あ、コルゴンはやはり魔術士の憂鬱だったのか。ということは、レティシャの心配もこれについてのものだったのだろう。
空き地でコルゴンと対峙するオーフェンは、「こいつは誰だ?」と内心で独語する。オーフェンはもうキリランシェロではないし、コルゴンも貴族連盟の殺し屋としてオーフェンの前に現われた。その状況で、ふたりはかつて同様教室の仲間だ、と断定できるのか。
にしても、専門の訓練を受けたコルゴンが撃った銃弾をよけるとは、オーフェンさすがだ。いやこの場合はコルゴンが弱っているからなのかもしれない。
てか、あんた今まで何してたの!?
……とk