとこうしていても意味がないから、ちょっと集合して…『カイナ』に。」
全員が集合し、ユウキが話し出した。
でも、ユウキが口にしたことは、余りにも意外だった…
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ひかる #8★2005.03/14(月)21:16
四十二話『別れそして新たなる旅立ち(後編)』
「いつまでもホウエンにいても意味がないと思うんだ。だから…何かを探しに行くために、『カントー』に行こうよ。カントーのことなら、グリーンとレッドが知っているから問題ないよ。」
ユウキが口にしたことはそんなことだった。
意義を出す者はいなかった。
「決定ね…」
「一週間後に、ここに集合。カントーに出発するよ。船のチケットは手配しておくから安心して。」
『解散!』

これがゆういつの希望の光だったのか。
でも、ユウキが探し求める物って一体何?
新たな土地での過酷な冒険が今始まろうとしている!!
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ひかる #9☆2005.03/14(月)21:00
四十三話『最後の悲しみ』
ミレイが自分の部屋に戻ってからだった。
クスンクスン…
パートナー『レオ』が倒されてしまって、溢れる涙で一杯だった。

カチャ…
誰かが入ってきた。入ってきた人は、言うまでもなく『チハル』だった。
「どうしたの?『ミレイ』」
「レオが…レオが…」
「…みんな同じ気持ちだよ。レオが倒されて悲しまない者がいる分けないじゃん。」
「だって、私はそのパートナーだったから…」
「悲しみ倍増ね。でも、いくらレオの体が滅びたとしても、レオの明るい『心』は、貴方の心の中にしまってあるはずよ。」
「でも、レオは、私を助けてくれた。助けてくれなかったら、私は捕まっていたかもしれない。だから、今度同じ事が来たら…私は…」
「何も恐れることはないわ。仲間はレオだけじゃないでしょう。みんなが貴方の仲間よ。ポケモンもしっかりラオが引き継いでいるし、いつまでも悲しんでいたら、ユウキの言った通り、何も始まらないわ。」
「でも…」
「レオは、きっと貴方の心の中で貴方を見守ってくれているハズだわ。だから、もう、なにも悲しんで、苦しむ必要なんて何処にも無いの。」
「もう…大丈夫。有り難う…チハル…」
「うん…」
ミレイは立ち上がった、そしてもう泣かないと、決意した。
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ひかる #10☆2005.03/17(木)21:34
四十四話『求める希望』
「ねぇ。そろそろ教えてよ。アンタが求める物ってさ、一体何?」
船に乗ってから、プレスがユウキにキツい口調で言った。
「…全員集めて…」
はいっ!
集まった後、希望が見えてきた。
「信じてくれると良いんだけど、レオは…レオは死んだんじゃないんだ!」
「マジですか!」
「ただ…ただ『闇の時空間』に飛ばされただけなんだ!」
「フィナは?」
「フィナも同じ。」
「で?」
「そのレオを救おうよ!闇の時空間から呼び戻す事の出来る、究極の力を持つポケモン、『ルカリオ』を求めて、禁断の冒険に旅立とうよ!」
「そ、それホント!」
「オイ、ユウキ!マジでお前本気なのか!」
「うん…」
「レオが…レオが助かるなら私、何処にでも行って、何でもするわ!」
ミレイが立ち上がった。
「賛成!」
全員が出た。
「なるほど…禁断の大冒険だな…」
行き先は…もう決まっている。
これが…レオを助けるためのゆういつの切符だったのか。
その切符を手に入れるための挑戦状を手にしたのである。
今、過酷な大冒険と、過酷な救出が始まろうとしている!
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ひかる #11☆2005.03/22(火)18:08
四十五話『グリーン・レッドの過去(前編)』
「カントー… 懐かしいなぁ〜」
「あぁ…あんな過去があったからねぇ。」
「教えて!」

それは6年前のことだった…

したっぱA「サ、サカキ様!例の『バーク諸島』全域が襲われています!」
サカキ「何ぃ!」
バンバン!
バギバギ!
ズギャーン!
チュドーンッ!
したっぱB「あ、あそこに、2人の影が見えます!」

したっぱが指を指した所には、2人が戦闘を繰り広げていた。その2人とは、言うまでもなくレッドとグリーンだった。
サカキ「な、あいつらを何とかしろぉーっ!」
したっぱC「し、しかしそう言われても、サカキ様。あいつら、子供の癖に、メチャメチャ強いんです。口調も普通じゃありませんし…」
「ウララァ!リザード!火炎放射だぁ!」
サカキ「このままでは占領されてしまうぞぉ!」
「テリャアァ!フシギソウ!ソーラビーム!」
ドーン!

(後編へ)
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ひかる #12☆2005.03/25(金)17:06
四十六話『グリーン・レッドの過去(後編)』
グリーン「さぁ、そろそろとどめ行こうかねぇ!」
サカキ「やめろ…何をするつもりだ!」
「簡単さ、正解は爆弾で爆発させるでした!爆弾。」
ボフ。
ピューン…!
バーン!!
「待て!」
「残念。おしまいだよ!アークエイトス!」
ボミュ。
ズガーン!

タッタッ…
物陰から誰かが走って逃げる。
「誰だ!」
スタタッ…
「待てぇー!」
タッタッタ…
「行っちゃった…誰だったんだろう?」
「まあいいか…」
しかし、その時観た人物は何と『フィナ』だった。
つまり、グリーンとレッドは6年前に一度フィナに会った事になる…
また、当時のスナッチ団は、二人グループ行動だったらしいから、その時同時に『レオ』にも会った事になる。

- - - - - - - - - -過去はここまで- - - - - - - - - - - - - - - - - - -
「えっ!あの時フィナと会っていた!? 」
「レオとも!? 」

次回は、『レオとラオの過去』!
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ひかる #13☆2005.03/26(土)18:23
四十七話『レオとラオの過去』
それは、7年前の事だった。
レオは久しぶりのスナッチ団の休日。
この時は、いつもラオと小さな冒険をしていたらしい。
「そろそろ行くぞ、ラオ。」
「ハーイ!」
ズダダーッ!
玄関に来たかと思えば、扉を突き抜け外へ…。
「ちょっと待てぇーっ!(裏>いつもの事が来たよ…) 」
今のアゲトビレッジにある、『聖なる森』当時は、もの凄い雑木林だったけど、溢れる緑で一杯なのは変わらない。
奥に進めば、もうそこはほこら。
そこに着いたときだった。
「何か、感じない?」
ほこらの横に、1人の少女が立っていた。
「別に何も。」
「もう一度聞くよ。本当に何か感じない?」
「そう言われてみれば、いつもとは何か違う…」
レオはそう言った。
「なら…良いの。先に進んで良いわよ。」
「はい…」

テクテクテク…
「さっきのあの少女。一体何を知って欲しいんだろ?」
ほこらの最深部に着いた。
「感じる…正義の心を感じる…」
「正義の心…共鳴する…」
「 !! 」
驚く二人。二人が見た物とは!?

次回は『レオとラオの過去〜不思議なポケモンツルナイト〜』!
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ひかる #14☆2005.03/29(火)08:30
四十八話『レオとラオの過去〜不思議なポケモンツルナイト〜』
スタタァ…
「だ、大丈夫ですか?」
駆けつけてきたのは、さっきの少女だった。
「あのポケモンは何ですか?」
「ああ、あのポケモンは『ツルナイト』と呼ばれているポケモンです。やはり、あのポケモンを呼びだせると言うことは、貴方は正しい心ですね。」
『全ての夢は、もう一つの現実。それを忘れべかるず―』
少女はそれを言い残して、どこかへ消えてしまった。
「正しい心…共鳴する…」
「構わないが…」
レオは心を受け入れた。どんなことになるかも知れずに…
「ココロネットワークで繋がっている…」
「不思議だ…」
「別れを告げよう、最後にアレを残す…」
シュウゥ…
ツルナイトは消えてしまった。
足場に紙切れが落ちていた。
『全ての夢は、もう一つの現実。それを忘れべからず― 勇気ある者よ、全てを希望に導け、手助けはこれだ…」
カチャ…
マスターボールが入っていた。
「い、良いのかオレに…」
レオは、あの少女が気になっていたのだが、その少女は何と『ミレイ』だった。
- - - - - - - - - - - 過去はここまで- - - - - - - - - - - - - - - - -
「まさか…あの時の少年はレオだったなんて…」
ミレイがつぶやいた。
「そうだ!ポイントは『過去』だ!」
ユウキが叫んだ。

次回は『ユウキ・ハルカの過去』!
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ひかる #15☆2005.04/09(土)08:41
四十九話『ユウキ・ハルカの過去1本目』
はぁー今日もイイ天気だなぁー。
11年前のジョウト地方。
皆さん御存知の通り、ユウキとハルカはジョウト地方にいた頃です。
「外行って来るねー。」
ユウキは、ハルカ・クリス・ゴールド・シルバーとの遊びに行くために、ワカバタウンの広場に向かうんですが外では何かが待っていた…
それを知らずに、ユウキは歩き出した…
次回は『ユウキ・ハルカ・ゴールド・クリス・シルバーの過去2本目』!
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ひかる #16☆2005.04/09(土)11:20
五十話『ユウキ・ハルカ・ゴールド・クリス・シルバーの過去2本目』
タッタッタッ…
「あっみんな!」
「危ない!」
「へっ?」
ズドーン!
ピュウゥウゥウゥウゥ…
アタタ…
ユウキは穴に落ちた。
「ここは…? 」
「アギャー!上からハルカ達がふって来るー!」
ズドーン
「あいてーっ!」
「ごめんごめん。(あたふた)」
「あそこ見ろ」
ハイッ!?
《金の空銀の海の洞窟》
えーっ!
「つ、つまりルギアとホウオウがいるのー!」
テクテク…

「あっ、分かれ道だ…」
《←金の空への道 銀の海への道→》
よし、二手に分かれるぞ…
銀の海へは、ユウキ・シルバー・ハルカ、金の空は、クリス、ゴールド。

〈金の空への道内部〉
「高っ…」
ダダダ…
「これ以上進むのは無理か…」
ヒュウオウオウオウオウオウ…
強い風が吹き荒れていた。
「あっ待って!」
「ギャアァアァアァアァアァアァ…」
風に吹き飛ばされて、更に奥に進んだ…

〈銀の海への道内部〉
「深っ」
「寒ーい」
「ん…もしかして…」
「水漏れ?」
ザァアァア…
「奥に進むの…ねぇ…」
待ちかまえていたのは、もの凄い水流だった。
グシャ…
「あっ…」
「岩が崩れたぁー!」
「流されるー!」
ハルカが水流に飲み込まれた。
「こうなったら行くしかないな…」
ボシャン
「ぎゃあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁ…」
水流に流されて、更に奥に進む…
酸素無しで大丈夫?

