Hew用のツールチェーンやCコンパイラなどは、 KPIT GNU Toolsから入手することができます。 ダウンロードにはユーザー登録が必要ですので、 KPITのサイトの登録フォームに必要事項を記入して送信してください。 登録作業は手動で行っているらしいので、 翌日あたりに登録完了のメールがとどきます。 登録が完了したら、ログインして以下の2つをダウンロードします。
Hewとツールチェーンをインストールします。 上のダウンロードファイルを同じディレクトリに入れておくと、 Hewのインストールが終了すると自動的にツールチェーンのインストールが始まります。 始まらない場合は、自分でセットアップをダブルクリックしてください。
ワークスペース名 | Hoge |
プロジェクト名 | Hoge |
ディレクトリ | C:\Workspace\Hoge |
CPU種別 | M16C |
ツールチェイン | KPIT GNUM16CM32C [ELF] |
Toolchain version | v0801 |
CPU Series | R8C/Tiny |
CPU Group | 使用するデバイス |
Sections | Address | 備考 |
---|---|---|
.data | 0x00000400 | データ領域 |
.ustack | 0x00003C40 | スタック領域 |
.istack | 0x00003D40 | 割り込みスタック領域(0x3DFFのぎりぎりまで使っても良いのか?) |
.text | 0x00004000 | プログラム領域(0x10000からの分割されたROM領域はどうやって記述するのか?) |
.var_vects | 0x0000FD00 | 可変割り込みベクタ開始番地。v0901以降では0xFEDC |
.vects | 0x0000FFDC | 固定割り込みベクタ開始番地 |
.frodata | 0x00010000 | .rodataは、const属性等、ROMに配置するデータ領域だが。データフラッシュ領域? |
KPITの場合、目的のデバイス用の設定ファイルが用意されていない場合があります。 その場合は、設定ファイルを作成する必要があります。 R8C/2A(ROM96k/RAM7k)の場合について説明します。 また、リンカの設定ができていれば他のデバイスでプロジェクトを作成しても コンパイル可能だとおもいます。 v0902ではサポートするデバイスが追加されています。
ここにデバイス用のファイルを追加すると、デバイス選択画面のプルダウンメニューに デバイスが追加されます。
C:\Program Files\Renesas\Hew\System\Pg \KPIT GNUM16CM32C-ELF\GNUM16CM32C_Info\support\R8CTiny
[CPU Information] Name=R8C/2A ... [Files] 4=c_start\r8c\r8c2x\r8c2A\var_vects.asm 11=sfr\R8C\R8C2A\sfr_r82A.h 12=sfr\R8C\R8C2A\sfr_r82A.inc 20=c_start\r8c\r8c2x\r8c2A\intprg.c
C:\Program Files\Renesas\Hew\System\Pg \KPIT GNUM16CM32C-ELF\GNUM16CM32C_Info\Generate\c_start\r8c\r8c2x
C:\Program Files\Renesas\Hew\System\Pg \KPIT GNUM16CM32C-ELF\GNUM16CM32C_Info\Generate\sfr\R8C
この項目は、とくに反映されていないようなのでKPITには関係ないのかもしれません?
C:\Program Files\Renesas\Hew\System\Pg \KPIT GNUM16CM32C-ELF\Hardware\R8CTiny
[Mode] DEFAULT_MODE=99 MODE=99_05 [Memory MAP] MAP_99_00=0x00004000,0x0000FFFF,ROM,16,2 MAP_99_01=0x00010000,0x0001BFFF,ROM,16,2 MAP_99_02=0x00000400,0x000011FF,RAM,16,2 MAP_99_03=0x00003000,0x00003DFF,RAM,16,2 MAP_99_04=0x00000000,0x000002FF,I/O,8,3