「今日はなんか連載開始してる気がする」と思った日に限ってなかなかPCの前に座れなかったりする。いや、まあそんなことはほぼ毎日考えてるんですけどね。
新たな章は長らく安否が心配されていたクリーオウの視点ではじまった。どうやらコルゴンと合流して三日が経過したようだ。合流とはいっても、もちろんふたりの間にコミュニケーションがあるわけではない。なにせ迷惑来訪者、不気味男の異名をとるコルゴンであるからして、クリーオウのことなぞ、どーでもよさげに歩き続けているらしい。
てなわけで、現在ふたりはキムラックにいる――と、ここで疑問がひとつ。コルゴンはいったい何を目的に前進しているのだろうか?一直線に歩いているところをみると、進む先になにか明確な目標があるように思えるのだが。
でもまあコルゴンに関しては、そもそもわからないことだらけだ。
まず貴族連盟からオーフェン暗殺を請け負ったまではいいとして、「サンクタム」をあらたに名乗ったのはなぜか。任務対象のはずのオーフェンを探そうともせず、飲んだくれていたのはなぜか。
なにもしなかった、ということはあるまい。クリーオウが探し当てられたことから考えると、レティシャ言うところの「本来の凶暴」さを発揮して暴れまわり、その名を轟かせていたようにも思われる。
ただ、クリーオウがコルゴンに会えたのはフォルテ、つまりネットワークの助力があった可能性もあるな。その場合はコルゴンが無為に過ごしていても問題なし。
ところで、クリーオウがコルゴンを探していたのは「オーフェンという同一の目標を追うため&虫除けならぬ騎士軍除け」ってことでいいのだろうか。ここらへんがいまだによくわからん。
今日のところは不明なことをぽろぽろ挙げてみた。続きでおいおい明かされるのをおとなしく正座して待つことにしよう。