次回は『ユウキ・ハルカ・ゴールド・クリス・シルバーの過去3本目』!
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ひかる #17★2005.04/09(土)21:30
五十一話『ユウキ・ハルカ・ゴールド・クリス・シルバーの過去3本目』
〈金の空への道内部〉
ハァ…ハァ…
ストーン!
「あいてーっ!ケツが当たったーっ!」
「どうやらはるか上空の方に吹き飛ばされたらしいね。」
「酸素、薄っ。」
それはそうです。ここは高度2400メートルの洞窟内。
「はいよ。」
「うわーっ、嬉しい!」
ゴールドは、クリスに酸素マスクを渡して、自分にもつけた。
「よしっ、ガンガン進むぞ!」
また、ひたすら奥に進んだ。

〈銀の海への道内部〉
ゴボゴボゴボゴボゴボ…
ガンッ!
ユウキ「あいてててーっ!」
ザバーン
ハルカ「ふうー、息苦しかったぁーっ」
シルバー「プハーッ」
「にしても、水圧やばくない?」
ここは、水深2500メートルだ。
バリバリバリ…
ズバーッ
「やばっ」
「水 が 満 た さ れ る 前 に 逃 げ ろ」
ハイッ!?
「はいセーフ。」
グシャ
「勝手に閉めるなーっ!」
「まっいいか…」
「よーし、行っくぜぇ!」
ひたすら深い海へ…

次回は『ユウキ・ハルカ・ゴールド・クリス・シルバーの過去4本目』!
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ひかる #18☆2005.04/11(月)20:59
五十二話『ユウキ・ハルカ・ゴールド・クリス・シルバーの過去4本目』
〈金の空入口〉
「あっ、出口。」
〈金の空〉
「ウウッ…寒い…」
標高3500メートル、道幅わずか20メートル。
広大な広場が先に見え、その先に細い道がある。
「行ってみよう…」
グシャ
「足外したーっ落ちるーっ!」
「大変!」
バサッ
気が付いた時に、二人が乗っていたのは、ピジョットの上。
「あ、有り難う。」
バサッ
広場について、足場の先端に立ってみる。
すると、何かが飛んできたのだ…
「アレはもしかして!」
「伝説のポケモンの内の1匹!」
でも見た物って一体何?

〈銀の海入口〉
ゴボゴボゴボゴボ…
「酸素、良しと…」
「最後の道、飛び込む?」
「も ち ろ ん。」
バシャーン
サーッ
ザバーン!
「あれ?今度は90度落下?」
「ならばー、スカイダイビングー。」
「待て、そんなに簡単な事じゃないぞ!」
「大丈夫ー。」
プシューン!
「よっと。」
「あ…」
「入口?」
「酸素ボンベ、つけて。」
ササッ…
「準備よしと…」
テクテクテク…
〈銀の海〉
「流されると思うんだけど、誰かに守られている気がする…」
ゴボッ!
「ヤベー。」
水深4500メートル、水温14度。
「遺跡、入ろう。」
〈遺跡内〉
「予想が…的中だ…」
驚く3人、一体何を見たの?
あのポケモンに決まってる!
                               
次回は、『ユウキ・ハルカ・ゴールド・クリス・シルバーの過去5本目』!
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ひかる #19★2005.04/16(土)12:36
五十二話『ユウキ・ハルカ・ゴールド・クリス・シルバーの過去5本目』

<金の空>
ヒュオォオ…
ゴールド「ホウ…オウ?」
ホウオウ「キューンオーン(鳴き声)」
クリス「ハッ!」
『全ての夢は、もう一つの現実。それを忘れべからず…』
ゴールドとクリスは、その言葉を何度も言い返した。
「つ、つまりー、このホウオウは…」
「ゴールドが、夢の中で見ていたホウオウと、もう一つの現実のホウオウ。それじゃない?」
「とにかく帰ろう…」
ゴールド達は、ホウオウに乗り、地上まで降りてきた。

<銀の海>
ルギア「よく、ここまで来たな…」
シルバー「しゃ…喋った…」
ルギア「これは現実。夢の中で見ていた君達…」
ユウキ「夢の中のルギア。」
ハルカ「そして現実のルギア…ね。」
「そうか、守ってくれていたのはルギアだったんだね。」
ルギア「その通り。良く分かってくれたね。」
シルバー「聞きたいことがある…ルギアは何故奥深い海底にしかいないのだ?」
ルギア「私の対立はホウオウ。かつて3つの島にそれぞれいた『サンダー』『ファイアー』『フリーザー』更に『ホウオウ』そして私『ルギア』の関係…、これらは全て敵対していかなければならない。生き抜くためにも…そして、伝説である為にも…」
ハルカ「身を守るために、海底にいるのね…」
ルギア「ここで会えたのも何かの友情。ここにこれを捧げよう…」
『神秘のしずく』ルギアが授けたのはそれだった。
ルギア「さて、帰ろう。君達を地上に送り出そう。」
ハルカ「え?いいの?ルギアは海底にいないといけないのじゃないの?」
ルギア「君達の為なら構わない…さあ早く。」
奥深い所からあっと言う間に地上に着いた。
ルギア「じゃあな…またどこかで会えるといいな。」

ルギアはすぐに海底に戻った。

〈ワカバタウン〉
ゴールド「いやぁー高かったぜ。」
ハルカ「不思議だったね。」
全員はスグに家に帰り、今日の事を心に止めた。
そして勇気となっていく…

次回は『カントー到着!〜ミサイルの雨で大事件〜』!
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ひかる #20★2005.04/19(火)18:04
五十三話『カントー到着!〜ミサイルの雨で大事件〜』
バサッ。
トレーナー達は、カントー地方に着き、船を降りた。
しかし、いかにも落ち着かない爆撃の音が鳴り響いていた。
サカキ「ワーハッハッハッ!これでカントーも終わりだ!」
したっぱA「やりましたねサカキ様。ミサイル発射までもうしばらくお待ちください。」
これまたロケット団のしわざ…しかし今回は、「カントーの上空にミサイルの雨を降らせる。」と言う大変なミッションだったのである。
レッド「な…カントーが終わるぞ…」
したっぱB「な、サカキ様!あいつはひょっとして七年前の奴らでは…しかも人数が大きく増えやがっています!」
サカキ「な…いつもいつも邪魔しやがって…」
幹部戦闘員A「過去のようには行かせないよ!」
サカキ「時間稼ぎ…頼んだぞ。」
幹部戦闘員B・C・D「了解!」
グリーン「き、キサマらぁぁ!」
ユウキ「ミサイル発射時刻までもう時間がない!こうなったら二手に分かれてミサイルだけに集中しろ!」
レッド「ああ、チハル、プレス、ラオ、ミレイ!戦闘員を頼む!」
グリーン「後の全員はミサイルに直通しろ!」

ユウキ「よーし、この配線を切って…」
ドン!
幹部上位戦闘員A「貴様ら、その装置に手を触れんじゃねえ!」
ゴールド「ユウキ、ハルカ、シルバー。あいつらを頼む。」

発射1分前。
ユウキ「頑張れ!みんな!」
サカキ「戦闘員が負けているが時間稼ぎにしかならない…せいぜい頑張るんだな。」
ゴールド「配線を切れ!」
したっぱ「させるか!」
したっぱ2「ハブネーク!えんまく!」
ダイアモンド「しまった…見えない…」
ユウキ「仕方がない、みんな、ロケットから下がれ!」
全員「ええっ!」
ユウキ「いいから下がって!」

ドーン!

ミサイルは発射してしまった。しかし、ユウキは諦めたわけがない。

レッド「ユウキ!どうするつもりだ!」
ユウキ「ポケモンの技でミサイルをひたすら破壊しまくるのさ。」
ハルカ「ああ!ふってきたかも!」
グリーン「よーし、フッシー!ハードプラント!」
サクッ!
ユウキ「うまくいくか…」
ズバッ!
カン!
ユウキ「な…はじき飛ばした…効かない…」
レッド「どうするんだユウキ!オイ!」

〈ルギアの実力〉

ユウキ「どうすれば…いいんだ…」

バシャーン!
パール「水中から…何かが上がった…」
上がったのは…何とルギア。
ルギア「ユウキ、ハルカ、シルバー。久しぶりだな…銀の海で出会った私だ…」
世界の危機が来た…私がいっそうしよう…
ルギアはそう言って上空へミサイルに突っ込んでいった。

キラーン…
シュゥイイ!
シルバー「出る…ルギアの必殺技…エレメンタルブラストとエアロブラストの同時撃ちが…」
ドーン!ザバッ!
ユウキ「すごい…ミサイルが…」
ハルカ「消えたかも…」
シルバー「ありがとう。ルギア。」
ルギア「君達がピンチなら、いつでも助ける…それを忘れるな…そして諦めるな…さらばだ…」

サカキ「くそおぉ!許さんぞ!」
ラオ「やるの?」
サカキ「オイ!ガキは下がっていろ!」
ラオ「ふざけるな!ルギア!エレメンタルブラスト!」
シュウイ…ドーン!
サカキ「もう嫌だ!」

オニキス「もう…いいね。」
ユウキ「行こう!」

カントー最初の事件は、関わり深いルギアによって解決された。
カントーでの戦いはまだまだありそうだ…

次回は『ポケモンセンター奥の秘密』!
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ひかる #21☆2005.04/21(木)16:09
五十四話『ポケモンセンター奥の秘密1本目』
やっとの思いでセキチクシティに着いて、ポケモンセンターに入っていった。
もう既に夜だったため、薄暗い明かりがついていて、受付はいつものように動いている。
人はいなかったため、自分で回復装置にモンスターボールを置いて、そのまま始動させた。
もう寝る時間だ…

ユウキ「ハァーこの一日疲れたぜぇー。」

ドン!
ラオ「何の音だろう?」
ハルカ「衝撃音かも…」

キャーッ!
その時悲鳴が上がった。

レッド「こうなったら寝ちゃいられない…行くぞ…」
バサッ!
「何っ!」

廊下に出て、とても驚いた全員。はたして何が起こったのか!?

