「気持ちいいねぇ〜。日差しが優しくて、お腹もいっぱいだし。」

「そうやな。何や眠なってくるわ。ふぁ〜・・・。」

「ホントだねぇ。ん〜、でも昼寝するには、ちょっと寒いかな。」

「あぁ?そんなら、こっち来いや。」

「・・・え?」

「ったく。甘えたいなら、甘えたいて、素直に言えばええやん。」

・・・ち、違うよ!別に甘えたいなんて言ってないだろ!」

「あーハイハイ。そういうことにしときましょか?」

「だーかーらぁ!!・・・・・・いいよ、もう。そう思っとけよ。」

「ホンマ、素直やないなぁ・・・。」

「もう、こんな時間かぁ。日も傾いてきたね・・・。」

「・・・・・・。」

「何か、このまま帰っちゃうの勿体無いなぁ・・・なんてさ。
うわ、オレ何言ってんだろ。あはは。海、キレイだねぇ。」

「・・・なぁ。トンガリ・・・。」

「ん?なに??」

「キス、してええか・・・?」

「・・・・・・え?・・・・・・」

「ダメ・・・って言ったら?」

「そんなこと言う口は、塞いだる・・・。」

「そ・・・んな、ずる・・・い・・・。」

「・・・・・・・ん・・・・・・・・。」
「・・・・・・ほんっとズルイよな、お前。」

「お褒めいただいて、光栄やな。」

「褒めてないってば!」

「でも、そんなとこもエエんやろ?」

「・・・・・・う〜・・・。」

「ああ、でもホント楽しかったな。また来ようよ、ね?」

「・・・ああ、せやな。」

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