ここのところ「あそこそ」の話しかしていない。だって毎回の情報開示がすごいんだもの。うおおおおお秋田めええええ。水出しミントジュレップソーダおいしいよね明日買ってこよう。
開拓移民といっても、こんな状況の中わざわざ聖地に残っているひとびとを移動させるのは難しい。かれらにとってキムラックは故郷であることは言うに及ばず、なにより信仰のよりどころであるからして。あ、でも結界消失をきっかけに信仰が折れたとあったな。なにが起こったのかやはり具体的に書いてほしい。
「こいつ」も非公式ながら教師の地位にある人間だったが、20代前半の若造に説得は無理だろう。教主が出てくるなら話は別だけど、その教主は表に出られない外見なうえ、行方不明ときたもんだ。
が、教主様とっとと新大陸へ脱出あそばしていたもよう。しかも新天地でやりたい放題――と、ここまでなら開拓移民へのうまい理由付けという程度。「いまだに自分を始祖魔術士と思い込んだまま」ってどういうことだ!?
おいおい、ここにきて世界観の根本に喰いこむ設定開示がきたよ。何らかの理由(たとえばスウェーデンボリー召喚の影響)で始祖魔術士ではなくなったのか、あるいは始めからそうではなかったのか。後者だとしたら本編の設定が覆されたことになる。もっとも、本編で主人公が、教主が語ったことはすべて真実とは限らない、というようなことを言ってはいたが。精神支配ができるんだから、魔術は使えるままなんだろうけど。
ところで、なぜかこの二人は岩陰にうずくまったグロ魔術士の背後から「こいつ」が話しかける、というややこしい姿勢で会話を続けていた。顔を見せないのは、もしやグロ魔術士の瞳は碧になっているのではないか?うわあ。