次回は『ポケモンセンターの秘密2本目』!
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ひかる #22★2005.04/23(土)06:43
五十五話『ポケモンセンターの秘密2本目』
キラーン…
何かは分からないが、もの凄い光が前に輝いている。
だが、それが時空を乱す物だと知らずに、全員は駆け寄る。

?「ふん、初めて会う者だな…」
ユウキ「誰だ!」

もの凄い光の中から、大勢の集団が出てきた。

?「我が軍団の名前は『PKH』。貴様らのポケモン保護するのにふさわしい。」
〜注意〜
PKH…ポケモン強制保護団

ユウキ「おれ達のポケモンを奪うつもりか?」
PKHボス「その通りだ…」
レッド「そんな事、させるかぁー!」
グリーン(小声で)「ユウキ、ハルカ。おれ達全員のモンスターボールを持ってきて。」

PKHボス「ではお前達のポケモンを…」
?「そうはさせるか!PKHめ!」
2階の階段から何者かが『ポケモンセンターの秘密2本目』下りて来る。
?「そのポケモンはおれ達の者だ!」
ゴールド「またかよ…」
?「紹介しておこう。我が軍団は『PCP』だ!」
〜注意〜
PCP…ポケモンコンプリート団

PHKボス「ふん…来たか。永遠のライバルめ。」

二つの集団のリーダーは、にらみあった…そして真剣な表情でこちらを向いた…

次回は『秘密のフィールドでポケモンバトル』!
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ひかる #23☆2005.05/06(金)16:46
五十六話『秘密のフィールドでポケモンバトル?』

PKH団ボス「決着をつけるしかないな。」
PCPボス「じゃあ、おれ達が勝ったらこのポケモン達をゲット作戦に移行でき、お前らはもう二度と邪魔するな。但し、お前達が勝ったなら、このポケモンのゲット作戦遂行権利を与え、私達はもう二度と出てこない事にしよう。どうだ、やるか?」
PKHボス「望むところだ、但し、お前ら負けたら本当に邪魔するなよ!」
PCPボス「当然だ…」

ユウキ「…お前らそれでも集団か!」
ズギャーン!!

ユウキは破壊兵器を持ち、壁を壊した。
しかし、その先には通称『秘密のフィールド』と呼ばれる、『バーチャルポケモンバトルフィールド』があった。

ユウキ「さあ、とことん戦え!」

PCP・PCPボス「 … (裏>あいつ、すごいな…)」

2つの集団は中へ入っていった。
二つの集団の集まりがにらんでる…

ユウキ「フッ…上手くいった…さあ、みんな今のうちに逃げよう」
ハルカ「なーんだ。そう言う事だったのか、ユウキ。」
シルバー「おっ、ユウキ、お前すごいな!」

タッタッタッタッタ…

その頃、フィールドでは激しい戦闘が繰り広げられているであろう。

PCPボス「フン、あいつら逃げたな…」

2つの集団も、諦めたわけでは無かった。
しかし、ロケット団も襲って来ない訳でもないし…

ユウキ達は、町の近くの森に身を潜め、寝ようとしていた。
ハルカ「もう、何で私達の集団だけ、いつも襲われるの!」
ユウキ「まあまあ、落ち着いて。ハルカ。」

ユウキとハルカは、月を眺めながらただただ平和になることを願い続ける事だけだった…

次回は『シーギャロップ号でグレン島』!
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ひかる #24☆2005.05/12(木)18:02
五十七話『シーギャロップ号でグレン島』

――シーギャロップ号船内。

アナウンス「ご乗船ありがとうございます。この船はグレン島行き、臨時船です。グレン島到着予定時刻は、40分後の13時20分です。」

ユウキ達はシーギャロップ号に乗り、ポケモンの研究技術を全国で2位、3位を争う位の町『グレン島』に向かうことにした。

ハルカ「この地方には、ポケモンコンテストがないからつまらないかも…」

「そ れ も そ の は ず、 俺 だ っ て つ ま ら な い か ら な。」

ハルカ「誰?…その声、どっかで聞いたわ。」
シュウ「お久しぶりです。過去のグランドフェスティバルで恥をかいた人。」
ハルカ「うるさいうるさいうるさぁーいっ!それは関係ないわぁよぉー!」
ユウキ「落ち着け…落ち着け…。」

そう、彼はハルカの永遠のライバルである『シュウ』コーディネーターとして、かなりの実力・資格を持っている者だ。

…5分後。
ハルカ「っていうか何でシュウがここにいるのよっ!」
シュウ「目的?そんなの決まっているだろう。全国を回って、最高の木の実をてに入れるのさ。」

ユウキ「だったら、俺達と同じ目的だな。全国を回るのは。是非君も俺達のチームに入らないか?もちろん良質の木の実があったら君に譲ろう。どうだ?」
シュウ「喜んで入ろう。でも俺はあくまでも木の実採集の旅なんだからな。」

…30分後。

アナウス「皆様、ご乗船お疲れ様でした。間もなく、グレン島、グレン島に到着致します。グレン島の次は、マサラタウン入口に止まります。尚、マサラタウン入口に到着後、折り返し運転になります。」

ユウキ「ちょうどいい…」

新しい仲間『シュウ』を連れ、どんどん勢いを挙げる仲間達。
でも、ハルカとシュウの間で嫌な予感が…

次回は『ユウキ貴方は一体…』!
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ひかる #25☆2005.05/13(金)20:49
五十八話『ユウキ貴方は一体…』
―――グレン島。
そこは昔、ポケモンの最先端技術を持つ町と知られていた。しかし今は、もっと先の技術が現れ、グレン島の存在感は薄くなった…

ここは、その最先端技術を持っていた『グレン島ポケモン研究所』の中。
ユウキ「レオを見つける手かがりは『ルカリオ』、ルカリオを見つける手がかりは『コレ』のハズ…」

ユウキはそう信じながら入った。『自動放射線DNA解放制御室』へ…。

ハルカ「ユウキ、何を始めるつもりなの…」
シュウ「何を始めるかは知らないが、オレは責任を取らないからな。よ〜く考えてから始めろ。」

スッ…
ユウキ「コレを見れば何をするかはお分かりになると思いますが。」

偉そうな口調でユウキが言いだし、手に乗せて見せた。手に出した物は『ルカリオの遺伝子』である。

――5分後。
「DNAの解放を始めます。よろしいですか?」
ユウキは機械に質問された。迷わず『はい』を選ぶ。
解放を始めると、様々なデータが分析され、次々にモニターに表示される。
ダイアモンド「こんな物をもっといるユウキは一体何者?」
ユウキ「…」

しばらくすると、ユウキが言い出した。
ユウキ「――僕がまだ小さい時、パパはホウエンの継承者だった。当時はパパも冒険好きで、あらゆる所へ回っては採集していた。僕はホウエンの第二の継承者になるハズだった。でも、その権利はフィナに渡され、僕は第二の仮継承者。そして、第三の継承者でもある。そんな僕に、パパは旅から帰った後、いつも『遺伝子のかけら』をくれた。後になってそれを組み立てると、ルカリオの遺伝子になった。僕は小さいときから偉大だったのさ。」

――10分後。
ユウキ「これだ…『ルカリオの好む場所は山。この辺りでは警告入口〜アスカナ遺跡あたり』だ。」
ハルカ「すごいじゃん!これでレオが救えるかも!」
ユウキ「一応、解析したデータの全てをメモリーに残しておくか。…これでよし。」

「マサラから回ってアスカナ行くか…」
ユウキはそう思っていた。

シルバー「気晴らしにポケモン屋敷でも行くか?」
ユウキ「ああ、いいとも。」

次回は『ポケモン屋敷でパニックスイッチ』!
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ひかる #26☆2005.05/20(金)22:14
中間ストーリー 1−(2)『木の実をムシャムシャ』
…グゥ〜…
「(キグッ)あ〜お腹空いた。」
くたくたになった表情でメンバー全員が言った。
シュウ「木の実を食べるわけには…あーっ!」
ダダーッと走り、みんなが木の実を食べているではないか!
シュウ「ちょ、ちょっとやめろぉ!」
ボーッ
「アチーッ!」
食った木の実が何と辛いフィラのみ!みんなはシュウにむかって火炎放射炸裂!
「ハイッ、次コレね。」
キグッキグッキグッ…
次に食べるのはニガーイニガーイ「ナナシのみ」
グシャ
「苦いーっ」
今度は、苦苦光線がハルカに炸裂か!

…そうやっていくうちに、お腹が一杯になり、メンバー全員の友情を再確認。
「良し、いくか。」

次回は、第五十九話『ポケモン屋敷でパニックスイッチ』!
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ひかる #27☆2005.05/22(日)22:36
五十九話『ポケモン屋敷でパニックスイッチ 1−A』
うわっ!

