よくよく確率を問う問題では軽視される画鋲について。
画鋲(がびょう)はご存知だろう。そして確率では画鋲はサイコロとは区別される。サイコロは各面の出る確率が等しく画鋲はそうではない、という理由のようだ。ではその肝心の画鋲の面の出る確率はどれぐらいになるのだろうか?実験してみた。
画鋲にも多くの種類がある。プラスチックのフックが付いたものはどう考えても確率にならないので、今回使用するのは最も一般的な面が平らな画鋲だ。
裏と表の判定だが、平らな面が表、針のあるほうを裏とする。
机の上で何度も試行し、収集したデータを自分お得意のJavaScriptでグラフ化してみた。
縦軸が確率、横軸が回数を示す。試行回数が増えると共にグラフの振幅が収束しているのがわかる。 結果、291回の試行により画鋲の表が出る確率約35.2%と判明した(回数適当過ぎ)。