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マディーン | #1★2003.11/24(月)18:02 |
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第33話 カナズミシティ ポケモンバトル…と思ったら!前編 「さーて。バトルいくわよっ!」 「おうっ!」 「負けないっぴよぉ!」 「シャモ!」 ルナはマグマ団とのバトルで進化していた。 「なんだ、ここもやけに扉が重いな…油刺していないのか?」 ゴオオン!エスカリバーとスターはは扉を蹴り開けようと…したが。 「いってー…鍵かかってるなら最初っから書けよっ…。」 「誰かが足怪我したらどうするっぴか〜(涙」 見事扉には鍵が掛かっていた。 っていうか、エスカリバー、鍵かかってますって扉にどうどうと書いて あるジムがあるか。 「だ、大丈夫?」 「大丈夫。回復だけは早いから。」 「僕もっぴよ。」 「でもどうしてジムやってないんだろうねえ。」 「この前のジムリーダー緊急集合でも関係あるんじゃないか?」 「あ、なーるほど。」 その時、ロケット団が現われた。 「ロケット団か。」 「何?ポケモンバトルしたいのか?」 「そういうことだ!負けたらわれ等に従え!」 「…やだ。その前に俺はスター達を信じる。負けない。」 エスカリバーは笑った。 「ならいってください、ジムリーダー軍団!」 「!?お、オヤジ!」 そう、ハルカのオヤジやその他のジムリーダーが現われた。 「ほーお。実はロケット団だったのか。」 「で、私に何にも言わなければ…どうせジムリーダーとは対戦 できないし、ジムバッジ集めてから対戦してやるっていったけど… 無理。そういう策略だったのね!」 「は・・はは…私は只…。」 「それ以上弁解の余地はないよ。…ポケモンバトルでこいつ倒すか?」 「…いいよ。エスカリバーの世界を滅ぼそうとしてるしね!私、 聞いたよ。1つの世界が崩れたら、連鎖反応で次々世界が滅んでいく って…!」 「ハルカ…。」 「ほらセンリ!いくぞ!センリは忠誠をわれ等に誓った。」 「あ…ああ!」 「セロリは何でこういう悲しい事するっぴか?」 センリを睨みつけてスターは言った。 相変わらず思い込みが激しい。 「…オマエになんざ関係無い!ゆけ、ヤルキモノ・ケッキング!」 「ギャース!」 「グオオ!」 「俺はポケモンを傷つける気は無い!さっさと終らせる!」 「いけ、エーフィ・サンダース!」 「ルナ!ユナ!レッツゴー!」 ユナはスバメだ。 猛烈な戦いが始まった。 「スター、フリーズ!頼んだぜ!」 「任せて!」 「スターはチャージボルト、フリーズはスターを護って時間稼ぎしろ!」 「あいよぉっ!」 スターは電気を溜め始めた。 フリーズが攻撃を繰り返して邪魔者を追い払う。 「シャモ!」 ルナの2度蹴りがヒットする。 サンダースはひっくり返った。 「ユナ!必殺風起こしよ!」 「キュイイ!」 更に風起こしがエーフィを叩きつける。 この闘い、どうなるのか? |
マディーン | #2☆2003.11/24(月)21:32 |
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第34話 カナズミシティ・ロケット団にエレメント・スター!後編 「きりがないっ…スター、イクシオン、フリーズ!?」 一生懸命魔法を使った技で善戦していたエスカリバー、そしてスター 達、ポケモンを道具で回復していたハルカだがついに味方のポケモン達 がやられていた。 「大丈夫か!?」 「僕…もう戦えそうにないっぴ…。」 「ってえ…腰にだいぶ来たわ…。」 「僕も頭の中ぐるぐる〜…。」 「やばっ…ハルカ、まだ闘えるか!?」 「うん!」 「じゃあ、ルナとユナで暫く頑張ってくれ!俺召喚魔法使うから!」 ゴオッ…辺りに風が巻き起こる。 エスカリバーは呪文の詠唱を始めていた。 「ルナは2度蹴り、ユナは電光石火!」 「シャモ!」 「キュウウ!」 「…エレメントの力掌りし召喚獣よ…今ここに降臨せよ!」 呪文の詠唱が完了。 エレメント・モンスターズが七色の光を纏って現われた。 「やっほー!呼んだぁ?」 「呼ばなかったらお前等これないだろうが。」 「はいはい。あいつ等を倒せって訳ね。必殺技撃つよー!」 カアア!七色の光を6匹は集め始めた。 「エレメントォ…スタァァァァ!」 ゴオオ!七色の光が直撃する。 「うぎゃーっ!?」 敵は飛ばされて行った。 「急遽撃ったから浄化までは出来なかったか。」 「…オヤジ…次あったら、絶対ぶっ飛ばす!」 |