ポケモン屋敷に入ったとたんに、中は真っ暗な事に気づく。
ユウキ「ねえ、どうするの?」
ゴールド「どうするもこうも、大体入ろうって言ったのは誰なんだよ。なあ、シルバー。」
シルバー「…(んな事言われたって…)」

シルバーの頭に、だらだらと汗が。どうやら正直じゃないようだ。
「よかったぁ。こんなのバックの中に入れておいて…」
ユウキ「ハルカ〜。そんな物があるなら最初から言えよぉ〜(怒)」
ハルカが持っていた物は、『強力ライト』。そんなのがあれば、冒険も楽のハズ…

「あっ、ちょっと待てよぉ〜。」
「待てと言って待つ馬鹿いるか。」
えーと…
《この16マスのパネルのうち、3×2マスが落とし穴。2×2マスがワープパット》
ユウキは思った。
「落とし穴に入ったら、その先は…」

そんなとき、ユウキが持っている携帯端末、『ポケナビ』から…
《新着メールが1件、受信トレイに未開封で到着しました。》
「開いてくれ。」
《16マスのパネルのうち、右に5、左に15、前に−5のマスが》
で途切れていた。
一体このメールは…

次回は『ポケモン屋敷でパニックスイッチ 2−B』!
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ひかる #28☆2005.05/23(月)16:44
六十話『ポケモン屋敷でパニックスイッチ 2-B』
〜前書き〜
普段から真面目に管理されていないポケモン屋敷。そして、悲しい出来事から二ヶ月が経とうとしている。…そう、レオが闇の時空間に飲み込まれた悲惨な事件。気晴らしに入ろうと言って、ポケモン屋敷の脅威を知らない者達。今、トレーナー達に最大の脅威、『パニックスイッチ』が襲いかかる!でも、仲間同士は信じたいものだ…。

〈ポケモン屋敷 1−A階〉
ユウキ「16マスのパネルのうち、右に5、左に15、前に−5のマスがなんなんだよ。とりあえずやってみるしかないのか…?」
ストーン!
ユウキがそのパネルに足をつけた瞬間、全てのパネルが砕け散り、マグマの中に飲み込まれていく。そう、宇宙の様に…

〈ポケモン屋敷 2-B階〉
落下した後に着陸した足場はマグマの固まり。ここは灼熱火炎地獄なのだ。
シュウ「なんだこのスイッチは…押してみるか。」
ポチッ!
ユウキ「何だよ!マグマがこっちに向かって飛び散っているじゃないか!」
これは通称『パニックスイッチ』。押すとパニックが起こるスイッチだ。
ゴールド「もう一回スイッチを押せよ!ギャア!」
もう一回スイッチを押したら、罠発動。落とし穴にすっぽり入っていく。
「あぁ…もうヤダかも…」

次回は『ポケモン屋敷でパニックスイッチ 3-C』!
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ひかる #29★2005.05/24(火)06:58
中間ストーリー 2−(2)(六十一話)
『ポケモン屋敷の今昔』
昔、ポケモン屋敷はポケモンの保護する場所であり、ポケモンの楽園だった。
それが次第に放置され、建物が壊れていくのが続いた。その結果今の様にボロボロの部屋ばかりになった。
元々はこんなのじゃなかったのに…。
ポケモン屋敷の中にある部屋でも重大な部屋の一つ、水路切替部屋。
ユウキ「昔はこの水路も綺麗だったんだろうな…。」
今では、内部にポケモンは殆どいなくなり、崩壊に近いポケモン屋敷。そんな中に、希望はあるのか。

次回は六十二話『ポケモン屋敷でパニックスイッチ 3−C』!
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ひかる #30☆2005.05/27(金)21:38
六十二話『ポケモン屋敷でパニックスイッチ 3−C』

落ちた先は、水路切替部屋。かつてポケモン屋敷全体に水を送り出す軌道を様々な軌道に変えていた重要な部屋だ。
ここでのパニックは、何か…?
ハルカ「水路を切り替えれば…」
ユウキ「ああ、そうか!このコントロールパネルのレバーを上に引いちゃえ!」
シルバー「後の事を考えないユウキだな…」
ユウキの理想通り、間欠泉のように水は上に噴射している。
しかし、コレに乗ってと言う訳にはいかない。あらゆるものが壊れてしまう。
その時、トレーナー達の体がスッと浮いた。そして次の瞬間、まるでサイコキネシスのようにぐんぐん上昇していくではないか!!
上を見上げると、そこには『ナナシ』がいた。
チハル「よっ!久しぶりっ!『ナナシ』。もう3年ぶりだねぇ〜。」
ナナシ「チハルさんこんな所に…あっ、プレスさんに、ミレイさんも…」
プレス・ミレイ「お久しぶりで〜す。」
ナナシ「こんな所で何を…」
ユウキ「冒険。さ…」
ミレイ「そう、私のパートナー、『レオ』を救うために…」
ナナシ「手伝います!ミレイさんがかわいそうですよっ!」

ポケモン屋敷は無事に脱出出来たが、3人にはさっと馴染む新キャラ『ナナシ』。彼らは何かがありそうだ…
そして、ナナシ。木の実に詳しいと言う説もあるので、シュウの手助けになるか!?

次回は『少女達の関係 〜答えは過去に写される〜』!
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ひかる #31☆2005.05/28(土)08:48
六十三話『少女達の関係 〜答えは過去に写される〜』

ユウキ「ミレイ、チハル、プレス、ナナシ…この四名が何故知り合いの様に馴染むのか…?」
ハルカ「…」

チハル「いいでしょう、教えてあげましょう。」
ユウキ「コクリ…」
チハル「私達は四年前、謎の力を秘めていると決められ、伝説の6名と言われ集まっていました。ですが二年前に解散し、今は全国に散らばっているのです。」
ミレイ「その6名とは、私を含めて、チハル、プレス、ナナシ、サン、セシナの6名です。私達は日々、予期しない事が起こっていました。」
プレス「そんな私達の故郷は違いますが、本当は6名全員の故郷は、『バンジシティ』です。そこは人口が多く、美しい町なので、『アルトマーレ』に近いです。」
ナナシ「私達は、他のポケモンとは能力が桁違いの特別なポケモン『秘技伝承ポケモン』を一体ずつ、つまり六体を授けられました。しかし、解散後には秘技伝承ポケモンは全国各地に散らばり、私達の力もここまでとなりました…」

ミレイ「私達6名が再び揃うと、偉大な力を呼び出し、再び謎の力も復元する事が可能なのです!」

ユウキ「揃えばね…」

このことを知ったユウキは、シーギャロップ号に向かって歩き出した。
でも、この謎の少女達は、何故悪から狙われるのか?
答えは、後になれば分かる…

次回は『グリーン・レッドの再開 〜しかし旅はまだまだ続く〜』
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ひかる #32☆2005.05/29(日)19:25
中間ストーリー 3−1
『マサラの悲劇』
自然が豊かな、マサラタウン。
しかし近年はここまで土地開発の計画地になり、森林が今も切り倒されている。
悪の集団ではないが、許せない。
そう思ったレッド・グリーンは悪の集団でもない者をどう叩くか迷っていた。
でも、くよくよしていてはマサラは終わる。ここはとにかく、全力でぶつかるしかなかった。

本当は、大切な物があるのに…。
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ひかる #33☆2005.06/04(土)07:53
六十五話『グリーン・レッドの再開 〜しかし旅はまだまだ続く〜』
船がマサラタウンに着いてから4分。
グリーン「あー、久しぶりのマサラだ!」
レッド「やっぱりマサラが一番…かな?」
グリーンとレッドは、自分の家に帰り、それぞれの家庭にいく。

一方、暇な残った全員は、オーキド博士の研究所を訪れる。
殆どの人は、電話で通話しているが、ラオだけが残った。
ラオ「めちゃくちゃ暇…」
ラオがそう言っているときに、ラオのPD★Aにメールが届いた。
差出人不明、誰に当てたのかも分からないメールが。
ラオ「うるさいなぁー、どうせまた迷惑メールだろぉ…って、マジかよー!」
ラオがメールを開いた途端に、とんでもないことが文字に現れる。
《シャドーとスナッチ団は同じネットワークグループであり、仲間だ》
ラオ「ね、ね、みんな見てよ!」
全員がメールに目を向けたその瞬間、ユウキが急いで駆けつけた。
ユウキ「レッド、グリーン、暇にしている時間はないぞ!急いでいくぞ!」
レッド・グリーンを呼び戻し、急いで1番道路に向かって走り出した…

次回は『暗黒星雲〜ダーク・レオ』!
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ひかる #34★2005.06/05(日)08:18
六十六話『暗黒星雲〜ダーク・レオ』

急いで一番道路に飛び込んで2分。
段差の上から、もの凄い殺気が…
ミレイ「…!?気を付けて,
何か感じる…」

?「さすがはその通り、伝承者の一人だからな…」
ユウキ「誰だ!すぐに出てこい!」

次の瞬間、バッ!と黒紫色をした楕円形が現れ、ススーッっと誰かが出てきた。
そして、出てきた人物は、何と『フィナ』と『レオ』ではないか!!
ミレイ「レオ!?どうしてここに!?レオ!?返事を出してーっ!」
ラオ「お兄ちゃん!お兄ちゃん!どうしたんだよっ!?」
フィナ「黙れ黙れっ!今のコイツに話しかけても無駄だぜ!何だってこのレオはシャドーとの共同開発に成功した『ダーク・レオ』だからな!!クゥ〜クゥクック〜」
ミレイ「!?」
ススーッ…また一人が出てきた。ヘルゴンザだ。
ヘルコンザ「久しぶりだな。レオはもうおしまいだぜ!何だって裏切り者は、後悔させてやるのが約束さ。シャドーは最高だぜ!ヤッホー!」
ミレイ「て、テメェ!!」
ミレイの表情が大胆に変わった。いつものミレイとは違う。これこそミレイだ!
ヘルコンザ「おう、後は頼んだぞ!スナッチャー『フィナ』よ!」
フィナ「任せておけ!フッ!」
ダーク・レオ「一番最初にオレの『ダーク・ルギア』の的になるのはどいつかな?ククク…」
シルバー「クッ…」
フィナ「ダークレオ、いくぞ!」
ダークレオ「フフフ…」

