一時期流行った対談形式で極寒コーーナーー
もはや何がどうFF4だというのか。フースーヤとゴルベーザがなんということもないことを駄弁るだけのコーナー(?)がありました…


ふすやんのアレがアレ講座?ver0.1 幻獣界の謎に迫りたい編
※ご質問くださった方ありがとうございます! 刺してください(ガクブル)


   というわけで相変わらずの出張版じゃ。

   出張も何も本家がないのですがね……と、伯父上、今日は前回の続きを?

   それがなゴルベーザ。駄弁りの続きはちとさて置いて、今回は幻獣界の話などするぞな。

   変わった議題を持ってきましたね。どういった心境の変化ですか?

   うむ、それがのー、質問もらっちゃったんぢゃ☆(てへ)言っておくが今回に関しては決して脳内ではないぞ。

   ……

   なぜ医務室の番号をコールするのかね。

   ……伯父上、分かっています。お疲れなのですよね。しかし、もしかして、その質問者の方は実在しないのではないですか?

   心理方面の名医さんはいらんぞな。脳内ではないとゆーておるに(ぷんすか)
などとハーヴィ漫才しとる場合ではない、ささっと本題へ行くぞな。まず、この講座が出張版を名乗っとる理由じゃが、昔はあったんじゃ、本家が。いわゆる捏造設定を聞いて聞いてする感じじゃったでの、何れどっかで書き直そうと思っとる。
次に、ご質問の件へウキウキと参ろうかの。

   伯父上、ミシディア長老と口調が被っています。質問とはどのようなものなのですか?

   口調被りは元からじゃ多分。して、脳内ではなくリアルげっちゅーした質問とはこれじゃ。「なぜ幻獣界は時間の流れが早いのか?」

   また難しい質問ですね……。

   うむ。何ちゅうか、そういうモンだからとしか答えられんかもしらんのう。確かに、未来警察もといウラシマタロウやリップヴァンウィンクルといった物語上で描かれる「人ならざる者の住まう世界」は、大抵人間界より時間がuberゆっくりぢゃてな。思い出せる範囲では邯鄲が例外じゃが、あれはまぁ夢じゃて、「人ならざる者の住まう世界」と言うにはちと微妙じゃろうかの。
というわけで、何となく腑に落ちん気がするのも分かる。では、ここで一つ発想の転換をしてみるというのはどうじゃろかな。実は青き星の方が「人ならざる者の住まう世界」であるとか。

   困った時の逆説頼みですね。

   まぁそう言うてくれるな。実際、空間の優劣は付け難いモンじゃろ? 幻獣嬢ちゃんの喚び出す幻獣たちが、ごくごく短時間・1アタック分の時間しか出て来んのは、青き星の一秒=幻獣界の千秒じゃから、とかそんな感じでゲーム的都合の説明も付くしの。

   そういうもの、として理解したい方向で質問されたわけでは無いと思うのですが……。

   nah-ja. では別の推論を出してみようかの。
時間が早いという情報の出所は幻獣嬢ちゃんの口述じゃて、実際にそうであるとは証明されとらん。そして、解決すべきは「幻獣嬢ちゃんがなぜ短期間の内にあれだけの身体成長を遂げたのか」というただ一点のみにあるとも言える。実は、「幻獣界の時間の流れが早い」ことと、「嬢ちゃんの有り得ない成長」の間に、直接の因果関係は無いとも言ってしまえるわけじゃ。嬢ちゃんのパーソナリティが外見の割に幼いのも論の補強に使える感じかの。つまり――

   伯父上、刺される覚悟がおありですか。

   無いわい(ガクブル)しかし白状すると、幻獣嬢ちゃんなんじゃがワシというか中の人、本気で分からんというか、今ひとつ苦手な感じでのう…。苦手意識から酷いこと言うとる可能性も濃厚じゃて、まぁあの、物理攻撃だけは勘弁してくれると嬉しい。
……というわけで、「身体だけが急激に成長したそれなりに説得力のある理屈」を他にこさえてしまえば、「幻獣界は時間が早い」という前提は崩せてしまう旨を説明したつもりになってみたく思う。えふえふ5の魔法にオールドとかあったじゃろ、肉体年齢を弄る類の魔法は存在しとってもおかしくはないと思うんじゃがどーじゃろな。何のために身体の成長が必要であったかは、例えば、嬢ちゃん船から落っこちたじゃろ。体力のない子供のままでは命の危険があった、従って、最も体力に恵まれた年齢にまで身体を成長させねばならんかったとか。

   かなり無理矢理ですね……。

   「嘘はつかない、言わないだけで」が身上じゃ(てへ☆)件の説明台詞じゃが、「幻獣界は時間の流れが早い(ってアスラ様から聞いた)の」とかな。

   質問した方の意図する方向からどんどん外れて順調に遭難している気がします、伯父上。

   いつものことぢゃ。
さて、何らかの外的作用によって肉体の成長促進が行われたとする説の他に、なんじゃが……。「人ならざる者の住まう異世界」と、「肉体の成長=年を取る」の二つをキーワードとすると、もう一つちとアレな説も出せてしまうんじゃが聞くかね。

