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ETV50周年

 なんとまあ嬉しいことに拍手をいただきやしたぜ旦那(嬉)。

 この年末年始は濃ゆいドキュメンタリーや教養系の番組をたくさん見たので満足なのである。……いや、BSが映ればもっと面白げなのを見られるんだろうけどさ(さめざめ)。
 さて今年はNHK教育が50周年ということで、それを記念してこの50年を振り返るという番組をやっている。火曜日の子ども番組特集、水曜日の学校放送特集は懐かしさに「ををを」となりっぱなしだった。
 案外覚えてるもんだと思ったのが、子ども番組特集で紹介された「ばくさんのかばん」。タイトルを聞いた瞬間、「あ。見てた」となぜか確信。映像を見ても覚えはまったくないし、つられて「こんなことがあった、あんなことがあった」と思い出すということもない。なのに確かにこれを見ていたという思いがわきあがってくる。
 ほかにも「ワンツーどん」や「できるかな」などなど、数々の映像が私のハートに直撃である。ひとさし指で天を指し、「宇宙人のテレパシー」と歌いながら回った記憶をお持ちの方もおられるのではないだろうか。……いや私のクラスでは集団でやっていたんだってば。
 まあローカルな話はともかく、ゲストとしてのっぽさんが出ていたのだが、言葉の端々から子どもにたいして真摯に向き合っている方だということがうかがえた。いい役者さんだなあ。

 学校放送特集では「たんけんぼくのまち」のチョーさんがゲストで登場していた。サイゼロ方面の方には、007役の長嶋雄一と言ったほうが通りがいいかもしれない。現在では「チョー」を芸名にしてしまったそうだ。
 そして「たんけんぼくのまち」といえば、あの毎回最後にチョーさんが作る町の地図である。大きな白紙が下書きもなく一気に埋め尽くされていくのに憧れたものだ。何?早回しだと?野暮なことは言うでない。
 ところで学校放送の内容は学習指導要領に沿って作られており、この「町の地図」も実は小学校社会科の単元にあるのだとか。言われてみれば、そんなものを授業で作らされた気もする。
 てか、「たんけんぼくのまち」がメインになるのは当然のこととしても「このまちだいすき」がカケラも出てこないとは何事だ。私はあの番組のおかげで、銚子市にたいして親近感を抱いていたり、なんの自慢にもならないが今でも主題歌を歌えるほどだというのに。
 そういえばシラベルの超能力って結局全部出てきたのだろうか?たしか毎度おなじみ瞬間移動のほかに、「透視」など3つの能力があるという設定だったと記憶しているのだが。あとの2つはなんなのだろう。

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