二人の姿が真っ黒になった。
フィナ「いきな!ダークカポエラー!」
ダークレオ「ククク…ダークルギア、やってしまえ。」

ユウキ「ゆけ!メタグロス!チルット!」
ハルカ「いってちょうだい!バシャーモ!ラグラージ!」
ミレイ「キサマらぁ!ライコウ!ライチュウ!あいつらを倒せ!」
チハル「ホウオウ!焼き尽くすまでにルギアを滅ぼせ!」
ナナシ「ボスゴドラ!やっちまえ!」

フィナ「カポエラー!ダークフラッシュ!」
ダークレオ「ダークルギア、ダークブラスト。」

二つの攻撃が、ユウキのチルットにクリティカルヒット!
チルットは何もしないまま気絶してしまった。

ユウキ「何という攻撃力だ…破壊力も違う。いや、これは…」

ミレイ「ライチュウ!百万ボルト!」
百万ボルトはダークルギアに当たったが、全然ダメージを受けていない。
どうやら無敵状態のようだ。

チハル「ならば…ホウオウ!カポエラーに聖なる炎!」

レーザー攻撃が当たった瞬間、カポエラーは燃え尽きた。
チハル「よしっ!」

フィナ「フン、これぐらいで勝ったつもりかい?…」
チハル「!?」
フィナ「やってしまえ、ダーク・ホウオウ!」

うっすらと不気味な色をしたホウオウが、ダークボールの中から現れる。
フィナ「くらいな!ダークホウオウ!ホウオウにダークヒートブラスト!」
同タイプのはずのホウオウは一撃で深い傷を負った。

シルバー「僕らを…助けてよ…」
「…」

海底の海が、少し荒れる。
そう…ルギアの助けを求めて、シルバーは思う。
ルギア「いたな…」

一番道路に飛び込むと、ルギアは全員の攻撃をカバーする。
シルバー「!?」

ルギアのエレメンタルブラストとエアロブラストの同時打ちが発射!
ダークホウオウにクリティカルヒット!
ダークホウオウも耐えようとするが既に無効になっていた。ダークホウオウは倒れた。
ダークルギアはルギアに向かってジッと見つめた。そしてにらめあい、対立し、本当の力はどっちなのかを想像させる気迫になった。

「ダークルギア、ダークブ…
ダークレオがそう指示を出そうとしたその時、フィナが手をダークレオの前に差し出した。
フィナ「もういい、…帰るぞ。」
ダークレオ「ククク…何故だ?」
フィナ「今の奴ら、ルギアを相手に戦うのは論理値を超えている。」
ダークレオ「つまらないな…」

ルギアは帰り、周りは静かに静まり返った。

フィナとダークレオが帰ろうとしたその時。

レッド「テメェーら、やるだけやって逃げるのか?許さないぜ!いけ!リザードン!」
レッドがモンスターボールを投げた瞬間につぶやいた。
フィナ「バカめが…」
モンスターボールからポケモンは現れず、そのままボールは暗黒星雲に引きずられていく。…やがて、ボールは暗黒星雲に飲み込まれた。
今度こそ、二人は暗黒星雲に入っていった。

レッド「リザードーン!」
泣き叫んでも、何も聞こえない。聞こえるのは、風の音だけだった…

次回は『ダーク・レオの解析』!
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ひかる #35☆2005.06/14(火)17:29
六十七話『ダーク・レオの解析』
「ダーク・レオ…」
それは恐ろしい力を持ち、なおかつ手持ちポケモンは最強化されている。
ユウキ「さっきダークレオが使ったのは、ダーク・インビジ。」
その通り、ダークインビジとは、体を真っ黒にし、手持ちポケモンを無差別に繰り出す。約60秒で正気に戻るのだ。
ミレイ「でも、あのレオが持っていた黒い謎の物体は…」
「あれは、ダーク・ソード。威力500も誇る巨大なソードだ。あんな物をポケモンに当てられると…」
「!?」
「分かっていると思うが『一 撃 死』だ。気絶どころじゃないだろう。」
「じゃあ、バックの中には…」
「そうだ、数々のダークウェポンが入っているだろう。」
「ダークウェポン!?」
「詳しくは分からないが、問題はその脅威だ。おそらく次に会うときは今回の様にいかないだろう。」
悩んでいるときに、もう一人の新しい者がやって来た!
?「力を貸そうではないか…」

次回は『出 会 い』!
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ひかる #36☆2005.06/15(水)17:56
六十八話『出会い』
?「ダークレオは弱点つけば弱体化しますよ。」
ミレイ「ちょ…貴方は一体…?」
ユイ「私の名前は『ユイ』。侵入のメカニズムなら簡単です。」
ユウキ「そちら様は?」
ユイ「ああ、弟の『サベル』、次女の『ギオ』さ。」
ギオ「自然界なら、私にお任せ下さい!」
サベル「強さなら、誰にも負けないぞ!」
ミレイ「じゃあ、その弱体化は?」
ユイ「簡単です。ダークウェポンにウィルスを送るのですよ。」
「!?」
ユイ「では、今回の作戦を立てましょう。今回使用するウィルスは、M32複合型パッチウィルスです。」

ユウキ「…恐ろしい者だなぁ…」

次回は『作戦実行』!
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ひかる #37☆2005.06/17(金)17:49
六十九話『作戦実行』
作戦を実行すべく、トレーナー達は、ひたすらデータの解析に走った。
そして、有効になっていない『ファイアウォール』の『通信回線』を見つける。そうしなければ始まらない。
ユウキ「うーん…あった!3657番のFFTP回線が開いてるよ!」
ユイ「フフフ…良く見つけましたね。では次はこれです。『ワイヤレスネットワーク』を使います。今回使用するのは『USB3.0対応』の『ファイアウォール対応』、そして、『USBバスパワー供給』のコレです。」
ハルカ「そんな物をどうする気…?」
ユイ「では、各員は自分の情報端末に、このネットワークカードを組み込んで下さいな。」

カチッ…

ユイ「しばらく待っていて下さいな。こちらのコンピューターの準備が出来次第…」

――10分後…

ユイ「良し、ウィルスを送る準備が整いましたよ。いいですか?ハルカ、ユウキ、ミレイ、チハル、ナナシは戦闘態勢に。残りの全員は、ここからリモートで遠隔補助、そしてウィルス送信を行います。」
ミレイ「待っていてよ…レオ…」

次回は『決戦――ミッション・スタート――』!
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ひかる #38☆2005.06/18(土)19:42
七十話『決戦――ミッションスタート――』
ユイ「頼んだぞ。お前達の戦い次第でミッションは大きく左右する…」
ハルカ「そんなこと言わなくたって分かりますかも。」
ミレイ「でも、ダークレオを助ける方法ってありましたっけ?」
ユイ「安心しろ。今回の作戦において、ラスト・ミッションで『リライブパッチプログラム』(拡張子.exe)を投入する。つまり、『リライブボール』を終盤、『ダークレオ』に投げつける事によって、場合によっては『リライブ成功』となり、元のレオに戻る…かもしれない。…1000分の1の確立でな。」
チハル「!?安心何て出来ませんよっ!」
ユイ「まあ、今回の作戦はあくまでもダークウェポンの脅威駆除だ。」
ユウキ「じゃあ、いきましょうか。決戦場に。」

―――ミッションスタート!――

フィナ「また来たか、おろか者め。」
ダークレオ「ククク、次は何かな?」

ミレイ「レオ、私の声が…」
ダークレオ「誰だが知らないがな。」
ミレイ「は!?」
ユウキ「だ、だから分かるはず無いって…」

ダークレオ「行ってしまえ、ルギア。」
フィナ「フン、ダークホウオウ!行ってこい!」

ミレイ「行くわよぉ〜…」

<遠隔操作所>
ユイ「ミッションスタートだ。各員、準備はいいな。」
サベル「通信回線良好、スタンバイ完了です。」
ギオ「接続速度10.0、各員スタンバイ完了です。」
ユイ「ならば、行くぞ!」
全員「了解っ!」

次回は『セカンドミッションスタート』!
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ひかる #39★2005.06/23(木)04:26
中間ストーリー5−2 『ブルー!?』
ファーストミッションが始まってから数分後のことだ。
リモートの操作所では、少しなれなれしい会話がこなされていた。
ゴールド「ふあ〜っぁ、ファーストとはいえ、無茶苦茶暇ッス〜。」
シルバー「おやっ?ゴールド、お前にしては珍しく『ッス』を使ったな?」
パール「人間それぞれ色々なのだから、別に突然変わってもおかしくないわよ。」
サベル「まぁ、俺だって本当はバトルしたいのだがな。」
ギオ「あら、貴方にしては珍しいじゃない。」
ダイアモンド「… (裏>トレーナーなら誰だってバトルしたいだろ…)」
レッド「本当にユウキ達は本気だな。」
グリーン「なら俺達だってバトルに乱入しn…グハァ!」
ドゴドゴドゴドゴっ!(何が起こったのかは皆さんのご想像にお任せします♪)
ブルー「馬鹿野郎ぉー!お前ぇーらがバトルに入ったらまるで『大乱闘スマッシュブラザーズ』みたいになるのは確定ぇーしてんだよっ!余計戦闘態勢乱そうとしてんだろぉ!バカたれがぁ〜!」
レッド「ブ、ブルー!?どうしたんだ!?」
目にはいるのは、まるで『女』と『男』が連動した『表』と『裏』見たいなブルー。フィナに似たように大 変 身!!
レッド「さぁーて、俺は戦場に行くk…グハァ!」
グリーン「俺もいくk…グハァッ!」
ブルー「お前ぇーらまだ分からないのか!なら仕方ねぇー。『15トンハンマー』でげんこつだぁ!」
レッド・グリーン「じゅ、15トn」
レッドとグリーンが言い終える前にズドーン!とハンマーがクリーヒット!レッドとグリーンが言うまでもなく潰され、意識がどこかに飛んでいったとさ。それどころか、あたりには震度15レベルの地震が炸裂!