マディーン | #3☆2003.11/29(土)11:42 |
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第35話 繋がってしまった世界 再会! 前編! 「…何か揺れてねえか?」 ゴゴゴ…地面が揺れていた。 ハルカは体制を立て直す。 「どういうこと?」 「…これは自然現象じゃない!」 ハルカとエスカリバーは駆け出した。 揺れはどんどん強さを増す。 「何事じゃー!?」 ドオオン!目の前に電柱が倒れてきた。 「スター!」 「メガトンキックっぴ!」 「シャーモッ!」 ズコォォォォン! スターがメガトンキックで、ルナが2度蹴りで電柱をぶっ飛ばした! 「ありがとよ!」 「ルナ、やるじゃない!」 その時、目の前の景色が急に変わった。 「ここって…ラピス!?」 エスカリバーは冷や汗を掻いた。 その目の前にある景色は…ラピスだったのだ! 「ここどこ?」 「世界が繋がった…ンなバカな…。」 何度目を擦っても目の前にあるのはラピスだ。 「エスカリバーの…世界?」 「うん…。」 「揺れがやっと収まったぜ…。」 「オレっち本当どうなるかと思った…。」 「あれは自然のものじゃ…無いよね?」 「多分ね。」 セナ、ルフィア、シーフ、サンは背の高い草村の中からたちあがった。 「…!?何この景色!?」 目の前にある景色は違うものだった。 「え…エスカリバー!オマエ本当に生きてたんか!」 「ああ!そっちはどうだー?」 「全員無事ぃ!そこの人だーれぇー?」 「私ハルカ!宜しく!」 「シャモモ!」 |
マディーン | #4★2003.11/30(日)13:01 |
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第36話 繋がった世界 ヴァルファーレ 後編 エスカリバー達は地震によって崩れた街の広場…そう、ホウエン世 界の方で焚き火を焚いていた。 「世界が繋がっちゃったってわけか〜。」 「YES。」 「で、どうすれば世界の壁を修復できるの?セナ?」 「ルフィア、何故俺に聞く。」 「神術士はそれくらいわきまえてないといかんとかオヤジから聞いたから。」 「分からんわ、俺にも。多分エスカリバーが召喚魔法で「ヴァルファー レ」を呼び出せば何とかなるんじゃねーか?」 「なら召喚獣に聞くか。ダガー。」 「はぁーい☆」 「どうすれば世界の壁って直せる?」 「?」 「だから、壁が破壊されたんだって!」 「やられちゃったのぉー!?なら「ヴァルファーレ」っていう召喚獣 よびださないとね。「ヴァルファーレ」は世界の壁の番人だもの。」 「そっかー…ってセナ!結界張ってくれたか!?」 「ああ。」 セナは既に崩れた壁の部分に魔物が入り込まないように結界を張っていた。 魔物がこの世界に流出したら困る。 「異空間トンネルの方は?」 「何年かに一度しか開かないから多分大丈夫。」 とフリーズ。 「これからどうするっぴかぁ…?ロケット団とか一応大人しくな ったっぴけど、また何時何を起こすか分からないっぴよ?セロリとか どうするっぴか?」 「この世界は私刑ってもん認められてる?」 エスカリバーがハルカに問うた。 「うん。」 「じゃ、俺達でボコ×2にする。」 「…「ヴァルファーレ」の居場所はねぇ。…君が選ぶんだよ。」 「えら…ぶ…?」 「前の番人は殺された。だから、君が新しくヴァルファーレを選ぶ番。」 「選ぶったって…。」 「選ばれた者は全てを忘れ、ヴァルファーレとなる。そして世界の壁を 破ろうとするものが来た時は…命を捨ててでも闘う。」 「…なら、俺自身がなる。」 「そう…君が決めるべき事だからね。」 「おい!オレなったっていいぞ!?」 「…誰かを犠牲にするのは嫌だ。俺は死んだって自分を許せないね。」 「僕は…僕はエスカリバーの選択、邪魔しないっぴ…。」 |
