▽DDS3フトミミセリフ集・後生の土鈴
- 思念体(回廊中央南)
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鈴の音は魂を呼び肉体に宿らせる…
以前一人だけ、この迷宮から脱出したヤツが言ってた言葉さ。
アイツ今ごろ何してるかなぁ?
- 思念体(回廊出口前)
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危ない、近づくなっ!
……なんてな。
これってやっぱ出口だと思うか?
以前、この牢獄から後生の土鈴というお宝を盗んだヤツが出て行ったんだ。
その後生の土鈴ってのは、魂を肉体に転生させる力があるっていってな。
それがホントなら、今ごろアイツ、墓場で生き返ってんのかなぁ…
- 思念体(霊園)
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………
……そこにおったマネカタが、おっ死んだよ。
人間になった途端に…な。
ボルテクスじゃ、人間は生きられんのじゃ……
- 喪服の淑女(マネカタの秘密・初回)
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……(名前)君、珍しいものを手に入れたみたいね。
それは、後生の土鈴といって、さ迷える霊を転生させる力を持ってる物。
アマラ深界に隠しておいたはずだけど…転生を夢見たマネカタが、奪って逃げたようね。
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…そういえば、君は知ってるの?
マネカタという存在が、どうやって産まれたのか?
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あれは、人の心が生み出した感情の欠片…
その感情が体を得、動き出したものよ……
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受胎が起きた時、あの地にいた人間はみな浄化されたわ。
世界が新しい段階に進むため、それは必要だった事……
けれど、人は死しても魂は残った。また同じように…人の感情も。
弱い感情は生まれてすぐ消えるけど……
強い力を持った感情は世界に留まるわ。
その感情はエネルギーとして自らを受け入れる場所へと向かい……
命へ最も近い物質……
そう、土の中へと宿り、次々に形を成していったわ。
-
それは、元の人間が望んだ別の自分の姿であり……
最も見たくない自分の姿でもあるのよ……
-
人の感情は泥に宿り、マネカタとして新たな世界の住人となったわ。
人のように何かを生むことは許されず、
新しい世界へ進むことはできない定めだけれど……
そんなマネカタの中には、まれに強い力を持った者も存在したわ。
その後生の土鈴をつかい、そういった者を転生させれば……
それは仮初めの連れ合いかもしれないけど、
己の仲間とすれば、君のこれからの旅も、楽になるかもしれないわ。
もし心当たりがあるなら…試してみるといいわ。
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……そろそろ地上に戻りなさい、(名前)君。
あなたにはまだ…やらないといけない事があるのだから……
- 土鈴イベント・フトミミ
- 思念体(若者)
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…なんだ、おまえ?
変わった悪魔だな、少し聞いていいか?
自分の心の赴くままに他人を殺す、これっていけないことだと思うか?
- はい/いいえ
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そうかいそうかい、まるで人間みたいな答えだな
けど覚えときな。
人間のほうが、案外悪魔より残酷なのかもしれんぜ…くくくっ…
- はい/いいえ
-
ほぉ、やっぱ悪魔は話が早いよな。
俺も、今まで何人もこの手で切り刻んでやったもんだ。
…どんなヤツも一皮剥けば、血と肉の塊になりさがる…人間なんてそんなもんだぜ。
- けどな、俺だってホントは憧れてたんだ、人の温もりややさしさってやつに…
- 思念体(若者・鈴入手後)
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俺は、自分自身が受けた痛みを、常に他者に発して生きてきた…
それを悪いと感じたこともないし、後悔もしていない。
-
だが…な、あの娘に出会った時、つい言っちまった。
ホントはみんな、優しいんだ、……ってな。
-
何であんな事を言ったんだか。
もしかしたら、ホントは俺も、人の温もりや優しさに憧れてたのかもしれん…
-
もし、もし人生やり直せるのなら、
俺は…誰からも好かれる人間として生きてみたかった…
- チッ…何いってんだか、俺は。悩み惑うなんて、ガラじゃねぇぜ。
-
…おまえ、不思議な悪魔だな。なんでこんな事語ってるんだろう、俺は。
もしかして、おまえなら俺の迷う心を導いてくれるのか?
- はい/いいえ
- 思念体(若者・鈴入手後)
-
そうか、そうだな。
…ガラでも無い事を言っちまった。忘れてくれ。
- はい/いいえ
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>(あだ名)は後生の土鈴を使った。
>清らかな音が響きわたる……
- 思念体(若者・鈴入手後)
- …これで……ここともお別れだ……
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……何かが……見える………そうか……俺の……偽物の魂は……
…悪魔の集う館に……流れ行くか……
- >目の前の思念体は消えていった……
- 土鈴イベント・サカハギ
- 思念体(老人)
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来る日も来る日も、額に汗して働く…それが人間のあるべき姿だ。
私はそうして、社会に貢献してきたのだ。
会社は大きくなり、人々にかしずかれる存在となった。
私の存在は、果たして成功だと思うかね?
- はい/いいえ
- 思念体(老人)
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…そうだろう。みな私の幸福を妬んだものだ。
……あの事件が起こるまでは。
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あの忌まわしき事件。
私は初めて、殺意というものを感じたのだ。
強い負の感情…あの少年に対する怒り…
今も私は思うんだ、この怒りを持って全てのものに復讐をしてやりたいとな。
- …もっとも、社会に縛られた私にそんなことをする度胸はなかったがな。
- はい/いいえ
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……そうか、そうなんだ。
私自身、自分が幸せだと思った瞬間、その幸せはもろくも崩れ落ちてしまった。
キミも気を付けるんだね。世の中一寸先は闇…というからな。
- 思念体(老人・鈴入手後)
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…どれだけ時間が過ぎても、己の中にある怒りは消え去らない。
私は、私自身のためにもあの少年に復讐しなければならなかったのだ。
キミからは、ただの悪魔でない力を感じる。
どうだろう?私のさ迷う心を、導いてくれないかね?
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>(あだ名)は後生の土鈴を使った。
>清らかな音が響きわたる……
- 思念体(老人・鈴入手後)
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おお…おおお………
これは…………見える……我が黒き魂は……形を成し………
ここは………悪魔の集いし館か………
- >目の前の思念体は消えていった……