「あらし」 - 後書き


 長々とお付き合い、どうもありがとうございました。 
 何の設定も決めずに書き始めたくせに、そうなればさまざま書きたいこともわき、思った2倍近い長さになってしまいました。
 こんな長くなると思わずに、用意した壁紙が足らなくなって、何時間、イメージに合う壁紙探すために、素材の大海をさまよったか・・・下らないこだわりですね、すいません。
 どうも、こんなタルい自分勝手な話に、最期まで付き合っていただきまして、ありがとうございました。
 最期は、ハイなままで、入った加速装置を切らずに、一気に書き上げてしまいました。5ヶ月間、自分の中に抱え込んでたラストシーンを、書き始める前に、全然別のラストシーンが浮かんでしまい、真剣に、差し替えようか、それとも複数ラストにするか、3分悩みました。まあ、浮かんだラストシーンは、またいつか番外編としてでも、陽の目を見るかもしれません。

 うーん、語りたいこと、山ほどあるはずですが、今は軽い虚脱状態で、言葉が出て来ません。
 期待通りの結末か、期待外れの結末か、それはこいつにはわかりませんが、とりあえず、楽しんでいただいたなら、この上ない幸せです。
 バカヤロー、無駄にした時間返しやがれ、というのは、掲示板でもメールでも一言フォームでも、何でもお好きに言ってやって下さい。こいつは、書き上げられたことに、単純に満足してますので、何言われても、おそらく平気です(笑)。

 書いてる間、聞いてたのは、Linkin Parkが主でしたが、個人的なテーマソングとしては、System Of A Downの"Aerials"、それから、Beastie Boysの"Transitions"と"Ricky's Theme"を。後の2曲は、自分としては、西部警察のテーマでもありまして、まあ、雰囲気的に、通じるところもあるかと。
 おそれ多くも、ゴッドファーザーの4流パロくらいを狙ってみたいとほざいてましたが、まあ、書き上がってみれば、出来の悪い、勘違いマフィア映画の、ボツにされたプロットのアウトラインの殴り書きって感じ
で・・・(苦笑)。本人は、書いてて、サイコーに楽しかったです。力量不足で、焦れまくりもしましたが・・・あがいて書いた文章は、醜悪ゆえに、自分の苦しみが、いとおしかったりします(自己満足自己満足)。
 タイトルもわりと簡単に決まって、しかも割りと気に入ってたりして、この「あらし」は、自分では忘れ難い話になるやもと、今思ってたりします。で、翌日読み返して、赤面する、と。
 いいんです、まだハイですので(笑)、見逃してやって下さい。
 このまま、とりあえず、少年ハインさんと、グレートさんのなれそめ話を、連載始める気でおります。その前に、ネタを拾って、例の、ハインさんを"Son"と呼ぶ探偵グレートさんの話も、中編で書きたいなと。
 こんだけ書いて、まだ書く気か、このヤロウ!と思ってるのは、こいつ自身です。はい。止まりません。
 また、しばらくお付き合い下さいませ。

 さて、読んで下さった、すべての方に、最大級の感謝を込めて。
 ここまで、こいつを飽きずに、呆れずに、煽り続けて下さった、すべての方に、最大級の感謝を込めて。
 それから、ネタを最初に振って下さった、ムームーさま、連載に迷うこいつの背中を押して下さった、TKさま、Special Thanxです。
 どうもどうも、ありがとうございました。
 また番外編と、続編で、お会いできたらいいですね。
 ほんとうに、お疲れさまでした。