マディーン | #5☆2003.11/30(日)13:41 |
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最終章 The last fights〜さよなら、エスカリバー…〜 「掛かって来い!」 エスカリバー達は武器をそれぞれ構えていた。 「ルナ、ユナ!これが最後にならないように、全力で戦おうね!」 「シャモ!」 「キュウ!!」 「エスカリバー…本当に、いいのか?」 「いまさらかえるわけにはいかねえっ!」 セナは黙ってエスカリバーを見た。 自分がヴァルファーレになると言った少年は、まだ13歳なのだ…。 「…分かった。」 猛烈な闘いが始まった。 「ベトベトン!ヘドロ爆弾だ!」 「べトッ!」 「ルナ、ユナ、さっき渡した毒消しの実ちゃんと持ってるわね?ルナは 2度蹴り、ユナはツバメ返しよ!」 「シャモ!」 「キュウッ!」 「スター!!爆裂チャージボルト!」 「っぴぃ!」 スターは第1話で「ついに時が来たっぴ…」と言っていたが、それ はこれを意味していた。 エスカリバーの腕輪が急に強く輝き始めた。 赤と、青に。 赤は破壊、青は癒しを意味しているのだ! 「エスカリバーは…エスカリバーは、破壊と癒しの力を選んだっぴ ね?」 「…ああ。」 「ヴァルファーレになるものは、夢で何の力を選ぶかを聞かれるっぴ よ…。そして、それはヴァルファーレになった時に使う力になる っぴ。今までヴァルファーレになった者は…拒む力、破壊の力を 選んだっぴ…だけど、だけどエスカリバーは壁が破壊されても直す 力を選んだっぴ!…癒しの力を選んだら、ずっとヴァルファーレで いなくてはならないっぴのに…皆癒しをすてて死を選んでたのに…。」 「いいんだ、俺は忘れない、お前等の事をな!」 エスカリバーが赤い光を飛ばす。 「幻術ぅー!」 ゴオオ!幻術で一気にエスカリバー達の分身が100個ずつ現われた。多すぎだ(^^) 「ほほ、これで分からないでしょ?」 「ルナ!100…いや本体合わせて101の2度蹴りよ!」 「シャーモッ!」 分身×が一気にロケット団達を蹴散らす。 「エスカリバー、呪文の詠唱を!」 「ああ!」 エスカリバーは呪文の詠唱を始めた。 「シーフ!騙まし討ち×101!」 「サン!サイコブラスター!」 …そして…! 「…今、我をヴァルファーレへとかえよ!」 呪文の詠唱が完了。 エスカリバーが消えた。 「エスカリバーァァァァ!」 スター、イクシオン、フリーズは闘いの手を休めて空を見上げた。 空には…一匹の輝く召喚獣が、舞っていた。 ≪悪しき者よ!消え去れ!!≫ エスカリバーの声が響く。 それと同時に世界の境界線…即ち、壁がだんだん現われ始めた。 「ルフィア!速いとこ戻らないと、こっちが帰れなくなる!」 「分かった!さよなら、ハルカ!イクシオン、スター、フリーズ!来い!」 「僕は…僕は…!」 「残る、だろ?俺達は……新たなヴァルファーレが生まれない よう、ここに残るさ。」 「僕はもともとココ出身だけどね。」 スター達はそのまま立ち止まった。 「そうか…。」 その時、ロケット団、マグマ団が苦しみ始めた。 「うぐうっ…あああ!?」 赤い光が刺している。 そして…彼等は消えた。 戦いの後に、ハルカ、スター、イクシオン、フリーズとジムリーダー達 だけが残った。 「…終ったっぴね…。」 「ずいぶん荒れたな…ここも。」 「そうだね…。」 イクシオンは弱弱しく笑った。 「癒しの力…もう使えないのかな?エスカリバーは、世界の壁に消 えちゃったのかなぁ…?」 「シャモ…。」 「キュウ…。」 その時、青い光がさした。 癒し、だ…。 「うわあ…綺麗…!」 焼け跡は、綺麗な緑が輝く野原に変わった。 世界の壁は、直ったのだ…。 ≪The of way light END≫ |
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