<戦闘フィールド>
ダークレオ「何だ!?この大地震は!?」
フィナ「こんな地震は起こらないはずなのだが…」
ユウキ「スキありっ!メダグロス踏みつけからコメットパンチだ!」
ダークレオ「しまった!」

陽気で弱虫なブルーも凶悪な事。
ブルー、たまにはやるじゃん!
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ひかる #40☆2005.06/23(木)04:38
中間ストーリー 6−2『潰す決意』
レッドとグリーンが潰されて10分が経った。
未だ二人は意識を取り戻せず、グッタリ倒れた方。
ユイは一生懸命コンピューターを操作し、ユウキ達はバトルに励んでいる。
しかし、レッドとグリーンを潰したからには、これだけでは済まない。
ブルー「何なら15トンハンマーを果てアップグレードして50トンハンマーで、ダークレオをつぶしに行きますかぁ!」
プレス「ちょ…ミレイさんが悲しみますよ…そんな手段を使ったら。」
ブルー「フ…関係ないな。」
プレス「あ、ちょっとまちやがれあ〜!」

ブルーは本気で行ってしまった。
ダークレオはどうするのか?(ぉ)
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ひかる #41★2005.06/23(木)05:06
七十三話『セカンドミッション ブルーの怒り』
ユウキ「よっしゃ!ダークレオに直撃!大ダメージだぜ!」
ミレイ「ならば!続けてのけぞれ!ライチュウ!千万ボルト!」

またもやミレイも凄いこと。いつの間にライチュウに千万ボルトを覚えさせたのかは永遠の謎である。
ダークレオ「ならばそこだけは…」

「そこをどきな…」
ユウキ「ん?」
ブルー「お前を潰さないと、気が済まないんだよ!」
ハルカ「ブルー?どうしたんですか?」
ダークレオ「フフフ…やるつもりかい?」
ブルー「なめてんじゃねぇっ!」
ダークレオ「初戦のザコが!」

ブルーの血管が『ブチッ』と切れる音がした。

ブルー「だからなめてんじゃねぇっ!こうなったら15トンハンマーならぬ『50トンハンマー』で潰してやる!」
ゴン!(何が起こったのかは皆様のご想像にお任せします♪)
ダークレオ「むぅ…50とn…グハァ!」
またもやダークレオが言い終える前にズドーン!とハンマーがクリーヒット!ダークレオも意識が吹っ飛んだのは言うまでもない。
同時に辺りに震度60強レベルの地震が炸裂!
ブルー「次はお前だ!」
フィナ「や、やm」
フィナも言い終える前にドスーン!とハンマーが直撃!
やはり50トンハンマーには敵なしだ。
ユウキ「今だユイ!」

次回は『セミファイナルミッション開始』!
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ひかる #42☆2005.06/24(金)03:41
七十四話『セミファイナルミッション開始』
ユイ「了解!ウィルスを送信!」

ギオ「OK!転送完了!」

ユウキ「ようし!ダークウェポンは怖くない!」

ダークレオは意識が吹っ飛んでいて、動けない。ダークルギアも気絶した。
フィナも同様だ。
フィナ「むぅ…やらな…ければ…」

ユイ「行きます!ファイナルミッション開始!」

次回は『ダークレオの運命』!
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ひかる #43☆2005.06/24(金)04:01
七十五話『ダークレオの運命』
ユイ「リライブボール、投稿開始!」
ミレイ「了解!ダークレオを戻すわよ!」

ミレイがリライブボールを手にした瞬間、ボールは緑色に輝き、何かを読んでいるよう気がした…
ユイ「それをダークレオに当てて!」
ミレイ「エイッ!」

ダークレオにボールが当たったその瞬間、ボールは消え、体全身が緑色に包まれていた。
チハル「ミレイさん、これも吹いちゃって下さい。」
チハルはミレイに『時の笛』を差し出した。
ミレイ「うん、有り難う!」

ミレイはすぐさま吹き始める。
吹き終わった途端、急にセレビィがやって来た。セレビィはダークレオの周りを回り、過去の事を読み込ませる。
ユイ「書き込みフェーズ実行中。リライブ進行度20%」
ギオ「フィナを何とかしておけ。」
ブル「任せておけぇ!」
またまた出た!ブルーの50tハンマーならぬ『100tハンマー』。
ブル「うぉりゃぁー!」
ズドーンっ!(何があったのかはご想像がつくと思います♪)
フィナは上空へ一瞬にしてんでいった。
ダークレオ「ウググ…ダークポケモン達も…ウァアー!」
ユイ「リライブ進行中。記憶を初期化しています。進行度50%」
次の瞬間、ダークレオの体内が黒くなったり普通の色になったりを繰り返し始めた!
レオ「み、みんな…」
ダークレオ「黙れ黙れ!この体は俺様のだぁー!ウググ!」

――そして…
完全に闇は消え、上空から帰ってきたフィナも記憶喪失をしたのだろうか?表情が違う!
レオ「みんな…有り難う…俺を救ってくれて…」
フィナ「ゴメン!俺は新たな道を歩き始める。」

ユウキ「良し!作戦成功!やったぞ!」

次回は『レオの再開 フィナとの別れ』!
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ひかる #44★2005.06/27(月)08:03
七十六話『レオとの再開 フィナとの別れ』
ユイ「ふう〜、良かったですね;」
ミレイ「ええ、レオが帰ってきて良かったです。」
レオ「済まなかったな、ミレイ。」
ナナシ「えぇ!?貴方がレオ!?」
レオ「そうですがぁ;」
ナナシ「えぇぇ〜!ホントにぃ:」
レオ「ナナシったらおかしいぞ;」
ブルー「お〜い!持ってきましたよぉ〜!『例』のもの!」
ユウキ「はて〜、何を持ってこいと言うのか〜。」
ブルー「アレっ、説明不足でした?」
ユウキ「何も言って無いじゃん。」
ブル「あぁぁ〜!そうだった、じゃあ今お見せして説明しま〜す♪」
レオ「やっぱりブルーもおかしいぞ。」
ブル「なんだとウォラー!」
レオ「ゲッ」
ブルー「ではっ…じゃじゃーん!例のものです!」
全員、例の物体に目を向けた!
ミレイ「ゲッ…」
ユウキ「その物体って…」
ハルカ「もしかすると…」
フィナ「ブルーの…」
ブルー「そう!私の愛用ハンマーの最高棒!2500tハンマーでーす!」
グリーン・レッド「もう嫌デス…」
フィナ「じゃな!俺はもう行くから…」
ユイ・サベル・ギオ「じゃあ、私達も行きますから。またあえるといいですね。」
レオ「さようなら、ありがとな!」

次回は『新たなるスナッチャー現れる』!
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ひかる #45☆2005.06/27(月)08:19
七十七話『新たなるスナッチャー現れる』
オーレ地方に向かうべく、道路を歩いて15分。
何処からもなくこんな声が聞こえた。
「やったぁ!メタングをスナッチ成功!」

レオ「アレ…今スナッチだとか聞こえなかったか…」
ユウキ「気のせい…じゃなーい!」
ユウキが言った時、目の前に例の少年が現れた!
レオ「ちょっと…今スナッチをしたのってもしや貴方…」
?「その通りですけど…」
ミレイ「うそ!こんなチビッコが?」
?「チビッコで悪かったな!」
レオ「でも、スナッチ団スナッチャーリストに貴方の顔写真は…」
?「僕の名前は『リュウト』!貴方は…」
レオ「俺はレオ。」
リュウト「ええーっ!あの名誉スナッチャー『レオ』さんですかぁー!」

〜注意〜
リュウト 性別男 年齢8歳
ポケモンXDの主人公の名前候補の一つ。オーレ地方にあるポケモン総合研究所でスナッチマシンを託され、ダークポケモンをスナッチして欲しいと頼まれ、レオと全く同じ任務を託された。ちなみに、レオが抹殺した事件から6年が経った…
ソレと、レオが冒険したオーレ地方は、オーレ地方の一部に過ぎなかったのだ。

リュウト「レオさんのスナッチをみてみたいです!」
レオ「今度、一緒にマルチバトルが出来たら…な。」
リュウト「では、ちょっとここの皆さんなら何とか出来ると思いますので、お話をします!」

次回は『リライブ不可能なダークポケモン コードネームXD001 ダークルギア』!
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ひかる #46★2005.06/29(水)17:25
七十七話『リライブ不可能なダークポケモン コードネームXD001 ダークルギア』
リュウト「僕は、オーレ地方の中心部にある、ポケモン総合研究所で母、妹、父と暮らしていた。ううん、当然他にも研究員達が沢山いたよ。でも、ある日突然、シャドー、スナッチ団、マグマ団、アクア団、ロケット団の5大悪が共有しあい、恐ろしい事をたくらんでいることが分かってしまった。そう、本当はあの日記を僕は読んでしまってはダメだったんだ。でも、みてしまったのは仕方が無かった。《リライブ不可能なダークポケモンを開発するプロジェクト。NO.235687。もう既にプロトタイプ、『コードネームXD001ダーク・ルギア』が完成している。以前のレオの様にスナッチ→リライブが進んだらまた失敗だ。以前よりバリエーション、セキュリティーに優れたダークポケモン、いや、XDつまりエクストラダークポケモンが世界を絶望に満たすだろう。もしこれがレオにやられたら、もっと凄いものを用意しなければならない。我々が次に開発するのは「SPダークポケモン」と「DSダークポケモン」だな。ポケモンのソウル(魂)をコントロールさえ出来れば、悪は勝つのだ。はははははは!》と日記だった。ううん、もちろんさっきレオが使ったダークルギアとは桁違いな力を持っている。リライブ不可能だったら、救う手段は無い。――そう思っていたが、父はある開発をした。『リライブホール』と言うものだった。善のポケモンを回りにおき、ダークポケモンを真ん中に置く。そうすればリライブが進む。しかし、ダークルギアには未知だらけだった。ダーク技だって、ダークフラッシュだけじゃない。そんな時、僕はスナッチマシンを託され、スナッチャーとして行動してきた。そう。一人でね。一つになると言うことは、悪達の歴史上の最終逆襲に違いない。この戦いに勝たなければ、この地球に希望と言う文字は消える。
『リライブ不可能なダークポケモンダーク・ルギアを倒すか、スナッチ&リライブをすれば…」
全員真剣な表情で聞き、最後の戦いと決意した。
ユウキ「行こうではないか…その最後の悪を倒しに…」
リュウト「場所は、オーレ地方にあるラルガタワー。さらなる拡張ラウンドが出来たそうです。奴らはそこにいるに違いない!」
レオ「ゆくぞリュウト。一緒にスナッチしようではないか。」