   もったいぶらずにどうぞ。刺される覚悟がおありでしたら。

   何故そんなにもワシを百舌の早贄アレンジしたいんじゃ甥っこちゅわん。
しかしまぁ、アレと前置いたからには問題ありげなのは重々承知で――人ならざる者の住まう世界に足を踏み入れた人間が、たった一晩にして急激に年を取ってしまう、あるんじゃな、そんな話が。ではそんな話の内にて語られる異世界とは、一体どこか?
死者の世界じゃ。
不幸にも死者と接触してしまい生気を奪われ、「まるで老人のように」白髪と化してしまう――そんな怪談を聞いたことはないかの?
実のところ、ワシの与太作品はこの設定を使っとる。幻獣嬢ちゃんもとい召喚士=イタコ説じゃ。甥っこ二号の後見人は死して幻獣となったじゃろ? また、幻獣嬢ちゃんは「死んだ」はずの、「お母さんのドラゴン」を伴い現れる。ここら辺り使った与太を大昔某所の掲示板(某国営放送と同じちゃんねるのとこではないぞな)へ上げ、その書き直しをサイトに上げとったんじゃが今はどちらもないので、ふすやんのヒミツはーどでぃすく☆から掘り起こしてきてみたぞな。なにぶん昔に書いたアレじゃて、文章がアレなのは勘弁じゃ。

[quote]
召喚術=降霊術(セアンス)

うわーい。

公式設定中では、確か、「異世界から幻獣を呼び出す魔法」ってくらいしか説明がなかったと思うんですよ召喚。
……フツー、召喚言うたら、「異世界から何らかの生命体を呼び出し、何らかの役割に使役させること」=「術者と召喚物は別個に動く」もんですよね? が、4の戦闘シーンでリディアが召喚使うと、パーティごとどっか(画面外)へいっちゃいます。もう一人の召喚術の使い手・ゴルベーザは、ちゃんと黒竜と別個に動けるのに。さてはて?
加えて、呼び出し時間短すぎ。本職でないゴルベーザですら黒竜を何ターンも(略
加えて、召喚物を壊されたら術者が死ぬなんて便利じゃないことこの上ない。ゴルベーザは黒竜倒されても(略
加えて、召喚物を一どきに一つしか呼び出せないってのも珍しい。いや待て、シルフは三匹出てくるぞ? っても、同一種族であるのに加えて、ヤンの介抱をしていたシルフたちが、ヤンへの好意を共有していたことから考えて、シルフ一匹一匹が個別の主観を持って行動しているとは考えづらいんだよなあ。

こーしてごろごろ考えているうち、ふとした弾みでピーンときました。ヒントは、死して幻獣オーディンとなったバロン王。

リディアの召喚術を降霊術だと解釈すれば、全部合理的(か?)に説明付くじゃーん!と。

一般に降霊術ていいますと、口寄せ(恐山のイタコがやるやつ)の印象がありますが、さらに高度な口寄せとして、自分の生体エネルギー(エクトプラズム)を使って死者の姿を描き出ずという術も…まぁそれが本当に出来る人が実在するんだかしないんだかはともかくとして、あるわけですよ。
リディアが使うのが、この高度な降霊だとしたらどうでしょう。
・召喚使用時姿が消える=生体エネルギーをすべて費やしているリディアは当然トランス状態。みんな消えるのは何故か? いやほら、彼女の体守っとかないと(笑)ってのは冗談ですが。
・呼び出し時間が短い=当然です。そんな長い間生体エネルギーだけを外に出しといたら拡散してしまいます。
・召喚物を壊されたら・・・=これも当然。生体エネルギーを破壊されるわけですし。
・召喚できるのは一度に一匹=そしてこれももちろん当然。生体エネルギーをいくつにも分けるのは結構な危険が伴うでしょう。
・ついでにもう一つ、召喚術が”学問”にならない理由=生体エネルギーを切り離すことが出来るのは体質によるところが大きいのかなと。
以上の推論から、自分的にさっぱり訳の分からなかった”幻獣界”の説明もつくわけでして。はい。あそこは大霊界です。(爆)
幻獣の洞窟へ行く道のりがダメージゾーンだらけだったのは、降霊能力を持たない者を瀕死状態にすることによって臨死体験を起こさせるためとかどうですか。
[/quote]


   どうですかもそうですかもない感じじゃが、どーじゃろかな、幻獣界=大霊界説。かくして嬢ちゃんは短期間のうちにあっと言う間に「年を取った」=「寿命を失った」わけじゃ。

   刺されますよ……。

   実際刺されそうじゃの。
まーしかしこの大霊界説を取ると、月に幻獣神がいたのは何でじゃとか、(じゃが、愚弟が山の頂上で甥っこ二号を迎えたことあたりと関連させて「月の民の死の在り方」とかそんな具合に無理矢理でっち上げできそうじゃがなここらへんは)甥っこ二号たちは幻獣界へ行っても年を取らんかったとか、さらなる後付けが必要となろうが、一案として、こんなん出ましたけど……ということで。

   もう相槌を放棄してよろしいですか伯父上……(魂抜)

   何でそんなぐったりしとるんじゃ。
そんなわけで、お髭のナイスな当講座では今後ともご意見質問だいぼしゅー☆しちゃったりしてみちゃったりしちゃうぞな。どんなことでも真面目に考えるだけならするでの、バカの考え休むに至りとも言うが、気にせずどしどしwillkommenじゃ。

   あなたは気にしてください。少しでも楽しんでもらえたなら幸いだが……ではな、皆。