記事一覧

虚。

 古人曰く、読みたいものを書くのが同人の醍醐味であるという。
 私もそれにならい、解釈を通り越してもはや妄想レベルに達したシロモノを日々書き散らし……すみません、いま嘘をつきました。日々ではなく時々ですよねこの更新ペース。
 さておき。基本的に私の書くものは「こういうのが読みたい」という願望と、「この作品の意味ってどんなもんじゃろ」という感想の二本柱で成り立っている。なかには009の「ちう企画」のように、はたして私に「いちゃでらぶであま」なものが書けるのか?!と自分の限界に挑戦したものもあるが。
 また「こういうのが読みたいんじゃよー。てかこのキャラいつまで経っても原作に出てこないんじゃよー」と血の涙を流しながら書いたものの場合、読み返して自分で萌えるということを周期的にやりたくなる。むしろ、今現在進行中でそのパターンに陥っている。なにせ自分のツボを綿密に配置した話であるので、際限なくえへらえへらすることが可能。適度に忘れたころに読み返せば効果倍増だ。
 そんなことをしていて虚しくないのか?
 もちろん虚しいにきまっているではないか。

 てなわけで、もっか萌えと虚しさの自家中毒状態である。ボスケテ。

コメント一覧