次回は『継承されしカーネルポケモン』!
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ひかる #47★2005.07/01(金)06:57
七十八話『継承されしカーネルポケモン』
――オーレ行きの船に乗船してから5分。
振り返れば、数々のポケモンに出会った。
秘技伝承ポケモン、幻のポケモン、伝説のポケモン、ダークポケモン、エクストラダークポケモン…
ユイ「おお、また会えましたか。船上で。」
後ろを向くと、ユイの姿が…彼は何か悩んでいた姿だった。
下を向けば、カイオーガの姿が。普通のポケモンとは違う。
―――15分後。
上を見ると、ラティオスとラティアスの姿が。
この現象にユイは解析し続けた。でも…継承者達の間では、疑問のかけらにもならないほどだったのだ。
――1時間45分後。
目的地のオーレに到着。しかし、さっきのカイオーガ、ラティ兄弟はまだついてくる。何故だろう…
レオ「知りたいか?そいつらはな、継承された幻を超えたポケモン、カーネルポケモンだ!!」
全員「か、カーネルポケモン!?」
チハル「分かりにくいけど、カーネルポケモンは『カオスジュネレーターオペレーティングシステムポケモン』を変換して略した言葉。カーネルポケモンは、普通のポケモンの4万倍の力を持っていて、扱うのは難しいの。と言うか、トレーナーは殆ど必要としないのよ。自分自身でオペレーティングしているからね。」
プレス「カーネルポケモンを扱うには、「オペレーションボール」は絶対必要なんだ。扱うことがもし出来れば、それは偉大な事になる。」
ナナシ「でも、カーネルポケモンは常に最新を求める。つまり、自分のオペレーティングシステムの欠けている部分を補ってくれるトレーナーをさがして回る。そのトレーナーを見つけると、トレーナーをしつこく追いかける。」

ユウキ「と…言うことは…」
ハルカ「私達が…」
ミレイ「その選ればれしトレーナーって事!?」
ナナシ「その通り…かな。」
ハルカ「えぇ〜!信じられないかも!」
レオ「だから真実だ。」

チハル「さあ、カーネルポケモン達よ。悪を滅ぼし、この地球に平和をもたらすぞ。」
カーネルポケモン[そうしなければ終わるだろう!]
レオ「進撃するぞ!最後の戦いに、何としても勝たなければいけない…むしろ、ソレが俺達の『義務』であり『最後の決戦』なのだ!」
全員「了解!義務を果たします!」

最終話は『光と闇の総激突!ついに登場!ダークルギア!死闘勝負の行方はいかに!?』 !
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ひかる #48☆2005.07/01(金)18:38
さあ、最終話と言いたい所ですが、一度トレーナー達の過酷な冒険をまとめた、数人の日記を読んでみましょう。

〜ユウキの日記〜
6月15日
ユイと言うすさましい人間が僕たちの味方になってくれた。
おかげで、レオは救出でき、感謝している。
ブルーのハンマー。永久にアップグレードをし続けると同時に、怖さは忘れられない。フィナの様に。

6月18日
新たなるスナッチャーに遭遇した。名前はリュウト。レオは驚き、そしてまた仲間になる。フッ、仕方がないか。彼は新しいポケモン、XD(エクストラダークポケモン)を知り、全国各地でスナッチ中。レオが強力するのも仕方がない。――そう思った。

6月19日
ダークルギアの存在を知ってしまった。悪の最終兵器が現れたのか…
全ての悪の集団が一つになって攻撃する今までにない最悪の計画。この計画を抹殺しなければ…

6月20日
大丈夫と決心して、決戦の時を。全てはどうでもいい。自分なんて…


〜レオの日記〜
4月25日
この日、何が起こったのかは何もわからない。でも、みんなとはぐれたのはこの日だった。一体これは…


6月15日
一瞬にしてみんなとまた出会えた。良かった…
ミレイにチハルも、みんな元気だった。ナナシが俺に憧れている気が…

6月18日
新しい仲間がいた。スナッチャーとして。名前はリュウト。
彼は、オーレ地方にあるポケモン総合研究所からスナッチを頼まれたらしい。
俺達が6年前に冒険したオーレは一部に過ぎない?そんな馬鹿な!
でも、事実は事実。本当は本当だった。

6月20日
6年前と同じように、決戦の舞台はラルガタワー。
果て、今回のワルダックは…


〜リュウトの日記〜
6月4日
研究所の所長、いや、パパからスナッチ&リライブを頼まれた。断れずに仕事へ。
初めてのスナッチ。…でも面白かった。僕だって今日から立派なスナッチャーだ。

6月6日
オーレ地方で次々にダークポケモンをスナッチしていった。変な謎のおばさんも困り顔をしていた。チビだからってなめんなよ!

6月7日
スナッチしたマッスグマを、リライブホールに置いた。君もいつか元に戻れる。そう信じて…

6月15日
今度は、舞台をカントーに。僕は移動した。
新しい地方は、やっぱり怖かった。

6月16日
カントーにもダークポケモンが沢山いることにビックリ。
片っ端からスナッチしていくけど、ボールの残りが…

6月18日
名誉スナッチャー、レオさんに出会った。まだレオさんのスナッチはみたことがないが、いつか一緒にスナッチ出来る。そう思い、仲間に入った。

6月20日
決戦で、レオさんと一緒にスナッチをすると約束して、死闘の始まり。
大乱闘で鍛えた力を見せてやる!


