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RD15話

 今回のサブタイトルは「食 "imotare"」。RDは毎回サブタイに日本語と英語を併用しているのだが imotare ってなんじゃらほい、と首をかしげていたらどうも「胃もたれ」らしい。まじか。
 感覚は脳に送られる信号。科学技術は電脳を介して擬似的に食事をさせることも可能にした。しかしメタル内でもたらされる美味にふける一方現実空間では…とまあそんなお話。
 ややもすると説教くさい話になるところを、ピーマン撲滅運動に邁進するミナモ、そして美食倶楽部メンバーたちの大仰なリアクションによってユーモラス(というかお笑い)に仕上げてある。
 なんだかミナモを見ていると「ロップまたひとつおりこうさん♪」という台詞が頭をよぎった。<分かりにくいわ!
 つまり教育テレビの小学生向け社会科番組を見ている気になるというか。視聴者は電脳化されていない彼女を通して、人工島というメタル技術の最先端に支えられた舞台を垣間見ているのだから、そういう雰囲気なのは当然かもしれない。
 そして仲良さげな雰囲気の久島とミナモになごむ。11話のバイオリンの一件ではつっけんどんな対応だったのにな。しかしミナモさん、波留さんといい久島といい一之瀬カズネといい、順調にじじい殺しのスキルを身につけつつあるようだ。え、違う?

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