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あそこそ28日

 まずオーフェンがロッテーシャの「遺言」をクリーオウに教えていたことを意外に思った。
 「扉(下)」ラストシーンの様子を見るに、入院してからは会話をしたようでもなかったからだ。でも聖域から王都へ向かうために多少の時間はあったはずだから、その間になにがしかの会話があったとみるべきか。後日談でクリーオウは(おそらくロッテーシャのことを)「友だち」と言い表しているし、彼女の最後の様子を知りたがったのだろう。
 知っているなら、たしかに遺言がコルゴンに対する有効な取引材料になる、と考えてもおかしくない。でもあれは教えないほうがいいと思うんだけどなあ。遺言の内容が「思い悩めばいい」と「覚えているから」のどちらであるにせよ(この場合は後者か?)。

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