やぁぁぁぁっとオーフェンの話が核心に触れはじめた。魔王スウェーデンボリーの話から人間種族の話になったということは……えーとえーと、いったいどうなるんだ。
「聖域」によればボリーさんはかつて人間であり、理に混じって仙人となった存在らしいが、この世界の存在ではない可能性すらあるそうな。
現在生きている人間種族は、始祖魔術士によれば、かつておそるべき力を持ち千年前に神々と共に現出した巨人種族らしい。ここでいう巨人種族なるものは、最終拝謁でオーリオウルが語ったユミールと同じものなのだろうか?もしそうだとするなら、キムラック教会の聖言の一節にある「原初(ユミール)の血の聖なるかな」にもちょうど符合するけれども。
そして三百年前、キエサルヒマに人間種族が漂着する。天人種族はかれらをあたたかく迎え入れ、イスターシバは人間種族の魔術士、彼女の子どもたちに希望を託した。ボリーさん版「世界書」やカミスンダ劇場の戯曲「魔王」は彼女が子どもたち、人間種族の魔術士のために残したものだ。「魔王」がなにを伝えようとしていたのかは、結局本編でも不明のままだったからここで繋がるのだろうか。ううう。
そして第二世界図塔でドラゴン種族の遺産は完結したってどーゆーことなのさ!マスマテュリアの氷解や教主の機能停止にもかかわってくるの?どうなの?これがドラゴン種族の消失を意味するのなら、クリーオウが連れている子犬のようなものはいったい何者なんだ。
なんつーか、予想通り小出しにされる情報にじりじりが募る毎日になりそうだ。だれか、だれかわたしに擬似時間転移の魔術をかけてくれ!