拍手いただきました。ありがたき幸せ。
ジャンプSQで加藤和恵の読みきりが掲載されたと聞き、さっそく読む。ストーリーはわりと手垢のついたもので穴もある(仮にも恩人を十年も放置しておいてよかったのかよ?とか)。しかしこの大味で王道の作風こそ加藤和恵なのだ。なにより絵がいい、とてもいい。この人の描く動物は本当にいきいきとして魅力的だ。いや、今回は動物というか悪魔なんだが。
てなわけで「ロボとうさ吉」を読み返した。うさ吉は36歳バツイチで足技使いで兎人種最強の前部族長で因縁持ち、という怖ろしいまでのハイスペックぶり(何の?)と見た目ちんまいぬいぐるみという新機軸が融合した良いキャラであった。叶うならば続きが読みたい漫画である。
…今気がついたんだが、「トッキュー!」を読んだとき嶋本に既視感をおぼえたのはどうもうさ吉のことではないのか。ということは首(オブト)が真田でロビンが神林だな、などと埒もない想像に脳を委ねてみる。