以上三名の日記でした。
次回は今度こそ、最終回を書きたいと思います。
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ひかる #49★2005.07/08(金)21:56
最終話『決戦〜光と闇の総激突!ついに登場!ダークルギア!死闘勝負の行方はいかに!?』
ユイ「今回のミッションは、表口から侵入して、ラルガタワー中枢を通し、中枢屋根裏から下段B地点を経由して…と様々な経路でラルガタワー最深部の『リーダー室』に入って決戦すると。但し、タワー内には強力なセキュリティーがかけれているため、侵入するのも安易ではない。そこで、各操作室から私がコマンドを送信して、セキュリティーシステムを弱体化させます。」
ユウキ「結構緻密な計画を立てたな…しかし、その経路がおおざっぱすぎないか?いくら何でも変装しないとこのまま行ったら完全にばれますよ。」
レオ「心配するな、変装するための服なら用意してある。」
全員「!?」
レオ「こんな事もあろうかと、服を奪っておいたもんでね…」
次の瞬間、バギッ!っともの凄い音がした。
チハル「時間がないわ。急ぎましょう。」
「ちょっと待ったぁー。」
ナナシ「えっ、サンさんとセシナさん!」
ユウキ「マジかよ…」
レオ「なぁ、ミレイ。6人が揃ったら何かが起こるんだったよな…」
ミレイ「その通り!みんなが集まったから悪も倒せちゃうわ。」
レオ「まぁまぁ、みんな、とっとと着替えちゃいな。」
――5分後。
レオ「よし、みんなOK。これなら当分ばれないだろう。」
ユイ「あの、荷物を運搬している団員達にまぎれて行くぞ。」
ひょいっと列に飲み込まれ、もう誰が誰なのか分からない程度。とりあえず中へ入る事は出来たようだ。
〈ラルガタワー一階 エントランスホール〉
レオ「上へとつづく通路は何処だ?」
ユイ「ありますよ。17階直行エレベーターが。ちなみに直行だから途中で誰にも会わないよ。」
…というわけでエレベーターに乗ることにした。しかし、意図的に簡単に進むような事実ではないのである。
ピーンポーンという音と共にエレベーターがついた。中には人が沢山いたという。
レオ「このまま乗るか?」
ユイ(小声で)「うーん…;仕方がない、他の経路をさがそう。」
しばらくの間、沈没が続いた。何をすればよいのか分からない…
ユウキ「そうだ。裏通路から連絡階段を上って行くか。」
ユイ「では、セキュリティロックを外しましょうか。」
ユイがハッキングしている間、全員は周りから何をしているのかと分からないようにしている。みんな汗をかいているのだが。
そしてハッキングをし始めて――――――――――3分後。
ピーッガシャンという音と共に扉が開いた。周りの戦闘員がじろじろみている。
レオ「行くぞ!」
容赦なく全員裏通路を走り始めた。連絡階段をはぁはぁ登り、やっと中枢のラルガタワー十五階。
〈ラルガタワー十五階〉
ここには仕事をしに来る人は殆どいない。静かだ。
更に最上階を目指しては走り続けている。しかし…
ユイ「止まれ!」
レオ「何故だ?」
ユイ「センサー感知通報システムがあちこちに張られているの検出した。解除作業、開始。」
ハルカ「ここはある意味危険かも…」
―――2分後。
ユイ「完了。先に進めるぞ。」
レオ「ユイ、お前がいないとここは突破できなかったぜ。ありがとな。」
走って走って、ようやく階段の前。しかし、階段さえもパスワードロックされている。このパスワードはハッキングでも分からないとか。
そこに、一人の従業員がいた。
レオ「良し。チハル。例の作戦を頼んだぞ。」
チハル「え…;本当に実行するのですか?」
レオ「だってそう言う現状だろ。」
チハル「分かりました…けど;」
――作戦実行!――
チハル「あの〜、そこの従業員さん。私、ボスに用がありまして、あの階段のパスワードを教えて欲しいのですが…;」
従業員「だったら直行エレベーター使えばいいじゃないか。」
レオ「ブルー、やっちまえ。」
ブルー「フフフ…」
チハル「でも、今すぐ用があるので、後戻りが出来ないのです。」
従業員「駄目駄目駄目駄目駄目ーっ!このパスワードは誰にも教えr…グワハァッ!」
ブルー「いいからさっさとよこせこの野郎ぉー!」
出た、ブルーの2500tハンマー。ドスーンとハンマーが振り落とされた後、めちゃくちゃにどさまぎれになっていたという。
レオ「今だ!メモがみをみろ!」
チハル「ありました♪」
紙に書いてあった通りにパスワードを入力すると、扉は開いた。
レオ「登れ!」
ミレイ「きつっ。」
ダダダと階段を上り、最深部に少しずつ近づいてゆく…決戦の時は、刻々と近づいている。
〈ラルガタワー上部 六十五階〉
後もう少し上が、最深部。全員は冷や冷やしている。
と、そこに、ドスーンと地震が起きた!何があったのか!?
ユウキ「きっと上で何かが起きているに違いない。急ごう。」
…もう、後戻りは絶対に出来ない。戦って、勝つしかない。
レオ「覚悟はいいな!行くぞ!!」
〈ラルガタワー最 深 部〉
「Z-5287、Z5288、Z5289…あった。ボスの部屋だ。」
レオ「入るぞ!」
ガチャッとドアを開けたとき、そこにはサカキ、アオギリ、マサブサ、そしてジャキラにワルダックが待ちかまえていた。
ワルダック「ああ、諸君、何か用かな?」
そう言われると、変装したレオがワルダックの前に出てきて、「久しぶりだな…」と言った。
ワルダック「えっ?久しぶり…」
次の瞬間、レオがワルダックのことをバシッと強く殴った!
ワルダック「貴様ら、何者だ!」
レオ「久しぶりと言って分からないアホどもがいたか。俺たちだよ!」
全員、変装していた衣装を全て脱ぎ捨て、いつもの私服に戻った!
ワルダック「貴様は…レオ!ミレイ!えーい、他の奴は何だ!」
レオ「俺たちのなかまさ。」
ワルダック「くぬぅ…こうなったら貴様らを倒してくれるわい!」
レオ「うぉらぁよ!その気にならなくちゃな!」
〈バトル・スタート〉
ワルダック「ここが貴様らの墓場だ!やってしまえ!サマヨール!」
レオ「その気になればっ!行くぞルギア!」
レオ「先を取らせてもらうぜ!ルギア容赦なく吹雪き連射だ!」
ルギア「ぐぉおぉおぉおぉお!」
ワルダック「バカめ!サマヨール!サイコキネシスで吹雪を弾き返せ!」
サマヨール「サマァアァァアアァァ!」
見事に吹雪は逆の方向に返され、このままではルギアに当たってしまう!
レオ「そう来ると思ったぜ!ルギア!交わして後ろから破壊光線だ!」
ルギア「グオォオォオォオ!」
ワルダック「甘いっ!」
ルギア「ルギッ!」
ルギアは容赦なく破壊光線をぶちまけた。見事にクリーヒット!が…
レオ「何っ!サマヨールの姿がない…」
ワルダック「今だ!鬼火!」
レオ「後ろだ!交わせ!」
ルギア「ルギッ!」
鬼火は少しルギアをかすったが、ルギアは何とか交わした。
レオ「エアロブラスト!」
ルギア「ルギーっ!」
ワルダック「交わせ!」
サマヨール「サマ!?」
サマヨールは交わせずにエアロブラストを急所に当てられた。
サマヨール「サマッ…」
サマヨールは倒れた。
レオ「へっ!どんなもんだい!」
ワルダック「ははははは!ソレで勝ったとは大馬鹿な!やってしまえ!バシャーモ!」
レオ「先手必勝!ルギア、ハイドロポンプ!」
ルギア「グァアァ!」
前代未聞の水圧で、ハイドロポンプを発射する!クリーヒット!
レオ「続いてエアロブラスト!」
ルギア「フィイィイィ!」
前代未満の風圧で、エアロブラストを発射する!これも急所にカウンターヒット!」
ワルダック「なめるなよ!バシャーモ!道連れ!」
バシャーモ「バシャァ…」
レオ「何の!ルギア!エレメンタルブラスト!!」
ルギア「ルギィイィイ!」
チュドーン!!と大爆発!バシャーモは気絶した。
しかし…道連れの効果でルギアも倒れてしまった!
レオ「ルギア!?」
ワルダック「お前は知らなかっただろうな、バシャーモが道連れを使ったのを。」
レオ「そんな…」
ワルダック「最後のポケモンだ!悪に満たすのじゃ!ダーク・ルギア!」
ワルダックのダークボールから、ダーク・ルギアが現れた!
レオ「あぁ…どうしよう!手持ちはパソコンの操作ミスでルギア一体しかいないんだ…」
ワルダック「どうした?もうポケモンもないのか!はははははは!バカが、貴様の負けだ!ダークルギア!終いにレオに向かってハイドロポンプ!」
レオ「ウグッ、これが…最後なのか…」
ドーン!
ワルダック「何だ!?」
みると、ハイドロポンプが空からの別のルギアによって抹消されたではないか!
チハル「!?新たなるカーネルポケモン!ルギアだ!」
レオ「俺に力を…貸してくれるのか?」
ルギアはうなずいた。そして背中に乗れと言ってきた。
レオ「よっしゃぁ!行くぜ!」
ワルダック「死闘の始まりだな…フフフ…」
ワルダック「こちらも背中に乗るぞ!」
二人の、上空での死闘が始まった!
レオ「ルギア!エレメンタルブラスト!」
ワルダック「こちらもエレメンタルブラスト!」
シュイィイィ!ドーン!
両者の技が消えた!力も互角だ!
レオ「こんなのでは、スナッチなんか出来ない…」

ユウキ「全員!ポケモンを出してレオを援護だ!」
全員「了解!」
全員「みんな!出てきて破壊光線だ!」
120個以上のモンスターボールから、沢山のポケモンが出てきたではないか!
そして、120本の破壊光線が炸裂!
ワルダック「ぬぅぅ…これでは交わしようがない!」
レオ「今だ!最大パワーでエレメンタルブラスト!」
ルギア「ゴォオォオオォ!」
チュドーン!!
ダークルギアはぴくりとも動かなくなった。
レオ「いいかリュウト、俺とお前が一緒にボールを投げる。そして融合させるぞ。」
リュウト「分かった。」
レオ・リュウト「行くぞ!スナッチーボール!」
二人がモンスターボールを手に持ったとき、モンスターボールは輝いた!そして、投げた瞬間、二つのボールが合体したではないか!
もう既にダークルギアはボールから出ることなど出来る力は残ってなかった。
レオ「ダークルギア、スナッチ完了!」
ワルダック「ぬぅ…私の完全なる負けだ…」
「あとは俺に任せな!」
レオ「その声は…フィナだな。」
フィナ「ラルガタワーは俺が壊すから、お前らは外に逃げな!」
レオ「分かった。サーナイト。俺たち全員を外へテレポートさせてくれ。」
サーナイト「サァアァアァアァアァ!」
ヒュン!と姿は消えた。
フィナ「〜、破壊光線!」
フィナもその後にワープした。

レオ「戦いは…終わったな。」
ユウキ「フィナは、大丈夫かな?」
ヒュン!とフィナがやって来た。
フィナ「心配などいらないんだがな。」
レオ「は、ははははははははは!」

――――――――――――――――――――――翌日。
ユウキ「じゃあ、さようなら。」
レオ「じゃあな。」
レッド「じゃあ、帰るね。」

義務を果たしたトレーナー達は、みんなそれぞれ故郷に帰り、私生活へ戻っていく。悲しみと共に希望も一緒に―――――――――

この大冒険を通して、トレーナー達は随分と強くなり、友情と感情を学ぶことが出来ただろう。

一つの旅の終わりは、もう一つの新しい旅の始まりを告げることになる。ポケットモンスターの世界は、そのようにして永遠に終わることのない戦い、そして出会いに満ちているのである。
今回のトレーナー達の大冒険は、伝説の英雄として、名を刻まれるだろう。

☆ト レ ー ナ ー 達 の 大 冒 険  終 わ り☆

番外編(次回)予告『故郷に帰っての私生活――終わり無き戦いの道への大乱闘の切符!』
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ひかる #50★2005.07/09(土)04:06
番外編『故郷に帰っての私生活――終わり無き戦いの道への大乱闘の切符!』
大冒険が終わり、故郷に帰ったそれぞれのトレーナー達。
ゆくゆく、これが全て終わりかと思ったら、そうは違う。

〜ユウキとハルカ〜
この二人は、ホウエン地方に帰った後、家で過ごす。
トレーナーズスクールで一人前のトレーナーになるのが夢だとか。

〜レオとミレイにラオ、そしてリュウト〜
3人でオーレ地方に帰った後、リュウトはポケモン総合研究所へ、ミレイにレオは、アゲトビレッチのローガン(ミレイの祖父)の家へ。
リュウトは、さらなるスナッチ訓練を、ミレイとレオは、また「〜起きないとアレね…」の生活へ。レオもどたばた汗が出るのも普通じゃない。

〜レッド・グリーン・ブルー〜
マサラタウンで家族と日常生活をまた始めた。
今は、バトルタワーへの最速記録が夢だという。
信じ合って生活している。…ポケモンと…

〜ゴールド・シルバーにクリス〜
久々のジョウトに、少々懐かしさを感じさせられた。
研究所に帰り、久々に私生活に戻る。
ロケット団も撃沈したので一安心だ。

この後、終わりの無い戦いの旅が、あることをきっかけに全員集合して始める訳なのだが、それは新しい次の物語でやることにしよう。
―――――――終わり無き戦いへの道へ歩き出すトレーナー達はもうすぐそこにいる―――。

       トレーナー達の大冒険―――終わり
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[644]

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ぴくの〜ほかんこ